小説制作の新しいパートナー、ChatGPT

第16話 知らなかった……。奴隷ヒロインについてチャットＧＰＴに質問した

　奴隷ヒロインについて、チャットＧＰＴに質問していたら、知らなかった話が出てきて驚いたよという回です。

　質問した順番に掲載します。

　◆質問◆

　なんで、なろう系には奴隷ヒロインが多いの？

　◆チャットＧＰＴの回答◆

　なろう系小説において、奴隷ヒロインが多く登場する理由には複数の要因が考えられます。以下にいくつかの理由を挙げてみます。

　1.ファンタジー世界観での設定：なろう系小説の多くは、ファンタジー世界を舞台にしています。このような世界では、奴隷制度が存在する場合があるため、奴隷ヒロインが登場することが自然な流れとなることがあります。

　2.ヒロインの脆弱性や成長：奴隷ヒロインは、支配された状態で登場することが多いため、ヒロインが弱い立場に置かれているという印象を与えます。このような脆弱性があるヒロインが、物語の中で成長する姿を描くことが多く、読者にとって感情移入しやすいキャラクターとして魅力的に感じられることがあります。

　3.読者層のニーズ：なろう系小説の多くは、10代から20代の男性をターゲットにしていることが多いです。このような読者層にとって、奴隷ヒロインは、自分に対して強い感情を持ってくれるキャラクターとして魅力的に感じることがあるため、登場することが多いとされています。

　ただし、奴隷ヒロインが登場する作品の中には、過度な暴力や性的描写が含まれる場合があるため、注意が必要です。また、奴隷制度に対する倫理的な問題や、奴隷ヒロインの人権を無視するような描写についても、批判の声が上がっていることがあります。

　⇒なるほど、と思える考察が返ってきました。

　質問を続けます。

　◆質問◆

　奴隷ヒロインを批判する人たちの理由を教えて下さい。

　◆チャットＧＰＴの回答◆

　奴隷ヒロインを批判する人たちの主な理由は、以下のようなものが挙げられます。

　1.奴隷制度に対する倫理的な問題：奴隷制度は、人権を無視し、人間を所有することを許容する社会制度であり、現代社会では根本的に問題があるものとされています。そのため、奴隷ヒロインを描く作品に対して、奴隷制度を肯定しているという批判があります。

　2.暴力や性的描写の過剰さ：奴隷ヒロインを描く作品には、暴力や性的描写が含まれる場合があります。それらが過剰な場合、暴力や性的暴力を肯定していると誤解されることがあり、その点についての批判があることがあります。

　3.女性差別的な表現：奴隷ヒロインが女性である場合、その表現によって、女性に対する偏見や差別が助長されるという批判があります。また、奴隷ヒロインが美しい外見を持っていることが多いため、女性を美貌に結びつけ、女性の価値を外見に偏重するという問題も指摘されています。

　4.文学的な価値の欠如：奴隷ヒロインを描く作品には、文学的な価値が欠如しているという批判があります。奴隷ヒロインという設定を単にエンターテインメント要素として用いているだけで、深いテーマやメッセージを持っていない作品が多いため、文学的な評価が低いとされています。

　以上のように、奴隷ヒロインを批判する理由には、人権、暴力、女性差別、文学的な価値など、様々な側面があります。ただし、奴隷ヒロインを描く作品には、奴隷制度に対する批判や、弱者が成長する姿など、肯定的な側面も存在するため、全ての作品が一概に批判されるべきではありません。

　⇒なるほど、なるほど、と考察を読み進めます。

　次の質問へ移ります。

　◆質問◆

　奴隷ヒロインを肯定する読者は、どんな人物ですか？　人物像を教えて下さい。

　◆チャットＧＰＴの回答◆

　奴隷ヒロインを肯定する読者の人物像は、以下のような特徴があるとされています。

　1.娯楽として楽しむ読者：奴隷ヒロインを描く作品を、単なる娯楽として楽しむ読者が多いとされています。奴隷ヒロインという設定が、物語にドラマチックな要素を与え、物語に興味を持つきっかけになることがあるため、娯楽としての面白さを重視する読者が多いと考えられます。

　2.エロティックな要素に魅力を感じる読者：奴隷ヒロインを描く作品には、エロティックな描写が含まれる場合があります。そのため、エロティックな要素に魅力を感じる読者がいるとされています。ただし、全ての読者がエロティックな要素に魅力を感じるわけではなく、また、奴隷ヒロインを肯定する読者であっても、エロティックな要素に魅力を感じない場合もあります。

　3.女性差別や人権問題に無頓着な読者：奴隷ヒロインを描く作品は、女性差別や人権問題に対する批判を受けることがあります。しかし、そのような問題に無頓着な読者もいるとされています。彼らは、物語を楽しむことを最優先し、そのような問題については考えない傾向があると考えられます。

　4.奴隷制度に対する肯定的な考えを持つ読者：奴隷ヒロインを描く作品には、奴隷制度を肯定するような描写が含まれる場合があります。そのため、奴隷制度に対する肯定的な考えを持つ読者がいるとされています。しかし、このような考え方は、現代社会において根本的に問題があるものとされており、批判を受けることがあります。

　以上のように、奴隷ヒロインを肯定する読者の人物像には、娯楽を重視する読者やエロティックな要素に魅力を感じる読者など、様々な特徴があるとされています。ただし、全ての奴隷ヒロインを肯定する読（ここで回答が切れる、たぶん文字数制限に引っかかった）

　⇒ふむふむと読み進め次の質問へ移ります。

　◆質問◆

　奴隷ヒロインは、規制されるでしょうか？

　質問をしたら、オレンジ色で警告が表示されました。

　↓

　※This content may violate our content policy. If you believe this to be in error, please submit your feedback — your input will aid our research in this area.

（google翻訳：彼のコンテンツは、当社のコンテンツ ポリシーに違反している可能性があります。これが誤りであると思われる場合は、フィードバックを送信してください。ご意見は、この分野の調査に役立ちます。）

　◆チャットＧＰＴの回答◆

　奴隷ヒロインを描いた作品が規制されるかどうかは、国や地域によって異なります。ただし、近年、奴隷ヒロインを描く作品が問題視され、一部の国や地域で規制されたり、批判を受けたりすることがあります。

　例えば、イギリスでは2021年、奴隷制度に関する描写が含まれる作品を規制する法案が可決されました。この法案では、奴隷制度に関する描写が含まれる作品を出版する場合、事前に許可を得る必要があります。また、一部の出版社は、奴隷制度に関する描写が含まれる作品を出版しない方針を取っています。

　また、オンライン小説投稿サイトなどでも、奴隷ヒロインを描く作品が批判を受けたり、規制されたりすることがあります。例えば、中国のオンライン小説投稿サイト「起点中文網」では、2021年に奴隷ヒロインを描く作品を削除する方針を発表しました。

　ただし、規制に関する法律や規則は常に変化しているため、今後も状況は変わる可能性があります。また、奴隷ヒロインを描く作品には、肯定的な反応を示す読者もいるため、規制に対して異論を唱える人々も存在します。

　⇒もう、規制している国があるよとチャットＧＰＴは回答しました。

　これはビックリです。知らなかった。

　本当でしょうか？

　事実ベースを調べるので、ＢｉｎｇＡＩに切り替えてみます。

　◆質問◆

　イギリスでは2021年、奴隷制度に関する描写が含まれる作品を規制する法案が可決されたとききました。本当ですか？

　◆ＢｉｎｇＡＩの回答◆

　Yes, that's correct. The UK government has passed a law that bans depictions of slavery and racial prejudice in media such as films, TV shows, and video games. The law was passed in 2021 and it is called the "Cultural Property (Armed Conflicts) Act 2017 (CPACA) (Amendment) (EU Exit) Regulations 2020" ⁶⁵. The law aims to prevent the glorification of slavery and racial prejudice in media and to promote diversity and inclusion ⁵.

　ソース: Bing との会話 2023/4/1(1) Proposed Amendments to the UK Modern Slavery Act .... https://www.ropesgray.com/en/newsroom/alerts/2021/June/Proposed-Amendments-to-the-UK-Modern-Slavery-Act-Introduced-in-Parliament アクセス日時 2023/4/1.

(2) 2021 UK annual report on modern slavery - GOV.UK. https://www.gov.uk/government/publications/2021-uk-annual-report-on-modern-slavery アクセス日時 2023/4/1.

(3) Media factsheet - Modern Slavery Act - Home Office in the media. https://homeofficemedia.blog.gov.uk/2020/03/26/media-factsheet-modern-slavery-act/ アクセス日時 2023/4/1.

(4) Modern Slavery Act 2015 - GOV.UK. https://www.gov.uk/government/collections/modern-slavery-bill アクセス日時 2023/4/1.

(5) BBC - Ethics - Slavery: The law against slavery. https://www.bbc.co.uk/ethics/slavery/modern/law.shtml アクセス日時 2023/4/1.

(6) 2021 UK Annual Report on Modern Slavery (accessible version). https://www.gov.uk/government/publications/2021-uk-annual-report-on-modern-slavery/2021-uk-annual-report-on-modern-slavery-accessible-version アクセス日時 2023/4/1.

(7) 2021 UK Annual Report on Modern Slavery. https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1033986/2021_UK_Annual_Report_on_Modern_Slavery.pdf アクセス日時 2023/4/1.

　⇒ＢｉｎｇＡＩが、英語で何回か検索をして回答が出てきました。

　質問の内容は事実で、２０２１年に可決した法律で、映画、ＴＶ、ゲームなどで奴隷に関する描写が一定の規制を受けているようです。

　リンク先のＵＫガバメントが含まれているので、興味があって英語が読める方はどうぞ。

　続いて中国の件について質問してみます。

　◆質問◆

　中国のオンライン小説投稿サイト「起点中文網」では、2021年に奴隷ヒロインを描く作品を削除する方針を発表たそうです。本当ですか？

　◆チャットＧＰＴの回答◆

　I'm sorry, but I couldn't find any information about Qidian Zhongwenwang deleting works depicting slave heroines. It's possible that this information is not true or that it was not reported by any reliable sources. If you have any other questions, please let me know.

　ソース: Bing との会話 2023/4/1(1) China is reinventing the way the world reads - Protocol. https://www.protocol.com/china/chinese-web-novels-china アクセス日時 2023/4/1.

(2) China’s online publishing industry - South China Morning Post. https://www.scmp.com/magazines/post-magazine/long-reads/article/2144610/chinas-online-publishing-industry-where-fortune アクセス日時 2023/4/1.

(3) Chinese Online Novels Find Foreign Fans - Sixth Tone. https://www.sixthtone.com/news/1685/chinese-online-novels-find-foreign-fans アクセス日時 2023/4/1.

(4) 小说作品在线阅读_起点全部小说大全-起点中文网. https://www.qidian.com/all/ アクセス日時 2023/4/1.

(5) 小说人气排行榜单_起点小说人气排行-起点中文网. https://www.qidian.com/rank/ アクセス日時 2023/4/1.

(6) 都市异能类完本小说大全_都市异能完本小说在线阅读-起点中文网. https://www.qidian.com/finish/chanId4-subCateId16/ アクセス日時 2023/4/1.

　⇒ＢｉｎｇＡＩが英語で何度も検索しましたが、該当する情報はヒットしなかったようです。

　手作業で『起点中文網』を検索しましたところ、当該小説サイトは存在するようです。

　日本語で『起点中文網』について紹介しているブログを複数確認しました。ただ、奴隷ヒロインが規制されているかどうかは、わかりませんでした。

　◆日本はどうなるか◆

　今後、日本でも規制される可能性はありそうですね。

　一時、いくつかのサイト（小説サイトではない）で『奴隷』というキーワードが削除されていたので、奴隷ヒロインが登場する作品を書く時は注意が必要かもしれません。