ChatGPTは織田信長についてどう答える――こう答える

 さて、一つ日本人なら誰でも知っているであろう織田信長についてChatGPTに聞いてみるとしよう。

 これなら学習した情報も多くて正確な返答も来るはず。


作者:織田信長について教えてください


ChatGPT:


織田信長(おだ のぶなが)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名で、日本史上最も有名な武将の一人です。1534年に尾張国の織田家に生まれ、1560年代から近畿地方を中心に勢力を拡大し、1582年には本能寺の変で暗殺されました。


信長は、戦国時代の混乱期に、戦術や組織化などの革新的な手法を取り入れ、一揆勢力を制圧し、領土拡大を進めました。また、儒学を奨励するなど文化面でも多くの成果を残しました。その一方で、信長は過剰な権力集中による支配や、政治的暴力の行使など、非常に強引な手法を取ることもありました。


信長は、室町幕府を滅ぼし、天下統一を目指す豊臣秀吉や徳川家康など、後世の武将にも大きな影響を与えました。また、信長自身も文化人として知られ、金毘羅山の戦いの後、和歌を詠んだことが伝えられています。




 ふむ、大体合っているし、纏まっている。

 ……って金比羅山の戦いってなに!?

 ツッコんでみよう。




作者:金比羅山の戦いとはどんな戦いですか?


ChatGPT:


金毘羅山の戦い(こんぴらやまのたたかい)は、織田信長と尼子勝久の間で行われた戦いです。この戦いは、1566年に岡山県美作市の金毘羅山で起こりました。


当時、尼子氏は中国地方を中心に勢力を持っていましたが、織田信長はその勢力圏を拡大するため、尼子氏と対立するようになりました。そして、信長は自ら率いる軍勢を率いて、尼子勝久の本拠地である金毘羅山を攻めました。


信長軍は、当初は大敗を喫しましたが、信長自身が自ら先陣を切って攻め込むことで戦況を好転させ、最終的には勝利を収めました。この戦いにより、尼子氏は勢力を弱め、織田信長の勢力拡大に拍車がかかることになりました。


この戦い後、信長は金毘羅山の寺院に滞在し、その地で和歌を詠んだという逸話が残っています。また、信長はこの戦いの経験を生かし、戦術や組織化などの面で自らの軍を改革するきっかけとなったとされています。




 うわあ、ありもしない戦いを述べてやがる。

 しかも信長の傘下に入っていた尼子勝久と戦った事にしている。

 1566年は信長は京都どころか岐阜さえ手に入れていない、地方の一大名だったんだが。

 どうやっても岡山県で戦えないのだが。


 しかし、架空の戦いでもここまで文章を作るとは。

 ある意味、ChatGPTは凄い能力を持っている。

 小説家に向いていますね。

 資料集めさせると油断出来ませんが。

 では本当にあった戦いはどのように答えるのだろうか。

 皆知ってる、桶狭間の戦いで試してみよう。




作者: 桶狭間の戦いについて教えてください


ChatGPT:


桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)は、1560年に織田信長が今川義元と戦った戦いです。この戦いは、愛知県名古屋市熱田区桶狭間(おけはざま)で起こりました。


当時、織田信長は、近隣の大名との戦いを続けながら、今川氏との対立を深めていました。そして、1560年に今川義元が駿河国から侵攻し、織田領の岡崎城を攻めました。信長は、自ら軍を率いて岡崎城に向かい、今川軍と桶狭間で戦闘を開始しました。


この戦いでは、信長が革新的な戦術を用い、数的劣勢の中でも今川軍を翻弄しました。また、戦闘中に今川義元が討ち死にしたことも、織田軍の勝利につながりました。この勝利により、信長は東海地方の勢力を一気に拡大し、戦国大名の一角として台頭することになりました。


桶狭間の戦いは、織田信長の台頭にとって重要な戦いであり、その後の信長の勢力拡大に大きく貢献した戦いの一つとされています。また、戦闘中に信長が使った鉄砲の威力が評価され、その後の戦国時代において鉄砲が広く用いられるようになるきっかけとなったとも言われています。




 ……うーん、大体合っているけど、細かいところで間違っている。

 今川義元が侵攻したのは合っているけど、当時の岡崎城は今川方だったぞ。

 後半の鉄砲の解説は長篠の戦いとごちゃ混ぜになっている。


 こんなので本当に役に立つのか。

 だが、文章は自然なんだよね。

 それにこの状態で小説を書かせたら面白い事になりそう。


 だから次は小説の事について書かせてみよう。

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