第4話

薪ノ宮視点


 あー、本当にキモかった。マジで最悪。

 弁当洗うのも辛い。何で私がこんな目に遭わないといけないの。

 そうだ私が元の原因だ。いや待てよ、あの時アイツがOKしたから悪いんだよ。私に鼻の下を伸ばしてるアイツが。


 そうだ、嫌われて、アイツから振らればいいんだ。私天才だ。


 一年待たなくても、賭け金が手に入る!!


 とりあえず明日は友達も様子を見に来るから行動は抑えないと行けない。


 今と日曜日の夜だけだよ。気が休まるのは、、、


 何とか、明日はデート(笑)だから体力を残す為に連絡しないで寝る話になった。


 今日は起きて楽しむぞ。


ーーーーー

 今日は約束の一応デートの日

 遅いな、待つこと2時間。店から俺のことを友達達が見ているため為わざとでは無さそうだ。流石に2時間も待っている俺の姿を楽しむに無理がある。


 「ごめん、本当にごめん。寝坊しちゃった。」


「いいよ。それよりこれから楽しもうか」


「うん!」


ーーーーー

 へー、一応歩く方向とか、人が当たらないように速度とかも気を付けられるんだね。


 服はまぁ普通、、、ダサいな。


 私の友達達はしっかり後をつけてるね。


 やっぱり今日は仕掛けることは出来ないな。


ーーーーーー

 それから、お互いに行きたいところに行った。


 二人のは会話は台本のような会話から少しだけ解けていた。

ーーーーー

 VRセンターとか、脱出とか、、、オタク満載だったけど、初めてやったら意外に楽しかった。

 しかも、自分の趣味だからと基本奢りだったし、これはこっちの使い道があるのかも。



 最後はカフェでゆっくりすることになった。


 「夢くんってやっぱりすごいオタクなんだね。」


「うん、オタクが俺の人生だからね。」

やっぱりオタクキモいは。


 「そういえば、夢くんって今まで私のことどう思ってたの?まさか好かれてるとは思わなかったでしょ。」


「うん、全然思ってなかったな。俺のことを嫌ってると思ってくらいだよ。」


その通りだよ、バァカ!しっかり察してるじゃない。むしろ一つ見直したよ。

 「ひどいな、、、夢くん。」


 そのあとは初めて会った人にお互いに頑張って積極的に関わろうとするような会話が続きデートは終わった。

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