第11話 レ・シルフィード Les Sylphides

バレエ『レ・シルフィード』

Les Sylphides


曲:フレデリック・ショパン

振付:ミハイル・フォーキン

初演:マリンスキー劇場 一九〇七年


登場人物           

詩人           

シルフィード(空気の妖精) 


(物語)

このバレエは物語はありません……ほとんどありません。

物語までいかない……作品の設定……という感じ。

作品全体がショパンのピアノ曲を管弦楽曲に編曲した形で演奏され、詩人(ショパンという設定もあります)が月明かりの下で空気の妖精シルフィードたちとおどります。


◇ポロネーズ第3番イ長調作品40の1

◇ノクターン第10番変イ調作品32の2

◇ワルツ第11番変ト長調作品70の1

◇マズルカ第24番ハ長調作品33の3

◇マズルカ第23番ニ長調作品33の2

◇プレリュード第7番1長調作品28の7

◇ワルツ第7番嬰ハ短調作品64の2

◇ワルツ第1番変ホ長調作品18



「レ・シルフィード」という作品

「レ・シルフィード」は別名「ショパニアーナ」「ショピニアーナ」とよばれる作品でロマンティックバレエの代表作品だね。

ロマンティックバレエというのは「レ・シルフィード」や「ジゼル」など古い時代の作品。

作品の中でバレリーナが着ている衣装チュチュに違いがあるね。

ロマンティックバレエで着られるチュチュはロマンティックチュチュとよばれ、ふわっとしたスカート。

「白鳥」や「眠り」「くるみ」などではクラシックチュチュとよばれ横に広がったチュチュ。

ロマンティックチュチュは優雅な雰囲気を表現できます。

クラシックチュチュはバレリーナの足の動きが全部見えるので大きなテクニックや細かい足の動きが表現できます。

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