第46話 本気になった女性陣に埋まると厨二病をさらされた

 ユリシアさんのお尻が揺れている、今から来る刺激を待ちかねる様に。

 岩に横たわるパンテさんの横でユリシアさんがにじり寄る。

 半身で寄り添ってパンテさんの腕を背中に回させる。

 口を合わせながら背中のボタンを外していく。

 口をわずかに放して熱い息をする。

 「俺で良かったのかい?」

 「あんな家族を見せつけて、今更?」

 ユリシアさんが覆いかぶさるように抱き着いた。


 夕食後に嫁さんSから種付け要求をされた、クリームさんやリリカに話を聞いたと、なるほど。

 ガラさんやデバスさんを巻き込んだりできないかも考えた。

 だがデバスさんは結婚済みで恐妻家らしいしガラさんは良識に囚われるお年頃。

 試しにパンテさんに打診したら二人が即出来上がったというかユリシアさんが率先して林に連れて行った。


 パンテさんも陽気な色気が嫌いではなくフードコートで子供の相手をしてくれていた彼女に、リオナさん、ライカさんも不満はなさそうだ。

 気づいて覗こうとした兵士を馬車に縛り付けてやった。溶かさないと離れない。


 「ほんとなんだ」

 目の前から吐息が届く。

 セリアーヌさんに向かい合わせで抱っこされている。


 ウィンドウの中でユリシアさんが大きく上体をそらせたので形のいい乳房が目の横でゆれる。

 私の目をじっと見て太ももの感触を確認している、ユリシアさんを覗いて固くなっている。

 「マリンカさんとナツフカさんがどうしても離れる前にというんです」

 二人の家族はだれ一人残っていない、一度手にしかけた絆を離したくないんだろう。


 「私に聞いてくれるんだね?」

 「はい」

 「うぬぼれるよ」

 「一目ぼれしてますから」


 顔が近づいてくる、え、想定外だ、周りの兵士たちが奇異の目で見ている、広場の真ん中だぞ。

 顎を上げると唇が触れた。

 少しずつ、少しずつ、深く、強く、求めた。

 息が続かなくなるころ白い糸を引きながら離れる。

 息が少し荒くなっている。


 「セリアーヌさん、もう我慢できないよ」

 「わかった」

 金髪碧眼の美女が少女のように俯いて私を下ろしてくれた。

 兵士たちの目つきは様々だが一様に顔をそらす。


 宿車の個室に入り、セリアーヌさんの下着を脱がすとテミスさんに攫われた。

 「なんだテミ、んっ」

 セミヌードになっているテミスさんが団長の唇を犯す。この二人出来てたわけではないようだ。

 私はその間にテミスさんのスカートの留め具を外して脱がす。


 個室に入る時にテミスさんが一緒に入ってきた。

 セリちゃんは恥ずかしがって拒否したが、私が喜ぶと言って言いくるめていた、二人のお尻を触ってたのが分かったのかもしれない。

 問答をしている間、暇だったのでいたずら半分だったが。


 セリアーヌさんとテミスさんがベッドでたわむれる。

 薄い肌着がとても扇情的だ。

 透ける肌色が徐々にピンクに染まっていく。

 仲間に入れてもらおう。


 三人で乳繰り合いながらシャワー室に入った、初めてのオッパイタオルも経験したし飽きるまでキスをした。


 抱っこされてだと格好がつかないけど、すっごい柔らかい。


 服を着て出ていくときにテミスさんが胸を張るので触ってみた何度か揉むと両手を持たれて軽く愛撫する様に摩られながら離れていった。


 子供組は各ベットに入りおしゃべりや通話をしている。


 コハクちゃんの元にウジが来て、いい匂に反応したがばれなかったらしい。粗食を進める限り当然処女性も求めるわけでおかしな真似をされる事はないと安心している。


 ウィンドウで聞いてみると、追加であれこれ聞かれたが一年かかったらこうなると伝えたと言った。

 自分で条件を決めるのか、外れることも有るわけだ。


 プリンの準備をしながら敵情視察をしている、ウジさんは関西で有名な金髪のメダ●さん、伯爵位でこの身体は些か不自然だ。

 ジーニアス領は四代前に拝領している、広大なだけの土地を管理する代わりに他の領地より三都への譲税金が少ない約束で。

 寒い土地は生きるのは大変だがほぼ税金が無く、少し南は土地がやせている、生きてはいける配慮がされてある意味楽ができる、南は広大なスマケラ湖のおかげで潤ってはいるが高い税に悲鳴を上げながら、なんとか生きてはいけるそんな領地だ。


 コルトバはスマケラ湖を領地に持つラフス・ラド・コルトバ伯爵の管轄だったが当時大都にいた長男以外すべの人が鉱脈の管理監督権巡邏中に落盤事故で亡くなっている、どこかで聞いた話だ。

 ウジルノウ伯爵の音頭で当時十四歳のレーク・ラド・コルトバが承継、私が見るにこれこそ傀儡だな、そのうえ盾や身代わりの雰囲気もある。


 リリカがプリンを配っている兵達にも少しづつ上げているようだが何か残りそうだぞ。

 声を掛けようとしたらリリカがぶつぶつ何か言っているのが聞こえた。


 「光の七剣士ー、セブンスターズ~、白銀の獣騎士団~♪、王国戦隊セブンジャーぁっ」


 やめてくれぇぇぇぇ!!気の迷いなんだっ。自由にしていいから私のもやるから、たのむーーーっ!!。

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