(続き1)

紙が途中で切れたから変なインク跡がついてしまったが、こればっかしは仕方ないか、


さて、話を戻そう。

電池の話だ


昨日までに考えた草案の中で一番実用的だと思うのはやはり”炎”だ

太陽光も考えたが、太陽が出ているところでないと使えなくなるかつ、面積が必要だ、それにあの特殊な草しか太陽光を受け付けない、というのがネックだと考えた。

その点状態変化なら、大きなエネルギーをエネルギーを起こす前の状態で運用できる。木はそのまんまじゃエネルギーにならないが、燃やせばエネルギーを放出して、あったかい。

なにか、炎を出せる装置を作ってそこから熱エネルギーを取り出せる箱を作る、そうすればどこでも安全にエネルギーが供給できるバッテリーになる。


「それで、今回はどのようなものを作るのですか?」

青木さんが言う


「う~ん、まずは簡単に、持ち運びまで考えず卓上に自立できる大型のものを作る予定です」

流石にいきなり携帯可能小型化は無理だ、昨日の拡張版を作って、そこから様子見だ

太陽光案は今は難しいが、エネルギーを蓄える手段が見つかれば十分有用だ、太陽光は自然にいくらでも降り注いでくれている、模索していければ良いが…

(近づいてくる足音)

私たちは自動書記一式もって二階に上がった


(階段を上がる音)


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科学を魔法で模倣する 言ノ葉貫通 @kotonoha_kan2

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