第13話

俺は散歩をする。


 「あっくんだ!!動画見たよ!!」「あっくん、面白かった。次は何やるの??」「あっくん、何か奢れ」


今日も子ども達に囲まれている。


 みんな非常に満足してくれた見たいで、大変良かった。


 「ありがとう、みんなまた動画出すつもりだから楽しみにしててね。」


「楽しみにしてる。」「有名な動画配信者と知り合いとかついてるよな俺たち」「奢れー!奢れー」


一人圧が強い。

 「じゃあ、動画成功祝いにお菓子あげるよ」


「やったー!!」「流石ー!あっくん!!」「足りない!!」


一人俺より動画の才能ありそうだな。


 「あっくんさん動画見ましたよ。」


「あ・・・ありがとうございます。」


「相変わらずですね。そうやって動画でも他の女の子に」

 あれ、なんか怖いよ。


 「そ・・・そ・・・そうなんだよね。俺上手く話せなくて」


「なら、私だけを呼べば良いじゃないですか?」


それって緊張することは変わらないのでは??


 「とりあえず、次回は他の女より、私を出させてくださいね」


「わ・・・わかりました。」


「あと、初めての動画すごく面白かったですよ。またあっくんの動画が見れて嬉しいです。」

その感謝が一番俺に勇気と励みになる。


「ありがとうございます。次は誘うね。」


 「はい、・・・ぜっ・たいに。」



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