懺悔という告白、妻の生理を数年も分からなかった男

第1話 ありそうで無さそうで事実が怖い

男性は、社会人まで付き合ったこともなく初めて出会った女性と交際を始めた。二人はお互いに惹かれ合い、わずか数回の関係で妊娠した。そこからは時の流れは早く女性との結婚を決意し、両親と話し合い、デキ婚という流れとなった。

男性は喜びと緊張で胸がいっぱいだったが、幸せいっぱいの生活も長くは続かなかった。付き合った日から約2年後、妻が生理があるのかも分からない男性となっていた。今までの知識にもなく、付き合った女性の生理すら知る機会が、ならなくなったことに気付くまでには長い時間がかかってしまった。

妻がイライラしているのを目の当たりにしながら、男性は何が原因かわからず、モヤモヤとした気持ちでいた。妻も毎月のようにイライラし、当たり散らすようになってしまった。

男性は、子ども産まれ善き父親として献身的に女性よりも劣るが出来る部分は多くそこそこ上手くやれていた。妻とも３ヶ月後から行為をしても拒まれない程が関係が良好であった気がする。最近は妻との関係がどんどん悪化していることに気付いた。彼女がモラハラ妻になってしまったのかもしれないと思い、自分も感情的になってしまった。

しかし、ある日会社の同僚に生理について理解がないという人はどういう思考や過程を踏んだんだろうと議論する事があり、男性は思い当たることがあり過ぎて顔が赤くも青くもなったりもした。通販で妊娠検査薬でお急ぎ便で急いで頼んだ。

帰宅後、妻に向かって「妊娠検査薬を使ってみたら？」と提案した。その結果、妻は妊娠していたことが判明した。

男性は喜びと同時に、妻のイライラが妊娠によるものだったことを知り、ほっとした。そして、自分がダメな夫だったことに気づき、次のステップに進むための努力を誓った。

この出来事がきっかけとなり、二人は一緒に赤ちゃんの誕生を待ちわび、愛を再確認することができた。それは、彼らの絆が強くなるための重要な瞬間だった。

結婚は、二人がお互いに支え合い、誠実に愛し合うためのものだ。彼らが一緒に乗り越えた困難は、夫婦としての信頼を築くための良い機会となり、彼らは共に成長していくことができたのだった。