4月15日

朝から、福岡空港へ向かう。作家友達と父と母へのお土産を送り、フライトへ。


雨が降っていた。そういえば、自分がその地を去るときは、雨が多いことを思い出した。


機内食で、ハンバーグカレーを食べる。雲の上は快晴で、太陽の光が隣に座った女子大生の生足を照らしていて眩しい。眠っていたら、成田空港に到着していた。


ターミナル3からターミナル2までが数百メートルあって遠い。途中、不思議な側壁をしたエスカレーターを使う。ターミナル2までの距離が少しずつ減っていく。旅が始まった時のワクワクを思い出した。


在来線で家に帰ると、体調不良に襲われた。念のため調べてみたが、コロナではないとわかりひと安心。しかし、ベッドに倒れこむと何時間も深い眠りの中で夢を見ていた。


作家友達と過ごした時間の夢だ。創作者として、人間として、これらの人々が近くにいることは大変な幸運なのだと思う。


夢が覚めた。4月はまだ残り半分ある。その半分も充実させるべく、薬を飲んでやはり眠った。なぜか、エルフェンリートの1巻だけを読んでから。


(後半につづく)

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