第7話 LGBTQ
レズビアン (Lesbian)
ゲイ (Gay)
バイセクシュアル (Bisexual)
トランスジェンダー(Transgender)
クエスチョニング (Questioning)
存知の方も多いと思うが、上記の頭文字をとったものをLGBTQといい、性的マイノリティを表す総称の1つだ。
まず私の見解から述べさせてもらいたい。
「そんな分類しなくていい。むしろどうでもいい」
字面だけみれば炎上確定だろう。
では紐解いていこう。
先日、Twitterで「性的マイノリティへの理解を深めてもらうためのパレード」的なニュースが流れてきた。
『差別しないで!』とか『偏見持たないで!』とか『理解を深めて~』とか、まあその辺のことを叫んできらびやかな衣装を身に纏った方々が行進していたようだ。
そして時を同じく「東急歌舞伎町タワー、ジェンダーレス トイレ」の話題が物議を醸していた。
私は過去に、告白した女の子が「ごめん、私レズビアンで好きな人がおるんよ…」と斜め上なフラれ方をされたことがあった。
全く気まずくなることもなく、むしろ「で、誰が好きなん??」と聞いて、その後の進展を応援したほどだ。
逆にゲイから告白されたこともある。
彼は色々とその世界の事情を教えてくれて普通の仲の良い友人と思っていたが、全く偏見のない私に対して恋心を抱いていたようだ。
一方、沖縄で働いていた時にゲイの集団がお店にやってきたことがあった。
その筋では写真集が飛ぶように売れるほどの人気ゲイだったらしいのだが、私がプライベートビーチを案内して到着するや否や、彼らは唐突全裸となり「いや~ん可愛い~!」とかなんとか叫びながら写真を撮り始めた。
もう一度言う、全裸だ。
古の美川憲一やら昨今のマツコ・デラックス、YouTuberのカマたくなど、オカマキャラを全面に売り出しそれを生業にしている人は、忌憚のない意見や歯に衣着せぬ発言が視聴者の心を掴むことは多い。
最初の発言に戻るが「どうでもいい」という言葉の真意を話していこうと思う。
根本的に、性的マイノリティがあろうがなかろうが人格は一つであり、日常会話をするなかで生物学的な性別が関係ないことなど誰しもわかっている。
もちろん女性に向かって「今日生理?」などと言うのはモラルに欠けるしデリカシーが無いが、そういう考慮すべきことを抜けば、人として向き合うことに「性的マイノリティ」が本当に重要なのかと懐疑的にならざるを得ないのだ。
やはり「性的」という言葉が邪念を生み出していると思う。
私から言わせてもらえば、LGBTQに対して本当に悩んでいる人を除き、これらをネタのように扱う人間は小学生が「チンチン!おっぱい!」と言いながら喜んでるソレと同じだ。
重要なのは「一人の人格者として捉える」か、それとも「性的マイノリティ」の色眼鏡でみるかの違いだ。
先に述べたゲイの友人が言うには「性的マイノリティがある人間でも、性欲を念頭に見境の無く節操のない振る舞いをする奴らが、自分と向き合って精神的に成長している人間を阻害してくる。色々なことに置き換えれるけど、この『一部の人間』が全体の旗色を悪くするのはどの世界でも同じよね」
まったくその通りだ。
酒に酔って寝てしまった公園で、目を覚ましたら男が私の股関をまさぐっていたことがあった。そこが有名なハッテン場とは知らなかったが、こういう節操のない輩が本当に多い。
ハッテン場だかなんだか知らないが、そこにいたというだけで強姦OKなら傷害罪も甘んじて受け入れてもらうべく顔面を蹴り飛ばした。
『男だ女だマイノリティだ!』などというのは心底どうでもよい。
極端な話、物理的に焼いてしまえばDNA検査で「男」か「女」の二種類しかないのだから。
パレードをやったことで偏見を解くことなどできない。寧ろそのパフォーマンス行為そのものが偏見を生む。
そんなことをやるくらいなら、自分自身と向き合う時間に使うべきではないか?
ビーチで突然集団全裸になることが自己表現という間違った芸術を振り撒いてどうする。
「アタシ最ッッッ高に輝いてるワ!!」と叫んでる場合ではない。芸人でもそんなことしない。
精神的未熟な性欲モンスターが、ジェンダーレストイレをハッテン場と化している。
こういう輩を諭す側にまわるべきではないのだろうか。
プラトニックな関係の境地に立ったことのある人間が、教育を行う必要性を感じる。
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