第14話 お庭の手入れ

日差しが強く、日中に30度を超える日が

出てきました。


寒がりな私とインコにとっては快適な

日々なのですが、困ることもあります。


お庭の雑草です。


彼らはどこからともなく生えます。伸びます。

増えます。困ります。


日焼けの心配が少ない曇りの日を

狙って草むしりをしなくてはなりません。


元々、夫が独身時代に除草シートを綺麗に

広げてくれたので、草原にはなっていません。


けれど、草は強いです。除草シートの隙間から

元気に生えて、花すら咲かせています。あわよくば、私もそうなりたいものです。


先日、重い腰をあげて草むしりをしてみました。


幼少期、実家の庭でも草むしりをよくしていたので記憶が蘇ります。父には口酸っぱく言われた言葉があります。


『根っこから取れよ〜。上だけちぎるとまたそっから生えてきて意味ないからな〜』


ごもっともです。


ちぎるだけ、ちぎり損してしまいます。


最初こそ、思い出に浸りながら引っこ抜いて

いましたが、なんせ腕力が乏しい私。

すぐに疲れました。というか、力が出ません。

何かのゲームなら薬草で回復するはずなのですが、私のライフはすり減る一方。


草を引っこ抜くのは諦めて、放置されていた

大量の枯葉をかき集めることにしました。


見た目が結構綺麗になって満足です。

(なお、草はまだまだ残っています)


長年放置された芝生?の大群も処分しようと、

いじったのですが、変に地面と絡んでいて

取るのが大変でした。


やっとの思いで一部を取ると、

綺麗にミイラ化された蝉がコロンと

出てきて、今年1番くらいの悲鳴をあげました。


枯れた芝生に守られていたせいか、蝉は

あまり風化しておらず、パリパリに崩れたり

しなかったです。標本みたいでした。


土に返すか迷ったのですが、誤ってまた掘り出してしまいそうなので、むしった草と共に

袋に入れてしまいました。


もうこの時点で足腰が痛んできたので

作業終了です。


1時間くらいの作業時間だったのですが、

力を入れていたため思いのほか身体が

癒しを求めていました。


休憩を兼ねて、溜めていた気になる動画を

観て身体を休ませました。


おやつも少し食べて、洗濯物整理をしていたら

あっという間にお昼の時間でした。


家に一日中いると暇なのでは?と思って 

いましたが、そんなことはありません。

毎日、もうこんな時間かというくらいには

暇していません。ありがたいことですよね。


外が灼熱の季節になる前までに、ぼちぼち

お庭の手入れをしていけたらなと思います。





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