古の呪いに向かうは積み重ねた思い。

この話は、呪いと共に生まれた鬼族の姫君とふろたきの少女との友情の話です。


一族最強の力を持って生まれながらも、古の呪いを受けて生まれたキキョウ姫。呪いを解くかもしれないうたを知っていたばかりに、姫の世話を任されるふろたきのリュ―リュ。

種族を超えた2人の友情が向かう結末は感涙必死の美しいものです。

世界観も良く作り込まれていて、特に鬼の使う文字と人間の使う文字が分けられていて、それぞれの特性がある所など、またその文字の設定が話に絡んでくる所は特に見事だと思いました。

文章も情緒的で非常に読みやすいです。特に情景描写は一読の価値あり!です。

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