森は奥に行けば行くほど強い魔物が存在する。理由は森の奥の方が魔力が濃いから。濃い魔力を魔物は好む。


「それにしても、短期間でレベルが6上がって、51になってる。オークの集団を殺したのがよかったのか、それとも冒険者を返り討ちにしたのがよかったのか。」


「私はレベル54よ。もうすぐ転職できるかもしれないわ。」


「両親は何レベルで転職できたんですか?」


「二人とも80レベルでできたらしいわ。」


「じゃあ、無理そうじゃないですか。オークの集団殺した時みたいに毒作戦でもしますか?」


「あんなの、程度の低い魔物にしか通用しないわよ。」


「それもそうですね。スノウは幾つになったんですか?」


〜28です〜


「流石に、速いですね。やっぱり高レベルになればなるほど上がりにくくなるんですね。」


「当たり前でしょ。そういうものよ。初級職でもスキルレベルに差があったら上級職に勝てるっていうし、地道に頑張るしかないわよ。」


「そうですね。頑張りましょう。」


〜はい〜


「ところで、後、数ヶ月で3年位なりますが、ジャンヌお姉ちゃん大猿討伐はどうします?」


「するわよ。勝てる自信はあるわ。」


「僕はないです。でも付き合いますよ。なんか秘策とかあるんですか?」


「白猿の突然変異種なのよ。だから、知能はそこまで高くないの。そこを叩くわ。」


「具体的には?」


「ジンが考えて。私より賢いでしょ?」


「分かりましたよ。何か考えておきます。」


それから数ヶ月、それぞれの長所を伸ばしつつレベルを上げた。

最終的にジャンヌレベル57  ジンはレベル54  スノウはレベル35

になった。

ジャンヌは13歳になり、体が完全に大人になっていた。この世界は成長が早いせいだろう。

身長は170cmとデカいが胸は小さい。尻はデカいが。顔は普通だ。

俺とスノウは6歳になった。誕生日なんてお互い知らないし、なんとなくの年齢だが。

俺は外見年齢が日本で12歳ぐらいになり、スノウは10歳ぐらいになった。

スノウが美少女になってる。やっぱり俺の勘は正しかったんだ。


「とりあえず、大猿のいたところまで戻りましょうか。何か情報があるかもしれませんし。」


「そうね。そうしましょう。」


超特急で最初の村まで戻り、久しぶりの最初の拠点を堪能した。かなり埃まみれだったが。



「ジャンヌお姉ちゃんどうでしたか?」


「大猿はまだ生きているらしいわ。行商人をたまに襲うらしいわ。」


「そうですか。弱点とかは?」


「特にわからなかったわ。」


「そうですか。でも大丈夫です。作戦は変わりませんし。」


「本当にそれで大丈夫なの?」


「それはやってみないと分かりませんよ。僕たちは大猿を探して、ただ雨の日を待つだけです。」


「そうね。ジンの言ってることは正しいわ。正しいけど、、。」


「あまり、相手を大きくみない方がいいです。白猿なんて大したことない奴らでしょう。その変異種ですから。強いと言っても限度がありますよ。」


「それはそうかもしれないけど。両親より弱い私に勝てるかどうか。」


「殺し合いに強いも弱いもありませんよ。より狡猾で自信に満ち溢れたやつが生き残るだけですよ。」


「それはそうね。今までもそうだったわね。これからもそうに違いないわ。

でも不安なの。」


「分かりましたよ。僕がジャンヌお姉ちゃんを抱きます。」


「え?なんて?」


「ジャンヌお姉ちゃんを抱きます。」


「私があんたと性行為するってこと。なんで?」


「なんとなく、そういう雰囲気かなっと思いまして。」


「多分間違えてるわよ。6歳の子供が何言ってるのよ。」


「大人よりちんこがデカいので問題ないです。」


「確かに、お風呂で見る限りでは大きいけど、あんたは私の弟だし。」


「問題ないでしょ。血がつながっていませんし。正直最近、性欲が強すぎて困ってるんです。」


「私に隠れて、コソコソ何かやってるとは思ってたわよ。」


「スノウに口淫と手淫をしてもらってました。一日3回抜かないと痛いんですよ。」


「そんなことさせてたの。無理矢理じゃないでしょうね。」


「いや、喜んでやってましたよ。お兄様のお役に立てて嬉しいですって。それにジャンヌお姉ちゃんが毎日お風呂場でデカ尻を見せつけて、煽ってくるせいもあるんですよ。」


「そんなふうにみられてたのね。でもいいわ。もしかしたら死ぬかもしれないんだし、そういうこと興味はあったのよ。」


「そうですか。避妊の魔道具は使いますよ。」


「当たり前よ。」


ジャンヌのでかい尻を可愛がった。


ーーー翌朝から大猿討伐だ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る