2023年7月

7/5 病院通い



 今月もメンタルの病院に行ってきました。


 Twitterを控えているのが良かったのか、あるいは薬が効いているのか、ここ1ヶ月はメンタルがかなり安定しているということを報告し、「今の薬を続けていきましょう」ということになりました。


 今飲んでるのは、鬱の薬が2種類に、躁の薬が1種類。


 薬の効果なのか、最近は精神が落ち込むことも、逆に変に高揚することもなく、ずっと安定した調子を保っています。

 でもそれが、なんだかつまらないという気がしてしまう。

 何を見てもあんまり楽しくないし、かといって腹が立つわけでもない。安定したといえば言葉はいいですが、気分の振れ幅が小さくなりすぎてしまって、日々が退屈であるのは否めません。

 まあ……これは贅沢というものか……


 その最たる例として、小説がまともに書けません。

 こないだ一作掌編を書きましたが、出来がいいとはとても言えない。気持ちの高揚がないのがそのまま文章や物語に反映されてしまっていて、読んでいても何も楽しくないものになってしまってる。


 思えば、僕の創作は、躁鬱の躁の部分に自分を乗せることで、異常な集中力や言語能力を引き出して書いていたものだったのかもしれません。執筆中は外の声が聞こえなくなるくらい集中していたのですが、これも今にして思えば異常だったのかも。

 その、常軌を逸した勢いと行動力をぶちこんで形にしたものが僕の作品だったのかも……そんな気がします。


 じゃあ、こうして薬によって僕の精神を直していくと、やっぱり僕は何も書けなくなっていくのではないか。

 以前であれば、そんなこと不安で不安で耐えられなかっただろうと思うのですが、今はその不安感もありません。これも薬の作用なのか?




 僕はどうするべきなんでしょうか?

 このまま楽しみも悲しみもない世界で生きていく?

 誰とも心を通わせられないまま、ひとりで?

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