設定 + 各話解説 + 次章予定

 第二章のプロットが混迷している昨今。


 第一章本編の、読まなくても困らない設定などを、つらつら書く中書きです。

 ただでさえ説明臭い本編に入れたら、それこそ誰も本編読まねーよ!

 繰り返します。読まなくても困らないです。

 あと評価付かないけど気にしないことにします。

 あからさまに悪い点が多いもんな。


 膨大なこの解説、一万六千文字越えてる。本編二本分。

 主に尺の都合で書かなかったこととかを大放出。

 そんな事情があったのか、と二度美味しくなる(かもしれない)記事です。

 第一章を最終話まで読んでる前提です。

 なので、連載中に近況ノートには書けないんですよね。


 第二章でもまた各話解説を書くことにして、設定周りはバッサリとカットしようと思いますのでよろしく。



 まずは、全体を通してのお話。


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【第一章の製作期間】


  基本構想、2023/03

  第一章執筆、04初旬~05中旬



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【ボリューム】


 話数は十話に絞るというのが作者自身へ課した制約。

 ダラダラ書くと、終わらない。そしてつまらない。


 だから、尺を決めて書くことにしました。

 短く書くという鍛錬です。

 多少は昔よりも進歩している。と思う。

 この解説分は削ってるのだから。



 そのため、例えばW主人公は無茶だという判断を下しました。


 でもソーンズプライドの描写の大幅カットは反省点。

 もうちょっと上手く絡められたらなぁ、特にヨータが不憫。


 主人公が、もうアイツ一人で状態。となってしまったのも大問題。

 このまま行くしか無い・・・



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【主人公】


 実はお前、メインストーリーにほとんど関わってないな。

 第一章では俺TUEEEしてるだけの、ハブられ主人公。


 恐れず憎まず。(訳、脳筋なので難しいことはパス

 でも良心があるので、最終的には主人公としてはこいつが適任。

 でも、ストーリーにはとらわれて欲しかったかも。


 第二章では妹タイフーン巻き込まれ系主人公にクラスチェンジ。

 ガウリィが主人公のスレイヤーズみたいな・・・


 転生前はもちっと物を深く考えてた子なんですよ、多分。

 異世界生活に適応しすぎ。


 主人公は脳筋ですが、ただの野生の天才。

 魔術を身体強化のノリでかつに制御しています。

 魔術構成を個別ではなくファサードパターンで制御しているのは主人公だけ。

 それは視えてる妹だけが知っている。

 当然盗むは手癖の悪い妹。いや、盗めとリリアの師匠も言ってる。



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【妹】


 もう一人の主人公だった。(過去形


 フーリエというのは、あのフーリエからの借用です。

 フーリエ文書にはフーリエ級数の記述もあったりします。(小ネタ


 最初の構想では妹ではなかった。転生者でもなかった。

 転生者の父親から受け継いだ技術という設定。


 だけど妹に転職で同時に主人公リストラ。

 父親はおじいちゃんに転職。

 エピソードはもうガッツリ削りまくり。

 残したのは、二章で必要な部分のみ。



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【ギルド】


 ○ ギルドの記録より、初代ギルドマスターいわく


  忌み地にこそ王は座す。

  王を殺す追放者は、王たりえるのか。


 ○ 討伐者の性向


  実は討伐者には、殆どならず者って居ません。

  どうしてか?討伐者は日銭を稼ぐ商売ではないからです。


  日銭もありますが、ギルドからの貢献度が目玉です。

  これは貢献度配当が毎月入ります。

  飯場で半年ほど稼ぐと、配当が一万円ほど追加されるイメージ。

  十五年ほどみっちり働けば毎月手取りで三十万。

  おまけに国際組織であるギルドには相続税もありません。


  株式のようなこのシステム、なんと子々孫々に相続されます。

  つまり年金です。親の遺産で暮らす人もいます。

  よほど稼いでも、三代も過ぎたら遺産分配で雀の涙でしょうが。


  実際のところ貢献に応じたギルド株主という趣。

  ストックオプションか社員持株会みたいなのは、

  それが元ネタだからです。


 ○ キャリアパス


  いきなり討伐者になろうという人はアホです。

  魔術師でも、まずは国軍で五年ほど働いて円満退役。

  かなり強く無い人は、ヤメトケと止められることでしょう。

  ノンプロからプロ野球に行く人みたいなノリ。

  退役したら貯金で装備を買います。


  ただ、主人公のような実家が太いアホもたまには。

  ソーン家のボンボンという背景を持たせた意味です。

  ただ学院卒という主人公の経歴はかなり珍しいですね。

  いうなれば東大卒のアルバイターという感じで目立ちます。


  司法省などは程々に過ごして内偵しといてくれ、と思っていたはず。

  主人公アホだから気づかない。

  空気よめ、というよりヨータがとめてやれよ。

  ヒートは良い目眩ましだとか思っていそう。


  討伐者が辛くなったら、交通省で狩人にという三の矢があります。

  ほどほどに強かったのだから歓迎されます。


  故郷にUターン就職できますので、狩人には国軍から直行する人も。

  主人公の実の父もそのコース。狩人という名の公務員人生。

  国軍(防衛省)時代からの流れで、息子らの内偵任務も了承。

  きっと説得は国軍時代の同僚。


 ○ 貢献度


  貢献度には別の役割もあります。


  引退して商売を始めようとしたとします。

  この時、貢献度は信用度として幅を効かせるのです。


  例えばギルドは銀行でもあり、融資もします。

  その融資限度枠において貢献度は最も考慮されます。


  例えば抵当として通常よりも有利な利率と期限を得られます。

  そして運悪く破綻した際にも、返済計画の相談が手厚いです。

  返済完了まで配当が減額される程度のペナルティです。


  ただし重犯罪などを犯した場合、賠償として二束三文で没収されます。

  ですから真っ当に討伐者ならば、みんな法令遵守します。

  腕っぷしが強ければ、という条件が厳しいのですが。


  犯罪者になるのは、落ちこぼれた奴くらいです。

  稼げない討伐者なんて、強さ的に一般人と変わりありません。


 ○ ギルドの懐具合


  そんなシステムはあり得ないだろう?

  収支について見てみます。


  本文でも説明したと思いますが、

  ギルドは国家から開拓した土地の10~20%超を報酬として得ます。

  国家は開拓の費用もノウハウも不要です。

  ギルドの行ってきた成果がその信頼度の担保になります。

  割合が違うのはリスクヘッジなどです。

  開発の資金に不安がある場合、むしろ増やしたりします。

  ギルド資金が呼び水となって経済発展することを期待しています。


  この契約において、例えば3*6キロの土地が二年で討伐できるとします。

  その一割が報酬として提供されるならば、ギルド管理地は180万平米。

  おおよそ 1.4キロメートル四方相当の土地となります。

  このため、大陸の人類生息域の七%がギルドの所有地となっています。


  さらに、街道もギルドが主幹として建設しています。

  元々が大陸横断道路建設こそが始まりですので、本業です。

  ですから、街道の三割がギルドの権益となります。


  それをギルドは商業開発して運用します。

  その資金源は大陸ギルド本部です。

  ギルドは最大手銀行、各ギルド支部は実質的には商工会議所となっています。


  火除け地の場合には、国に貸し出すため地代収入が丸々入ります。

  万一これを踏み倒すことがあれば、その国は経済的に他国から封鎖されます。

  したがって、破綻する前にギルドに泣きつくでしょう。


  ここから、その収益を考えてみてください。

  大陸に開拓を必要とする土地がある限り、この収益は増え続けます。

  これで配当金の増加分なんて多寡が知れると、納得して貰えるでしょうか?


  このシノギを考案したのが二千五百年前の英雄アホの側近。


 ○ 本部


  大陸の西の果てにあります。

  その名はドラゴンズテイル。


  事実上の大陸世界政府。ドロドロな暗闘が支配しています。

  監察局勧告が出ると大陸中で健康被害が発生すると言われます。怖い怖い。


  さて、では東の果てには?


 ○ 中央医学研究所


  ドラゴンズテイルの沖合にあるかなりデカい出島。

  半島の付け根を掘削して出島としています。

  この出島、パンデミック時にはロックダウンします。

  封鎖のための堀です。


  大陸で妙な疫病が発生すると、防疫装備で固めた集団が来たりします。

  破格の航空技術はそのために。


  それが中央医学研究所。端にあるのに中央。


 ◯ 監察局


  多重構成による相互監視のもとで監察業務を行っている部署です。

  数年の期間でギルドの各部門からの出向として入れ替え。

  出向自体が内外には秘匿されます。

  蝙蝠。


  運輸に金融にと利権を握っていますので、実際やりたい放題です。

  絶対権力は絶対腐敗するという認識から、監察局の権限は巨大です。

  各国からギルド外執行役員を招聘して監察局を運営する念の入れようです。

  ファイナンシャルからガバナンスまで全てです。


 ○ 航空機


  これを持つ意味があるのはギルドしかいません。

  そんな長距離移動は需要が無いためです。

  海上輸送?海棲の魔獣には対抗できないので夢物語です。


  高速輸送機「到達者リーチャー

    高度10kmをマッハで飛行。

    当然に与圧機構つき。

    古道の各所には三キロクラスの滑走路。


  弾道ロケット機「射手アーチャー

    片道の弾道飛行を行ないます。使い捨て。

    準備を含めて大陸の端まで一時間かかりません。


  そして、搭乗中には何故かXXXXXXXXXXXXんですよ。

  乗った人間は口を揃えて「もう乗りたくない」と言うとか。

  不思議ですねぇ。(白々しい検閲



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【バトルシステム】


 ありがちな、飛び道具は封じさせてもらいます。

 どうしてかと言えば描写として単調になってしまうと思ったので。

 イヤボーンにも意味を。


 で導入したのが、飛び道具は効かないというギミック。

 更に前衛に対しては魔術攻撃も効果が低いということにも。

 これによって、駆け引きという描写が重要になるだろうと期待。


 野獣も身体強化とバリアでゴリゴリ強化されてんじゃね?

 とは思うんだけど、うん。魔術は意識次第。

 人類は意識というか思考の強度が段違いだから。

 という嘘で納得できないかな、と。


 その上で、各戦闘では目に見える差別化ポイントを設定しました。

 うっ、首が締まる・・・



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 ○ 対人


 不審者の制圧では主人公は魔術関係には無双。

 模擬戦では主人公の戦闘機動力にテコ入れ。

 これらの狙いは、主人公の持ち札を開示すること。


 でも疾歩や合気は、次の話では白物化されてますねぇ。

 知らないうちに疾歩使いが増えていく主人公不憫。


 疾歩は要するに超高速競歩。きもいシャカシャカ。

 パタリロのアレ、レレレおじさんの足。

 ローラーダッシュみたいにポジションチェンジ。

 人力超信地旋回。


 まあ、先行者なんで疾歩の完成度は主人公がぶっちぎりです。

 主人公は疾歩でキロ単位のランニングができます。

 何より断続的なオンオフ切り替えでもすっ転んだりしません。

 これは、数年鍛錬しないと並べません。



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 ○ イノブタ

 これは討伐者が一番嫌うと設定している、単に硬い敵。


 また初戦から主人公の強化話です。

 話数の尺からサクサクいきますが、

 主人公に対して身体強化が外部にも及ぶことを知らしめます。


 ただ、合気は一般的な達人なら、ああこれね?と。

 まだチートではありません。

 具体的には後述。


 合気は次の気付きへのフックとなっています。



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 ○ フーリエ襲撃

 主人公以外の戦闘として、身体強化の魔動具。


 強化重甲冑は最終的に第三世代まで構想中。

 リリアの兵装としてクライマックスまで出るギミック。



 リリアとライシの因縁のアレコレは、ラストバトルからの逆算。

 第一章の結末を読んでから、読み返してもらえないかなと。


 悪い大人が、若い者をだまくらかします。

 なんで、あっさりと引き下がったのか?

 いや、ライシさんはびっしり冷や汗かいてたんですよ。


 読者さんには、はいはいありがち強者ムーブ。

 と騙されて、第10話まで深く考えずに流してもらいたかったですね!

 どうだったでしょうか?



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 ○ ラッコ

 討伐者のパーティ構成をメタってくる敵です。


 リング式を教えるための敵。まずリングがあって相手を決めています。

 リングの魔術もまた、次で使うゲンコツ魔術から逆算。

 疾歩の伏線から、主人公の実のチートは魔術の制御。



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 ○ 亀

 ただひたすらにデカい相手です。

 クライマックスで気持ちよく主人公に殴らせるサンドバッグ。


 縦長のコンビーフ缶が歩いてるような感じ。

 描写が足りなくて伝わってないかなぁ。


 パニックものという思い付きの段階で、ビルに突っ込ませる気満々。



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【章タイトル】


 第01話で主人公の言ってる警察学校宣誓の一節です


  第一章 何ものにもとらわれず

  第二章 何ものをも恐れず

  第三章 何ものをも憎まず

  最終章 良心のみに従って


 考えてみると主人公の転生要素って章タイトルだけじゃね?

 その分、妹がチートだし、いっか


 主人公が転生を意識しすぎると、物語が引きずられてしまう

 だから、主人公の望みは前世で叶わなかった夢の実現

 はやく警察官に戻りたい!と


 でも警察官って何を目指せばいいの?というのがネック

 ならば警察官の目指すものは宣誓にあるのでは、という

 自分の中にある警察官像を求めるというテーマ



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【各話解説】


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第01話 特命一級刑事


  説明書きが・・・多すぎる。


    世界観の解像度のために犠牲となったのだ。

    テンプレから外れた設定だとどうしても。


      いっそ、説明無しで行くべきだったかと反省。

      一話で読むのを辞めてるっぽいので。


    設定の立脚点から、

    魔術って何なの?

    人とか火を吹くの?かえん袋?

    というヒネた頭なんで。

    そこらへんは第二章からボチボチ。


      マナゲイザーの謎を追え!!


  眼鏡


    おおおおお、眼鏡っ娘&男子!(血涙


  高度医療


    ひゃっほー!

    身体強化が自動だったら外科手術できないわ。

    と気がついたのは公開当日の朝。(2023/04/28)


  再生医療の闇


    腕が千切れたから引退したい?甘えるな生やしてこい!!

    さすがに欠損は年単位のリハビリ。


  ○ vs 不審者


    コンセプトはこの世界での対人戦闘のチュートリアル。

    主人公はおまわりさんで魔術の耐性が強い。


    実は中盤でのあまりの説明書きの多さにビビった作者の苦し紛れ。


  ○ 伏線


    実は魔族院から目を付けられてる主人公。


      フーリエとの繋がりは偶然で、他意は無かったはず。

      ソーン卿が捜査に合う人間は?と聞いたらフェンが挙がった。

      研究者から見たら、何コイツ?となるよね。


      最終話では塩対応。

      妹の持っていたネタがデカすぎて、霞んでしまったの。



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第02話 討伐者ギルドのイキり芸人


  やりたかったテンプレ展開。


    ん、何か間違ってる?


  前半の長々とした装備解説。


    中盤のギャグに繋がる前フリとして、嫌々書かざるを(苦悩


    ウソです。

    この設定マニア作者は喜々として書いてました。


    なお、派手な色合いは視認性と、警戒色です。

    靴だけ黒いのは汚損対策のため。

    武器は紛失防止。

    次期の国軍装備の試作品。ギルド謹製。


  チームメンバー


    ヒート:お目付け役、前衛、槍持ち

    フーガ:偵察員の若い美女

    ミヒャエル:魔術師のチャラ男、槍持ち

    ヨータ:輜重、前衛、盾と斧


    ミヒャエル以外は全員が偽名。


    ミヒャエルはそこそこ顔が割れてるので本名。


      元討伐者を雇ってるという設定。


    覚えやすさのため、ひふみよ。


      主人公の名前をフェとか間違える作者には有り難い。


    なお、中が長音になっているのは、ソーン家の地元の風習。


      ちなみに封建制ではないので領主ではない。


    なお、その戦闘に参加しているメンバーをパーティ、

    バックヤードを含めた集団をチーム、

    と呼んでたりするが、この世界の正式な用語でもない。

    表記ゆれ訂正は投げたわけじゃない・・・ぞ!

    魔術と魔法はもう、どうしよう。


  ヒート


    ソーン卿の息の掛かった子飼いの軍人。

    防衛省外事局作戦本部の現役の課長。

      現世なら佐官クラス。

    最終話でわかる事情。

      防衛省からの潜入捜査員。

      ってのがキモ。

      第三章に繋がる設定です。

    裏の裏までソーン卿からは聞かされてるタヌキ。

      わかっててトボケまくってます。


  フーガちゃん28歳(自称)


    第一話と最終話のあの人の部下で、主人公を査定してたりすする。

    魔術師ではないけれど魔術研。

    勤続17年・・・あれ?


  ミヒャエル


    この若造、実は大陸ギルドのかなり偉い人だったりする。

    プロットから弾き出されてしまったけれど、設定は盛ってある。

    そして設定は生きている。


    葵の印籠は、三枚羽の蝙蝠の意匠のエンブレム。

    裏の顔にはソーン卿ですら敬語を使わざるをえない。

    国<<<討伐者ギルドなんで。

    この作品じゃ、そのお仕事はしてないんですがね。


    フーガに懸想してアタックというプロットもw


  ヨータ


    ただの公安の人。

    チーム唯一の妻帯者。

    ヒートが来なけりゃ主人公のお目付け役。


  南幹線第三市南三市


    第一章の舞台となる地方都市。

    現在は拡張期で開発が盛んです。

    幅三キロの縦十キロの長細い土地。

    とりあえず西を火除け地として、東に伸びる感じで開拓中。


    第三とあるように、王都の南側の幹線に作られた三番目の都市。

    王都からは六百キロほど離れています。

    東京から見たら広島くらいかな?

    走ると疲れるため、鉄道で六時間程度。

    隣の幹線都市くらいまでなら一般人は走ったりもします。


  幹線都市


    この世界のデファクトな国内開発は首都から道路が伸びます。

    首都を中心として八方向に幹線道路。

    おおよそ二百キロあたりごとに都市建設。

    そこを中心に周辺開拓。

    第三ということは二十五個くらいの都市があるので大国です。


  南三ギルド


    全面ガラス張りという設定にしていたのに、本文で書き忘れ。

    迫りくる脅威を書いていて思い出すという体たらく。

    公開前に気がついて良かった。

    亀さん迷っちゃうよね。


    最初は雑居ビルみたいなビル街の一角のイメージだったけど。

    亀に突入させたりとかで、周囲が遊歩道な単独峰に。

    そしてエレベータやらの設定も生えた。


  軍


    人族国家フリディアの軍人が出ましたが、

    軍についての詳細はおそらく第三章。

    リリアは特殊な任務でテストパイロット。


    一枚岩ではなく、派閥があります。

    なお多数の歩兵と少数の魔術師しかいません。

    剣とかで闘います。

    世界観的にそれが最強だから。


    未踏地に対する基本姿勢として。

      ・攻撃的性格の討伐者組織

      ・防衛的性格の国軍組織

    という分かれ方になります。

    迫りくる脅威では間に合いませんが、

    ああいう事態での対応組織。

    復旧作業とかも行います。

    まんま自衛隊をイメージしてください。


    経済的にみんな討伐者になっちゃわない?

    いいえ、故郷を愛する人はかなり居るものです。

    いるよね?

    それに生活の安定感も違うし。

    最終的に討伐者はスタープレイヤーです。


    さて、この世界で軍を強化したければ?


  ○ vs フビキ


    コンセプトは武器戦闘について


      そのわりに主人公は肉弾派で武器を投げ捨てちゃう。


    主人公の得意技とっておきである疾歩


      高速のすり足。

      しっぽ、で変換すると出るようになってしまった。

      疾歩ウォークというルビを忘れて幾星霜。


      制御メカニズムは第五話で妹に解説させた。


      主人公が只者じゃないことを討伐者連中に認識させる。


    最初の構想だと屋内訓練場だった


      観客の群衆を入れたかったんだもの。


  ○ 伏線


    さて、初っ端から暗雲立ち込める捜査状況


    え、フビキ王子様?誰ですかそれ


      イメージ的には剣の国の魔法王子。

      本シリーズの続編でも無いと生きてこない伏線。


      南三市に居たのは多分里帰りの途中かなにか。


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第03話 妹が生えてきた


  重要キャラである妹とヒロインの顔見せ


    最終章までガッツリ出る予定ではある。

    むしろ、何で三話まで出せなかった・・・課題だな。


  うあ、魔宝石の設定をどこにも書いてない


    と、気づいたのは、これも水輪の魔獣(後編)の執筆中。


    他の物語とかで見る魔石ですが、ありふれてます。

    これを売るのも討伐者の生活の一部。


    生物資源から膨大なエネルギーを取り出せる夢の技術。

    超高性能な電池としての利用法で普及しています。

    ビームサーベルみたいな消費を五分も続けられるトンデモ乾電池。

    だから通信機とか小型化している。


    ただし!

    今回の全四章には出てきませんが、こいつが曲者。

    意思を持ったりとかそういうネタではありませんが。

    化石燃料の立ち位置にあるのがコイツと言えば?


    あとは、まだ魔術理論では語ってないアホみたいな盲点があります。

    ほら、最終話ラストの会議まで、誰もあの名詞を使ってないんですね。

    そうです、魔力という概念。

    あるだろうとは想定されてるけど、検出ができない不思議パワー。

    一般にはスタミナだろうと解釈されています。


  ○ 戦闘なし


  ○ 伏線


    フーガの提示した推測


      捜査は進展しませんけど、分かってねという予防線。


    人族国家フリディアは魔動具開発に力を入れてる国


      セールスウーマン・リリア爆誕。

      女の子相手なので主人公は最後まで話を聞きました、とさ。

      男の子って悲しい生き物なんだ。


    百年前の戦争


      実は伏線なんですよコレ。

      環境が厳しすぎてそうそう戦争はありません。

      どうして起きたのか?それより何のために?

      第三章でそこら出てくるかな?

      でも出さなくてもいい話だしなぁ。

      王国の暗黒面。


    関税


      第三章に繋がる伏線。火種ですね。

      近況の王国地図を見れば勘の良い方なら。



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第04話 あの樹に向かって突っ走れ


  実際の討伐風景書いとかないとなぁ


    主人公がモンスターと戦闘してねーなぁ、と。

    同じ理由で公開時の連続投降でここまでにした。


    んだけども、誰にも読んでもらえていない。(05/07)


  ○ 討伐者ギルドの成立経緯


    二千五百年前に偉人アホが一人いて、立ち上げました。

    なお、その偉人の子孫は今も大陸の西端で商売してます。

    その証拠に代々伝わっているあるモノが。

    さて二千年以上前といえば?誰かが話していましたよね。


    本編には出て来ない設定なんで、ここでこっそり書いてみた。


  ○ 宗教


    この世界に世界宗教は存在しません。

    この修羅の世界でそれは何の助けにもなりません。

    人心を宗教でという国家も存在しえません。


    実際にガチで助けてくれるのはギルドと軍隊だからですね。

    それを差し置いて信仰を集めようなんて無理です。

    無いものは登場しえません。

    大昔にローカル宗教はありましたが流行しえませんでした。


  ○ vs イノブタ


    コンセプトは、一番の難敵は野生動物という現実


    身体強化は実は魔術の一種


      で、魔術って何?という疑問をひと垂らし。


    主人公をメンタル直撃でヘコます目的


      本作は俺TUEEEEE話なんだけど世界は甘くはないのよ。



      新聞読めばコースの予想もできそう。

      レイド組んで囲んで叩けばいいよね。

      じゃあ、なんで討伐者たちは迷惑な豚を放置していたの?

      仇討ちを考えてた人たちも、なんでかテンション低かったよね。

      おまけにミヒャエルとかの様子も。


      その辺に気づかない主人公は、やっぱり新人ルーキーなんです。



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第05話 それが僕らの生きる道


  裏側のややっこしさを臭わせる回


    でも第三章まで読まないと予想もできないよな!。

    予想に足る情報はまだ全然(当たったらエスパー。


      ・王国は魔術師絶対主義

      ・人族国家は魔動具立国を目指す

      ・産業省は魔動具冷遇派

      ・ソーン卿は人族国家とツーカー


    当然に誤情報ブラフが入ってるので注意。

    利害関係者もいくつかまだ出ていません。

    分かったところで物語には影響しないんだけどね。

    単に、そんな裏があったのかー、程度のフレーバー。


  一般の住民のことを書くつもりだったが、犠牲に略


    予定していたネタは使うかもしれないので略。


  妹のチートとか唐突すぎるかな?


    まあ、いいか。まだ五話だし前提提示の範囲。


  おじいちゃん、実は超重要人物


    正体はまあ重要じゃないけど、別時間線の未来人。

    もう物語では登場してる人の中にいる。

    でも誰なのかは重要ではない情報。誰でも構わんし。

    それよりなにより、失くしている未来の記憶が厄ネタ。

    それは次章以降のカギ。


    もうちょっと台詞をいれるべきだったかな?

    影が薄すぎる・・・語ることがないから寝てる。

    呼ばれるまではたいてい、うつらうつらしてます。


    亀での絶体絶命でも呼ばれなかった不憫。

    作者が忘れて・・・

    ないよ!うん作者が言うから間違いない。いいね?


  【ある少年の事情】


    わけわからんだろう主人公の葛藤。

    あえて入れて、あえて残しました。


    よくあるバトル小説。

    この話もだけど。


    それらの主人公は、バケモノを無慈悲に殺戮していく。

    理屈付けはあれども、気持ちよく殺戮するためにあって。

    それはオブラートに過ぎないじゃないかという。


    月並みだけど、

    主人公は生き物を殺したのは初めて。

    それも一族を族滅していたと後から知る。


    嬉しくない状況。

    しかし、それを肯定することも拒絶することもできない。

    正しい行いであると理解できているが、感情的には理解したくない。


    殺すのが仕事なのか?

    仕事とはなんだ?

    金を稼いで生きることなのか?


    殺戮で気持ち主人公にしたかった。

    意識してもなお、そこから進めるメンタルを持たせたかった。

    なんとなく、で殺戮させるのは嫌だった。


    何があろうとも折れず、殺せる。

    芯を持った意思で以って、殺戮をするのが正しい。と

    行動に自覚的となる自己変化が、彼にとっての必要なことだった。

    そのためのイニシエーション。


    そのため、逆転の設計で前話があんなに後味の悪い話に。

    気にならなかった?いいけど


    といった作者でもわけがわからない衝動。

    作者の葛藤をとりあえず言語化して。

    わけの分からないままに、プロットにしました。


    ちなみにこの世界は、食うか食われるか。

    あっという間に街でも蹂躙される世界。

    というようにデザインしましたので。

    皆が切実に生存競争の中にいます。


    まあ獣を殺すくらいでも悩む人も居ないわけではありません。

    逆に共感性が欠如したサイコパスも居ます。

    だから、フーガは早いうちに見極めよう。

    対して、ミヒャエルはゆっくり馴染ませよう。

    というのが前話の構成。

    この反応の違いは作者の、男女の意識差に対する偏見です。


    そしてリリアのあれは、状況を知っているのではなく、単に

    男の子が自分から成長しようとしている、それへの応援。


    クライマックスの〆として再利用。


  ○ vs 襲撃者


    コンセプトは特撮ヒーロー


      ビームサーベルは別売りとなっています。

      市街地で振り回したら警察くるわ。


    身体強化の魔動具


      蒸着しません。


      疾歩モドキは技をみて盗んだ。

      くっそ努力家という設定。

      三機作られてる強化動甲冑が彼女しか使えないのもそのため。


      使うとコケるわ筋肉痛だわ下手すると脱臼するわ。

      あげく気絶してすら走ることがあるという、設定的に自殺機械なんです。

      第08話のあれは朦朧としてただけ。

      装着中に気絶したら本当に掛け値なしで死にます。

      だって本体の身体強化が切れちゃうんだもの。


    裏に暗躍する2つの組織


      主人公があまりに動けないので。

      初期プロットでは、戦うのは主人公だった。

      疾歩を使って、強化重甲冑の襲撃者と戦うんすよ。


      二転三転し、重甲冑はヒロインの元に落ち着いた。


    ライシさん、ヒロインを翻弄する


      いや第10話書いてて、合気を使うライシを出したんだけど。

      これ、以前に因縁入れといたほうが盛り上がるよなぁ。と。

      急遽、公開三日前(05/02)に書き加えたエピソードだったり。

      なんという泥縄作劇法。


      「をやろう」

      とかカッコつけちゃうんだw


      クレバーで趣味なオッサン。

      言動は半分方韜晦と思うといいです。


  ○ 伏線


    容疑者は実の妹と開示


      初期構想ではこちらが主人公だったり、ヒロインだったり。

      二転三転で一週間くらい悩んだ。


    ミエミエのリリアの正体


      バレるの前提な描写だけど、リリアが重要人物という。

      これだけミエミエにしたんだから気づいてほしいなと。


    ヨナサン・オサリバン


      えーと、彼女は百五十年前の人物です。

      でも、この世界の重大なキーパーソンです。

      今作の全四章では出番というか遺言というか。

      それらの深掘りはしません。


      だってさぁ、転生者って今のところ三名+霊魂。

      ギミックとして意味を持ってて当然っしょ。


      そういう意味からじいさんも特別枠だけどね。


    大学に送ったノート


      のちのフーリエ第一文書。

      FAXはまだ普及していないので、写真は輸送してます。

      集積回路が無いため電子機器は初期半導体時代です。


      なお電源に制約が無いため携帯通信機はアリ。

      バリバリ高出力の電波が飛び交ってます。

      盗聴は無法地帯なので秘匿通話は符牒で。


    本章ラストに向けて、魔獣災害スタンバイ



────────────────

第06話 水輪の魔獣(前編)


  話には出てたけど魔獣がまだ出てないよね


    でも、ただ魔術を使うモンスター出しても芸がないよね。

    と考えた。


  あれれ、プロットのタイムテーブルの様子が。(あたまが蒼白

  ・・・と二連戦になる一戦目。


  合気


    主人公は人間扱いされなく・・・とか浸ってますが、

    実はあるレベル以上の達人はみな使えるんですよねコレ。

    例えば迫りくる脅威での達人工作員ライシも。


      はずかしー


    だって、たとえば単に走るという運動。

    これって、どうやってスリップしないで走れているの?

    ある程度、身体強化を極めた誰でも沸いてくる疑問。

    あれは地面を強化して走っているんですよ、と気づくから。


      極まると、池に浮いた小枝に立てます。


    つまり身体内部ではなく遠隔でも有効。


      相手の身体強化に行使したら?

      強化重甲冑相手には要領が異なった。

        対魔道具な合気が必要。


    奥義と答えていたけど、わりかし的確。

    本当に合気と呼ばれてます。


    でも主人公のチートの一つ超高度な魔術制御。


      これに合気がかかると、化けます。

      身体制御が外部に・・・ならば。


      終盤で覚える砂の輪はこれの魔術への応用。

      そのための逆算として、まず合気使いにしました。


      そういう意図のプロット設計になっております。


    立脚点の強シールドな魔術師も、このチートからの逆算


      というか逆かな?設定からチートが出てきた?


    なお合気の発想元ネタは吸血鬼下半身透明であったりする。


  ○ vs ラッコ魔獣


    コンセプトはパーティプレイしてくる魔獣


      武器も使うし前衛後衛。

      こっちの編成をメタってくる敵って嫌ですよね。


    ラッコなのは不意に沸いて出た


      子供があたりはコアラを検討していた名残り。

      植物と昆虫という線もあったけど、

      意思をもつ植物ってのは、うん。


      そこにふと頭に沸いたのが、石で殴ってくるラッコ。


      おしりペンペンはプロットにはなく、

      なんか変なテンションで書いた。


    魔術が効かない謎を提示して次回へ


  どうでもいい話


    初稿ではミヒャエルが魔術喰らって骨折して病院送り。

    でも、なんでそんな展開にしたのか思い出せず・・・

    ほんと、なんでそんな?。


    その下りは消して、次回の魔術師の談話とか参加。



────────────────

第07話 水輪の魔獣(後編)


  ○ vs ラッコ魔獣


    正解は、魔術耐性は子供らが鎧になってるから


      だから露出している顔には効いた。

      ちなみにシールドは外部展開されるので。

      見た目より防御範囲は大きい。


    夜襲になったのは、会議シーンを書いてるときに


      これで、朝になっても対策まとまらんなぁ。

      仕切り直しってテンポが切れちゃうし。

      会議は必要。情報の整理ができないから。

      ああ、ここで相手から来ればいいのか。

      と沸いて出たアイデア。


      そのため、徹夜明けでの二連戦!

      主人公の頭も筋肉痛です。


    魔動具の存在を忘れていたのもまた、ここだけの秘密だ


      そのため、主人公が取り付いて攻撃する展開が生えた。


    人間様を掴んで岩に打つべし打つべし


      例の iPhone 動画で浮かんだ。(時事ネタ

      殺意が高すぎてゴア表現になるんで止めておいた。


    ちなみに


      陸ラッコは書いてて愛着がわいてしまった。

      閑話としてその後を書くかも、と大半の子供は逃走成功。


      しかし、いやまて本編で書こう!と思いなおして第09話。


  ○ 伏線


    リング式の魔術ゲットは本章ラストに向けた主人公強化


      うん、インフレ上等。


    タヌキ月


      完全に異世界です。

      並行宇宙でも・・・多分ありません。

      物理法則から違っています。

      その象徴として。


      二三個浮かべようかとも思ったけどL点とかさぁ。


      なお、再利用できないかな?第二シリーズとか。


        第二があったら宇宙怪獣かな?って。

        弾道ロケット機にも乗らせてみたいし。

        月光号いいよね。

        主人公とリリアしか戦闘不可だけどさ(?


    というかクリフハンガーで以下次回!


      次話のプロットが時期的に入らんだろと。

      第05話に引っ越したため。



────────────────

第08話 迫りくる脅威(前編)


  連戦の後半


  ○ vs 氾濫パニック


    コンセプトはパニックムービー。

    タイムテーブルで作者もパニック。


    隔離されてる主人公をなんとかストーリーに参加させなきゃ


      考えて面倒になって大災害にした。

      市を結ぶ幹線は隔離対象外だよなとか、

      工作員の隠れ家襲撃とかも考えた・・・


    公開を始めたのはパニック物としようと思いついたため


      つまり、04/28 時点でまだプロットも纏まってなかったw

      だいたい矛盾も解消できそうだ!!と見切り発車。

      書くことの分量で三話構成かなーと。

      甘い・・・04/30 時点で前編しか書けてない。


      水輪の魔獣までは初稿が書き終わってたのに。


    ラッコが街に侵入


      第09話書いてて、侵入の経緯書いとかなきゃダメじゃん、と。

      すでに6千文字突破してるのに。


  ○ vs ギルド襲撃


    コンセプトは屋内戦闘


    早朝じゃ、ギルドとか開いてないよな!


      書き始めてから気づく迂闊さ・・・

      こうなりました。


    エレベータは無いの?


      室長さんはエレベータで降りてとっ捕まりました。

      だって人間に襲撃されてるなんて思わないでしょ普通。

      あとは電源落とされたりするので誰も使ってません。


    パニックルーム


      人サイズの野獣が浸透してしまった時のため。

      各階に何個かあります。


      ただし人サイズの体当たり程度までの強度。

      ビル倒壊はさすがに想定外。


        今回避難した人らは死んでません。

        亀とか建物に埋まっても装甲壁は潰れません。

        体当たりが強すぎるんですよこの世界。

        素手でコンクリート割れます。

        超人ばかりなので結果的に重傷止まり。


      なお、全館は完全防火。徹底的に。書類すらも難燃性。

      さらにスプリンクラーまで。

      だってほら、火炎使う魔獣いるじゃないですかぁ。


        だから脱出シューターがないという。

        高層火災の経験自体がないんよ、この世界。


    ロープ


      リリアの装備に五メートル程度のロープはあるのですが

      主にトラップ設置や登攀補助。降下用ではありません。


        垂直跳びで十メートルもアリの世界。

        六十メートルは無理でも三十メートルなら、なんとか。

        フーリエがひ弱すぎる・・・


  ○ 伏線(回収)


    整備フェリル


      なにげにフェリル・トウクの名前を忍ばせてる。

      第10話でも出る少女ですね。


    第05話でのヒーローがヒロインだったんですよ!


      大学やら筋肉痛やら、ヤケクソ気味だったヒント。

      それでも分からなかった人のため。


      第二章以降ではもっとヒロインムーブさせたい。


    強化動甲冑の故障と修理


      修理イベントはかなり初期から決まっていた。


      これがないとフーリエを勧誘する決め手にならんから。

      あと、ヘルメットを取らないと顔を合わせられない。


  ○ 伏線


    施設に亀が向かって来る


      大自然に鏡はないから、ビルに映った自分は敵


        魔術は撃たない魔獣です。

        防御主体で撃つ必要がない。

        体当たりで片がつく。

        ・・・分類からしたら野生動物?


      後編で突入してくる展開の前フリ


        中編で書く予定だったけど、。

        時間的におかしいよね。うん。

        足おっそい。



────────────────

第09話 迫りくる脅威(中編)


  ○ 市街戦


    主人公インしたお


      難航した!!

      キャンプの隔離設定によって!!


      大規模氾濫ならキャンプの三日間ルールは無効。

      そして、子ラッコ再登場。

      閑話に書こうかな?なんて場合じゃなかった。

      ネタは思いついた時に入れとけ!


    ミニラッコ


      あざとい!!キャッチー!!

      いいやん、書いてて楽しいもん。


      お客様のなかに御猫様はいらっしゃいませんか!


        眼鏡に続いて苦悶の表情。御犬様もいません。

        いや、これは伏線とかじゃないです。

        人類があまり獣の馴致には積極的ではないため。


    最後、ビルまで走っていかないの?歩くの?


      市街地は掃討が済んでいないので危険です。

      だからフーガを先行させて警戒してます。



────────────────

第10話 迫りくる脅威(後編)


  ○ vs 亀魔獣


    コンセプトはでっかいことはいいことだ、の四十メートル超


      魔術が弱点ならデカけりゃどうにもならんよね?

      でも家屋とか意外と強固なんで壊すのはメンドクサとなってます。


      でも頭の位置は五メートル程度。

      だから、亀をセレクト。

      主人公が殴れないじゃないか。


      町中に入ったら迷うよね、見えなくてさ。


    リリアとフーリエを分断させる必要性


      奥の手を使わせるため。


    ここまでの集大成で、主人公は覚醒


      それでも決め手は強パンチ。

      覚醒・・・なのかな?真の脳筋に?


      ありがち描写と思っているだろうけど。

      主人公チートの一部もこっそり堂々と混入。

      一部?いや二箇所も混入してますよ、変なところ。

      第二章では確実に関係し、最終章のネタになる予定。

      あとで、知らないとは言わせない。


    死んだ亀は暴れるのでは?


      いや、言ってますよね。(真顔

      身体強化には思考が付き物って。

      つまり、暴れようがないんです身体が重くて。


    おいおい死んだぜアイツ


      職員含めて倒壊による死者は出てません。


      市街ではぼちぼち死者は居るのですがね。

      気絶したとこで食い殺されると厳しいというお話。


  ○ vs ライシ


    ヒロイン、気がついてはいけない真理にたどり着く


      だって、後先考えないで達人ライシを出しちゃって。

      爆薬でも使わせようか、とまでGWでは煮詰まってて。

      ふと、ライシがなんであんなに煽ってたの?と。

      凄い!そんな伏線だったんだ!気が付かなかったよ!!

      なお作者。


  ○ 伏線


    フーリエの奥の手


      これを拾わせないと第四章に繋がらないのよ。

      これを元にしたヤラカシが最終章に。


        第二章ではヤラカサなかった方を書くけど。

        見たいでしょ、大惨事 (ノ∀`)アチャー


      どんな奥の手だったのか


        入れる隙間がなかったんで第二章にでも。


    着用者の身体強化をフィードバック式制御


      さらりと入ってる一文。気づかれましたでしょうか?

      ふふふ、このフィードバック式が実は大発明。

      なんで?かというと史上初の技術なんです。

      つまり魔術の行使を検知するセンサーなんですよね。

      それと身体強化という形で魔道具から人間に応答する。

      圧縮回路よりも実は重要。



────────────────

最終話 何ものにもとらわれず


  父来る


    来たりて盛大に祖国をディスる(確信犯


    そして、この話以前の動きをよく考えてみましょう。

    フーリエにエラソーに言ってらぁ(笑


  息子、娘発言は実は本心


    家族がおらず、寂しい中年なんです。

    本領は第三章での予定。


  こんな気取ったおっさんですが偉いんです


    事件の全貌を握ってる(共和国の件以外)。


  魔族院運営会議


    二十人くらいの会議メンバーがいます!。

    描写してないけど!!


    主人公の扱いが軽っw

    彼らのにおいて大して意味がありませんので。

    対して妹に関しては前のめり。


    まあ千年以上続く年季の入った計画なんで。

    さらに現時点では誰も困ってないし困らない。

    困るどころかその実績がでかい。

    人類補完計画みたいな迷惑なのとは違います。


    彼らのモットーは

    「王国は変わらぬ」

    かなり傲慢で利己的です。


  共和国の工作員さん


    お疲れ様でした。


    なお、半数が逃亡に成功、残りは捕虜。

    会議で話題にも登らない程度の扱い。


    王国の計画には関係ないんですね。

    障害ですら無い。


    なお戦争とかの目的ではありません。

    ヤバめの危機が迫っています彼らの祖国には。

    そのために高性能の魔道具とかを求めています。


    なおネタバレ情報。

    共和国は設定レイヤでは、某禁足地と並んで特殊な立ち位置にあります。

    どちらもギルドの手の入っていない僻地なのがミソ。

    続編も書くことになると禁足地は出番を構想していますが、こちらはw


  予言表


    さあ、なんだろね?

    この世界では時間遡行転生がありますから。

    あくまで予言。

    再試験うけても正解できるかどうか。

    点数下がったりしてね。


    今四章では回収されません。(予定)

    先々史文明からの因縁話。

    万が一、以降も書く気になった時には伏線となります。



────────────────

【予告(仮題)】


 第二章 何ものをも恐れず


 第01話 新天地

 第02話 国際討伐隊

 第03話 空から来るぞ気をつけろ

 第04話 泉を見た

 第05話 タコタコパニック

 第06話 探検隊東へ

 第07話 猿猿合戦

 第08話 失礼な魔獣

 第09話 マナゲイザー防衛戦

 第10話 巨人体

 最終話 何ものをも恐れず


 次章では留学した妹と、国際討伐者となった主人公が、開拓初心者な人族国家フリディアを舞台にマナゲイザー(命名者、おじいちゃん)の謎を追います。

 ぶっちゃけると、お家騒動に巻き込まれます。本家対分家の確執。


 ひっどい仮題

 当然に雑プロットなんでどう転ぶかわからない。

 流れと登場するモンスター決まってない。

 しかしそれすらも、すでに怪しくなりつつある。

 第三章に出番が引っ越す奴もいそう。


 第二章は政治要素薄いけど、妹ははっちゃけます。

 「巨大ヒーロー」のタグ回収だけは決定してるタイトルバレ。


 ムシムシパニックもプロット案を考えたけど、作者が嫌がってお蔵。

 ただの虫じゃん。

 かわりのタコは第三章引っ越し候補筆頭。多分ストーリー的に。


 が、猫魔獣は出したい。ぬこかわいい。

 痛めつけるのはばかられるが腹をモフってやる!と強い決意。


 最終話がクリフハンガーで終わることも予定してる。

 そうなると伏線ばら撒かないと・・・どうしよう入らない。

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脳筋砂魔術師は仕事に戻りたい K一郎 @karakurikozou

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