ASDと悲しきモンスター

こんにちは。


今回は、発達検査を受けた経緯とその時の話をしようかと。


前のメンクリ主治医と口論になったのが発端です。その病院で私は、全ての精神疾患診断を外されました。『適応障害』だけは、どうも出ることがあるらしいと。


それまでもずっと訴えてはいたんです。

『というか、生まれつきです』と。

家族構成の複雑さと生い立ちばかりが目立ってしまって『生まれつき』を聞いて貰えなかったんですよ。


で、前の主治医というのが素人判断ですけど『同タイプじゃね?』な人で。そこで一度、発達検査は受けています。心理士さんからは「これは、何かしら診断される可能性が高いですね」と言われました。


結果は『なんでもない』

それで主治医と口論になっちゃったんですよ。


んな訳あるかい! 保育園に入った時から『人と違いすぎる』って事に気づいていた。どうして、同級生の話が理解出来ないのか。同世代の子が楽しんでいることに、興味を持てないのか。


私が欲しいのは取説であって、治療ではない。

治療でどうにか出来る問題ではないと理解している。

だから取説が欲しいだけなんだ。


小学校の通信簿にもずっと書かれていたんですって。

習い事をしても、そこの先生が親を呼び出して「協調性に著しく欠ける」と言ってるんですって。


そう言っても「なんでもない」


それでカチンときて言っちゃったんです。


「先生が自分と向き合いたくないだけでしょ。(先生の経歴から同タイプと結論づけている)私と先生は同じタイプですよね? 貴方が向き合いたくないのは自由だけど、患者の私を巻き込まないでほしい」


前主治医、めっちゃキレて怒鳴ってきたから図星だったんちゃうかな……訴えてやるって言われたけど、患者にこれだけ怒鳴るお前も訴訟案件なんだよ。お互いにICレコーダーを置いてですね。


で、無事診察拒否されまして。病院を放り出されました。


地元で評判の良いクリニックに変わって。現主治医から言われたのが「家族構成と生い立ちにばかり注目されてしまったね」でした。それと『生まれつきの問題は全く別』です。


ようやく会話の出来る人が現れたとホッとしたのを覚えています。


私は被害者でいるのが嫌いです。だから、家族の問題とは本当に努力をして向き合ってきた自負があります。何もかも生い立ちのせいにされたくなかった。というか、私が「もう良い。養父の看取りを通して乗り越えた」と言ってるのにシカトはないだろうよ……それは家族に対しても失礼な話だと思う。


と言うのを一気に話したら「取説が欲しいのは分かりました。かなり顕著な傾向が出ているので、検査を受けましょう」となりました。


まずは、前主治医に対する怒りと不信感を取り除いてから、という条件つきで。


他にもちょっと色々あって『これだけ説明しているのに、理解して貰えない』という怒り……違うな、悲しいでいっぱいになっていたんです。


今回はここまでです。

次回は検査時の話をしたいなと思います。


お読みいただきありがとうございました。


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