第6話

 アイツとソイツについて語れる友ができるとは、思っていなかった。

 とても濃い時間だった。

 気付けば、喫茶店の閉店時間間際だった。

 後ろ髪引かれる思いで、喫茶店を出た。


 帰りの電車。

 アイツとソイツのグッズを持った人たちとすれ違う。

 思わず、口角が上がっていた。

 とても楽しかった1日。

 そんな感じであたしは家路に着いた。

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