失われし技術は恵みか、災厄か

魔法技術がすっかりと衰退し、人類は劣化版とでも言うべき魔法道具やそもそも魔力が込められていない品を使って生活を送っている現代が舞台です。

衰退したと言っても、技術は技術。少数ながら使いこなせる者が手にした場合は、毒にも薬にもなります。

そんな技術が悪用されぬよう、数少ない古代の魔法技術の適性者であるヒロインと、そんな彼女を守る新米警察の主人公が奔走するのが本作です。

受け継がれてきた魔法を読み解いていくヒロインと、彼女をあらゆる危険から守りたい主人公。

彼らの物語はどんな道筋を辿るのか。とても興味深い作品です。