超個人的、怪獣の楽しみ方講座
諸星モヨヨ
第1回 初めて買った怪獣ソフビ
どうも、どうも、どうも、みなさんこんにちは、諸星モヨヨです。
いきなりですが、皆さんは「怪獣」好きですか?
そうですか、大好きですか。それは奇遇ですね。実は私も、大好きなんです。
そんな怪獣好きの皆さんに朗報です。
今皆さんがご覧いただいているこのエッセイ、個人的な怪獣の楽しみ方をダラダラと書いてひたすら自己満足するエッセイなんです。私も怪獣に魅せられて十余年。様々な怪獣の楽しみ方を知っているつもりです。
ここは一つ、私が思う怪獣の楽しみ方を紹介してもバチは当たらないだろうという事で、皆様に私が思う怪獣の楽しみ方、そして怪獣の超個人的な思い出を紹介しようと思い執筆した次第でございます。
是非、最後までお楽しみ頂ければと思います。
そんな超個人的怪獣の楽しみ方、記念すべき第1回は、怪獣ソフビついてです……どうぞ
子供はみんな怪獣が好き、は言い過ぎだろうか。
だが、私統計上、ほとんどの子供が幼い頃に怪獣を経験している。(小学生に上がる頃にはどういうわけか、怪獣を手放してしまう事が多いが)
かく言う私も怪獣好きの少年だったらしい。らしい、というのは、子供の頃怪獣にときめいていた記憶がないからだ。
しかし、それでもウルトラマンの怪獣をまとめたビデオや買った覚えのないギエロン星獣やクレージーゴン、ゲランガ、リドリアスのソフビがあったから、やはり私も怪獣が好きだったのだろう。
私の場合、怪獣と言うものをしっかりと明確な意思をもって意識し始めたのは小学校5年生の時だった。
怪獣の入口として何を経験するか、は結構重要な問題だ。入口は大きく分けて2つある。ゴジラか、ウルトラ怪獣か、だ。
世代的にはミレニアムゴジラドンピシャなのだが、オンタイム劇場で見たゴジラ映画は……実は一つもない。そんなわけで、私にとっての怪獣とはウルトラ怪獣だった。
私が小学後5年生だったその頃は、丁度ウルトラマンメビウスの放送真っ只中。(地方ネットで1ヶ月以上遅れて放送していたと思う)
ニュージェネレーションシリーズが始まるまでは、その頃がウルトラマンブームの一つの頂点だった気がする。
そんな流れに飲まれるように、私の中で眠っていた怪獣熱は復活した。(ベーリング海で)
怪獣好きの必須アイテムはなんと言っても、怪獣ソフビだ。
先程も書いたが、それまでにも私はいくつかの怪獣ソフビを持っていた。
しかし、自発的に私が初めて怪獣ソフビを買ったのがこの頃だった。
私が初めて買った怪獣は『岩石怪獣 サドラ』だった。
以下に大まかなスペックを記そう。
岩石怪獣 サドラ
身長:60m
体重:2万4千トン
出身地:霧吹山
こいつは帰ってきたウルトラマン第3話「恐怖の怪獣魔境」で初登場した怪獣だが、私が購入したものはメビウスに再登場した際のサドラのソフビだった。(ちなみに、当時のウルトラ怪獣ソフビは現行のウルトラ怪獣500よりも一回りほど大きく、値段は700円ぐらいだったと思う)
お恥ずかしいことに購入した時、私はサドラの存在を知らなかった。ただ何となく、でこぼこしたボディと凶悪な両手のハサミ、そしてどことなくある愛嬌のあるそれでいて凶暴な顔に惹かれた(のだと今は思うが、当時は本当に直感的に買ったはず)
いわゆる、怪獣のジャケ買いである。
この怪獣ソフビのジャケ買い、私は怪獣への入口の一つとしてとても有用だと思っている。
怪獣には、その生態や出自等いろいろな魅力があるが、やはり一番最初に訴えかけてくるものはそのビジュアルだろう。おもちゃ売り場でずらっと並んだ怪獣を直感で選ぶ、そしてそこからその怪獣の登場回を見る。
素晴らしい体験だ。画面の中で暴れ回る怪獣が、今自分の手の中にいるのだ。もう、怪獣沼に一直線なのは間違いない。
皆さんも、今すぐおもちゃ売り場に行き、見たことない怪獣を直感で選んでみてはどうだろうか?
PS:最近ジャケ買いした怪獣はウルトラマンデッカーの映画に出てくるゾルギガロガイザ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます