一人の少女の生き方を丁寧に描いたお話です!

ナルフェック王国の男爵令嬢であるクリスティーヌ。
彼女は自らの身分と役目を誰よりも自覚し、その為に出来る事に努力を惜しまない、賢く強く優しい女性です。
家族や領民を思い行動する彼女ですが、日々を過ごし、そこで出会った人々との交流によって、本当の幸せとは何かを考えていきます。

クリスティーヌの生活や彼女を取り巻く人々との交流を、とても丁寧に描かれています。
家族や領民を思って生きるクリスティーヌはとても真っ直ぐで直向きで、それ故に少しもどかしく感じる所もあり、読んでいく内に彼女を応援する気持ちでいっぱいになってしまいました。
そんな彼女が最後に選び、見つけたものが何なのか。
是非読んでみて欲しい素敵なお話です!

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