3日目 子供に……。



 妖精ぺぺは、ある山の上にある小さな神社に住んでいる。


 妖精なので、ほとんどの人間には見えない。





 ぺぺは、毎日来る参拝客を見るのが大好きだ。



 親子連れの家族がやって来た。



 砂利道が楽しいのだろう。2歳ぐらいの小さな子供が石を触って遊んでいる。


 ぺぺは、その様子を楽しそうに近くの花壇の軒に座って見ていたら、


 子供と目が合った。



 小さな子供は、たまにぺぺ達妖精が見える子がいる。


「やった! 見える子がきた!」


 ぺぺは、大喜びでその子の側に行ったら、



 ボン! ボン! ボン!



 連続で石を投げられ、その1発が、



 ブチ!




 見事にぺぺにクリーンヒットした。





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