脳内図書館《ビッグデータ》を持つ少女は、安眠を手に入れたい。

秋野凛花

キャラクター紹介(※ネタバレは特になし。読み飛ばし可)

※キャラクターを振り返りたくなった時などにどうぞ!


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氷室ひむろ文那あやな


 高校1年生。氷室家の1人娘。小さな頃からお金持ち。「~ですわ」などの、お嬢様口調が特徴。性格は高慢で高飛車。損得を考えて行動し、自分のために努力は惜しまない人間である。

 生まれた時から持つ異能力のせいで、常に不眠症。そのため、すぐに苛ついてしまい、人に当たってしまう。ついたあだ名は「氷の女王」。

 苛つきやすいのをどうにかして、人と仲良くしたいと考えている。しかしいつも上手くいかない。


「脳内図書館(ビッグデータ)」

 自分の所属している組織(この場合、学校がそれに当てはまる)の所持する書物の内容を、全て頭の中に取り入れることが出来る能力。図書館に行かなくても本が読めるということ。

 しかし膨大な情報量により、脳への負担はとても大きい。

 更に代償として、眠りたいのに眠ることが出来ない、という状態に陥ってしまう。常に不眠症なのはそのせいである。





音宮おとみや鳴子なるこ


 高校2年生。放送委員会。しっかり者として有名。鳴子、と女子みたいな名前だが、性別は男。だが本人はこの名前を気に入っている。

 実は明け星学園の人は個性豊かな人が多いため、自分が特出した性格ではないことを気にしている。が、根が真面目なので、普通からはみ出せない。


「1/f(エフ分のいち)ゆらぎ」

 生物の耳に心地よい音を出すことが出来る。発動条件は歌うこと。

 だが特に戦闘に向いた能力ではないことに加え、日常生活で使うこともない。

 彼はこの異能を、喧嘩を仲裁したい時や、BGMがほしい、などと頼まれた時に使っているようだ。

 ただし代償として、使った後はしばらく声が出せなくなる。




生徒会副会長


 やたらと文那と鳴子の前に現れる。その真意は不明。

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