エマダツィ風カチョエペペ

【材料1人前】


細めのスパゲッティ(乾麺で100グラム。テフロンダイスの安物推奨)

お好みのチーズ 50グラム

(セルロースを含まないプロセスチーズが望ましいが、割と何でもOK)


塩 少々(チーズと合わせて3グラムが目安)

玉ねぎ 中1/4個

ニンニク 一かけ~お好みで

青唐辛子 1本~お好みで



【調理過程】


大きめのフライパンに油を引き、縦に(繊維に沿って)薄切りにした玉ねぎとニンニク(チューブのおろしニンニクでも可)、ヘタを取った唐辛子(そのままでも、適当に切ってもいい)を中火で炒める。


軽く焼き目が付いてきたら、300ml(重量換算でパスタの2倍+100グラム)の水を入れて沸かし、必要に応じて半分に折ったパスタを入れて茹でる。


茹でている間に、必要に応じてチーズを刻んでおく。スライスやピザ用ならそのままでOK。


規定の茹で時間(おそらくこの段階ではまだ硬めのはず)まで、お湯がひたひたな状態を維持するように適当に水を足していく。


かき混ぜながらチーズをお湯に溶かしてソースを作っていく。必要に応じて塩を加えて味を調整。

(チーズの塩分量を調べておき、合わせて3グラムになるようにする)



【解説】



セルロース(植物性繊維)を含むチーズの場合、水に溶け切らないのでソースとしての一体感が出にくい。

とはいえ一般的なピザ用チーズ(セルロース入りナチュラルチーズ)でも作れないことはない。

安価で、冷凍すれば常備もしやすいピザ用チーズをメインに使うのがコンセプト的に正しい気がする。



【アレンジ】


辛いのが苦手な人はピーマンや獅子唐を使おう。青椒肉絲チンジャオロースーのように細切りにすると見栄えが良い。本場ブータンにならって、ナスやじゃがいも等の他の野菜を使ってもいい。トマトも悪くないが、その場合は水分は少し減らすこと。


おすすめはスモークチーズ(おつまみ向けのキャンディタイプが使いやすい)。全量となるとやや癖が強いが、少し入れるだけでも風味が良くなる。


塩の代わりにコンソメを使うとより濃厚な風味になる。ハーブソルト等を使うのも良い。もちろんベーコンなどの肉類もよく合う。


仕上げに生卵を入れるとカルボナーラになる。フライパンの火を止めてから溶き卵を混ぜる。

あるいは皿の上で卵黄を混ぜたり、温泉卵を使う手もある。


茹でる時に白ワインを使ってフォンデュ風にしてみるのもありだと思う(酒石酸が乳化を促進するらしい)。

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