ささくれと特別な朝ごはんって?何?

 何気に気だるくて、夢と現実の境目が微妙に交わるそんな朝。


 むむむ?歯を磨いていた記憶があるけど…あれ?朝だ。っていう感じに1日がスタートしたかいりさん。久しぶりに覚えていられた夢のお話を綴ってみたいと思います。


 でもその前に…。


「最近さ~ささくれが出来るんだよね。これって栄養不足なのかな?」

「うん?」


 相方くんが何気にささくれできた!を主張しております。栄養不足じゃなくて、親不孝してるから、ささくれできるって話じゃなかったかな?(※諸説あります。たぶん。)


「豚汁とか牛スジを煮込んだあれとかさ~、そろそろ食べたいな。あぁ~、茶碗蒸しとか、刺身とか。」

「和食が食べたいってこと?」


 むむむ。最近忙しい~を言い訳にして、ちゃんとお料理してないのがバレてる!?


 刺身なんて、もはやかいりさんの料理ではないけど(笑)


 そういえば…昨日も、トマト切って、キャベツの千切りサラダに、豆腐…。市販のタレを使った麻婆茄子だったわ。一昨日は鍋だったし、自力で味付けしてないのも事実なのであります(汗)


 むむむ。


 昔はね、お部屋の掃除とかお料理とか、できる範囲で頑張ってたのかもしれないの。でもね、毎日は難しいの…毎日はね。ごめんね。ってかいりさん、心の中で懺悔中。


 そんなやり取りがあった日の夢のお話です。


* * *


 どうやら昨夜、かいりさんの会社のお友達、真依まいちゃんがお泊まりに来てくれていたみたいです。

 真依まいちゃんはどこかでまだ、眠っているのかな?姿は見えません。


 だから、かいりさんと相方くんがキッチンで、朝ごはんについてコソコソ話をしています。


「ねぇ~、今日の朝ごはんどうするの?」

「何食べたいか、真依まいちゃんにも聞いてみた方がいいかな~?」

「もうちょっと、ちゃんとしたものを真依まいさんに出してあげた方がいいんじゃないの?」

「うん?いつもちゃんと朝ご飯作ってるよ?あれじゃダメかな~?」

「そうなんだけどさ。今日は特別じゃないの?」


 むむむ。


 かいりさん、頭を悩ませてます。特別な朝ごはんって何だろう…。はてな?


「それじゃ~、パンの上にマヨネーズの土手と卵を乗せたいつものブランチメニューはどうかな?トーストとコーヒーだけより豪華だよ?」

「うーん。」

「えぇ~、そのメニューも好きじゃなかったの~?特別な朝ごはんだよ?」

「あ、好きだよ。でもね~ささくれ・・・・がね。」


 むむむ。


* * *


 なぜか歯を磨きながら、朝食の話をしていたかいりさんたち。ここで目が覚めました。


 本当は和食がよかったりするのかな~?うーん。うーん。朝はパンがいいな~。焼き立てのパンとか、菓子パンでもいいな~。なんて思うかいりさんなのでした。



END


*今回もオチのない夢物語でございました(/ω\)。栄養不足になるとささくれができるらしいので、もうちょっと献立頑張らねば。(でも明日はラザニアの予定なのだ。)ささくれ…早く治りますように。

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