ベイカーストリート 221B
午後の講義は一つだけで、私はまだ日の高いうちに学院から解放された。
キャロの家のようにお金持ちであれば専用の馬車を持つなり、街を流している辻馬車をつかまえれば良いのだけれど、奨学金をもらいつつ学院に通っている程度の身分ではそれは難しい。私や他の倫敦に住む一般庶民の足と言えばもっぱら街を巡回している乗り合い馬車だ。
顕学院の近くの待合所で乗り合い馬車に乗ってこの倫敦で一番の繁華街に出る。ここから馬車を乗り換え、東に向かう馬車に乗れば私が住んでいて、父の診療所でもある家がある。
さて、今日はどうしようか……と考えつつも、頭にあるのはこの前拾った紙のことだった。
結局、キャロには何も話せず仕舞いだった。
お昼は留学生の件で飛んでしまったし、午後の講義はキャロの方がぎゅうぎゅうに詰まっている。終わるのを待っていても良かったが、そうまでして話すようなことかどうかわからなかった。
もしあれが本当にどこかに掲示されていたもので、それが何かの拍子で外れてしまったものだとしたらいつまでも私が持っているのは問題があるだろう。それこそ、天下の名探偵、シャーロック・ホームズが助手を探しているのに、その助手が見つからず困ってしまうことになる。
もちろん、拾ったものは街を警備している巡査さんへ。
そのくらいの知恵はある。だが、実際問題として巡査さんだってあんな紙を渡されてもどうしようもない。
なんせ、住所が『ベイカー通り221B』である。
昨日、家に帰ってから倫敦の詳細な地図を引っ張り出し、目を皿のようにして探してみたけれど、そんな住所どころか、そもそも『ベイカー通り』なんて名前の通りも見つけることが出来なかった。
そんなでたらめな住所が書かれた紙を大真面目に届けたところで、下手をすれば私がシャーロック・ホームズの名前を使って悪戯をしている、なんて思われるのがオチだ。それは流石に勘弁して欲しい。
「でも、単なる悪戯……っていうには少し手が込みすぎているわよね……」
おままごとをするにしたって、用件が書かれた紙はかなり上質な紙で、おままごとの小道具として使うには違和感があった。
それとも、お金持ちのおままごとなのだろうか?
……我ながら思考が短絡的すぎる。
取りとめもなくそんなことを考えていると――
「きゃっ!?」
足元にゾワリとした何かの感触がして、私はその場を飛びのいた。
何事かと思って視線を向ける。
「ネコ……?」
一匹の、真っ白なネコがそこにはいた。
まさしく白ネコというやつで、体のどこにも柄らしきものはなかった。この辺りでノラネコを見るのはそう珍しいことじゃない。でも、この子は初めて見る子だった。
「………………」
座って、ちょっとネコの視線に合わせて見る。
私は結構動物が好きな方で、とかくネコには目がないと言っても過言じゃなかった。実際、今目の前にしているだけで手を伸ばしたい気持ちがうずいている。
でも、変に手を出して怖がらせたら可哀そうだ。それに、私だってかなぐられたりはしたくない。
そんなわけでマジマジとその子を見やっていたのだが、首に真っ黒な首輪がしてあるのを見つけた。ふわふわの白い毛に埋もれていて見えづらくなっていたらしい。
「あなた、飼いネコちゃんなのね」
言葉がわかっているかのように、私の言葉にそのネコは「にゃあ」と鳴いた。
そう言えば、こんなことを聞いたことがある。
『ネコには九つの命がある』
古い言い伝えだけれど、案外そういったものはバカには出来ない。言い伝えだと、九つの命に近づいた猫は人語を十分に理解したはずだ。
「どこのお家のネコちゃんなの? この辺?」
聞くと、今度はしゃべるのではなく近寄って来た。
このくらい近寄って来てくれるなら大丈夫よね?
そう自分に言い訳して、かわいらしい頭を撫でると、心が何とも言えない至福に包まれる。
ああ、なんでネコとはこんなに可愛らしいのだろう?
愛くるしいまん丸とした顔に、ぐりぐりとした目。かわいく飛び出した二つの耳。気ままに動く尻尾も何と愛おしいことか。
神様はきっとネコという生き物を創る時に、その全知全能の力をいかんなく振るったに違いない。
私がうりうりと頭を撫でていると、黒い首輪に金色の刺繍がしてあることに気がついた。
名前でも書いてあるのかしら?
そう思って文字を読んで……私は、自分の心臓が止まるかと思った。
『221B Baker Street』
「……嘘でしょう?」
口からそんな言葉がポロリとこぼれた。
他でもない。それは、私が昨日拾った紙に書かれた住所であり、あのシャーロック・ホームズがいるという場所だ。
なんで、このネコちゃんの首輪にそんなことが書いてあるのか?
突然差し出された情報に、頭が一気に混乱する。
まるでおとぎ話の主人公になったかのような気持ちだった。
私の目の前に突如として表れたのは不思議の扉。
先に続いているのは、未知の世界。
「にゃあ」
そして、ネコはそう鳴くと、私の手をすり抜けて、一本の路地へと向かって走って行った。
行ってしまう。
不思議の扉が閉まってしまう。
そう思ったが、ネコは少し進んだ所で立ち止まった。そして、その顔を振り向かせ私の方を見ると、もう一度「にゃあ」と鳴く。
まるで、『付いてこい』と言われているかのようだ。
……いや、わかってる。そんなバカな話は……うん、きっとそんな話はない。
けど、私は立ち上がり、ネコの方へと静かに歩き始めていた。ネコもそれをわかったようで、私を先導するように一定の距離を保ちながら歩いていく。
肩にかけたカバンのベルトをぎゅっと握ってレンガ造りの道路を歩く。ネコは尻尾をピンとご機嫌に立てて、時折、私がちゃんと付いてきているのかを確認するように振り返りながらずんずんと道を進んでいく。
その時の私はもう何も考えられなくなっていた。
目の前で起こったこと……昨日空から降って来たシャーロック・ホームズの助手を募集する紙に、そこに書かれていた聞いたことのない住所。そして、その聞いたことのない住所の刺繍がされた首輪をつけたネコに先導されている自分。
考えるにはあまりにも偶然が重なり過ぎているようで、私はただただ、ネコの後を付いていくのが精いっぱいだった。
彼の進む道はどれもが来たことのない裏道だった。
一つ角を曲がる度にぱらぱらと人通りは減り、十分も進めば、ここが中央区なのかすら疑いたくなるほどに人気はなくなっていた。
中央区の一番活気のある場所から離れていっているからということもあるのだろうけれど、それだけじゃないのは私にもわかった。何より、今私が経験している人通りの少なさは、悪事を働く人たちすら知らない道を歩いているような静けさだった。
誰にも知られていない道。
地図にすら載っていないような道。
普通の世界から薄い膜が一枚挟まれた場所にいるような感覚を受ける。
ふっと後ろを振り向いて別の街道を見れば人の姿はあるのに、誰もこの道には気づきはしない。
そんな不思議な空間だ。
そんな空間を歩き続けてたどり着いた通りは他の場所より煤煙が濃いように思えた。
『Baker Street』
道の端に建てられた古ぼけた看板には、確かにそう文字が書かれている。聞いたことも見たこともない通りだったのだけれど、私が知らないのもこの雰囲気を見れば少し納得がいった。こんな通り、知っている人の方が少ないに違いない。
ネコは再び私を振り返り、歩を進める。
通りに入ってから歩いた時間はそんなに長くない。時間にしたら三分かそこら。そして彼がピタリと足を止めたのは、どこか異様と言えるような建物の前だった。
一階は店屋のような様相をしていたが、ドアには『CLOSED』の看板が掲げられている。窓には深紅色のカーテン。中をうかがうことは出来なかった。今日が定休日……というわけではなさそうだ。石炭雨の痕跡こそなかったものの、もう何年間も人の出入りがないかのような心寂しさを感じさせる。
そんな中、ネコは店屋の横についていた扉の前に立つと、私を見やって「ナァオ」と鳴いた。
なんだろうかと思って首をかしげると、もう一度、「ナァオ」。
「もしかして、開けてくれ、っていうこと?」
問いかけてみるが、もちろん答えてくれるわけもなく……。
勝手に開けて良いわけもない……と、どうしようかと困り果てていたら、ネコはまるで愚鈍なうどの大木を見るような目をして私を見て、それから、ペンペンと扉を前足で叩いた。
「鍵がかかってたりしたらどうしようもないからね?」
ドアノブに手を伸ばし、一呼吸置いてから力を込める。
「鍵、かかってない……」
ガチャリと開いた扉をそっと手前に引いてやる。僅かに出来た隙間。ネコはその細い隙間からするりと中に入っていった。
そのまま扉を開くと、細長い階段が上へと続いていた。おそらく221Bの部屋に続いているのだろう。
それをネコは軽快な動作でひょんひょんと一段ずつ登っていって、あっという間に階段の折り返しを曲がって見えなくなった。
「でも、本当に入れちゃって良かったのかしら……?」
ネコの方は手慣れていたようだけれど、手慣れた『泥棒ネコ』とかだったらどうしようか?
まさか、次の瞬間には『こらーっ!』なんて怒り声が聞こえてきたり?
そうなると心配が首をもたげてくる。一応、家主には自分が入れたことを知らせておいた方が良いかもしれない。
そう思って私も細長い階段へ足を出した。
建物の外観はあまり手入れがされていないように見えたが、階段はきっちりと清掃がされていた。ぎしぎしと僅かに軋むが、特別古ぼけた様子もなく、両側の壁には何枚かの風景画が飾られている。
そのまま階段を上がりきるとそこには一枚の扉があった。
プレートには『221B』の文字。
こちらにはあのネコに配慮してか、扉の下にネコ一匹が通れるくらいの出入り口がついている。
どうやらここがあのネコちゃんの住処であり……そして、私が拾った紙に書かれていた、かの名探偵シャーロック・ホームズの事務所ということになる。
そう意識した途端、思わず生唾を飲み込んでしまった。
だって、あのシャーロック・ホームズの事務所である。
おそらく、この倫敦に住んでいる人で彼の名前を知らない人はいないだろう。
他でもない、私だって物心ついた時にはすでに彼の名前を知っていたように思う。
いくつもの難事件を解決し、この寵愛都市の安寧の一翼を担っているとすら言われているにも関わらず、その姿を見た人はほとんどいない謎の名探偵。
顕学院でも時折彼の話題がのぼることがあるが、その並はずれた活躍と姿なき神秘さに
『シャーロック・ホームズとは秘密組織の仮の名であり、単独の人物を指し示したものではないのではないか?』
と推察する人だっているのだ。
そんな存在に今の私はひどく近い場所にいる。その状況で落ち着けと言う方が無理というものだろう。
私は扉の前で二度大きく深呼吸をして、それから軽く右手を握った。
誰もおらず、返答がなければそれで良い。この階段を降りてそのまま帰路につけばいいだけのことである。……でも、かの有名なシャーロック・ホームズの正体も見てみたい。
そんな思いが複雑にごちゃごちゃに混ざりあった心境を抱えたまま、意を決して飴色の扉をノックをした。
果たして、鬼が出るか蛇が出るか……。
と――
『はーい。勝手にどうぞー』
聞こえてきたのはまだ年若いとわかる女性の声だった。どこか投げっ放したような語調ではあったけれど、鬼でも蛇でもない、ただの女性の声。
私以外の人がいたことに少し拍子抜けしたけれど……まぁ、それはそうだ。いくらこの場所がおとぎ話めいていても、実際はこんなものだろう。
たぶんこの声は女中さんか誰かの声だ。あの世紀の名探偵、シャーロック・ホームズの事務所ともなれば、女中さんの一人や二人いたってなんのおかしさもない。
「失礼します」
部屋は外観よりもいくらか大きなものに見えた。
落ちついたあずき色の壁紙に、一番に目に入ってくるのは大きな暖炉。その脇に食卓と椅子があり、窓辺には紙の束が散乱した仕事用のデスクらしきものがあった。反対の壁際には隙間なく本が詰められた本棚があり、その他には来客用らしきソファーや肘掛け椅子などが置かれている。窓際の机には……何に使うのか、フラスコや試験管なんかが並んでいる。そして、奥にはさらに部屋があるらしい。
すると、
「うん? これは驚いたわね。どんな変わり者がこの魑魅魍魎住まう地に迷い込んだのかと思ったら、可愛らしいお嬢ちゃんじゃない」
先ほどの声の主らしい女性はその奥の部屋から姿を見せた。
少なくとも私より五つ六つは年上だろうか?
肩ほどで切られたシルバーグレーの髪は毛先が緩くカーブを描き、身にまとうは濁った灰色のトレンチコート。両手にはマグカップが持たれていて、足元には例の白猫が寄り添っていた。
さっきの声はこの方のものだけど、どう見ても女中といった雰囲気じゃない。
「そうだ。ちょうど珈琲を淹れたとこだったの。珈琲は飲めるかしら?」
「は、はい……」
「それじゃあご馳走しちゃお。もし砂糖がいるんだったらそこの瓶に入ってわ。どうせ私のもんじゃないから、好きなだけじゃんじゃか使っちゃって」
「私のものじゃない、と言うと……?」
差し出されたマグカップの一つを受け取ってそう質問を投げかけると、女性はくすりと笑った。
「あなたもここの主に用があってここに来たんでしょう? あー、それともあれかしら? 実はシャーロック・ホームズは男じゃなくて、こんな胡散臭そうな女だったのかー、とか思ってる?」
「い、いえ、そんなことは」
「ま、そりゃ流石にないか。私も詐欺師やら密売人にやらに間違われることはしょっちゅうだけど、ホームズに間違われたことはないしね」
小さく微笑みをこぼしながら女性はマグカップに口をつける。そして、大きく一口飲み込むと、マグカップから顔を上げて息を吐き出し、空いている方の手を私に差し出した。
「私はグロリアーナ・レディーコート。こんなんだけど一応スコットランド・ヤード所属の刑事をやってるわ」
そう聞いてちょっとだけ安心する。刑事さんだったのか。
でも、それも納得というもの。シャーロック・ホームズほどの名探偵ともなれば、警察の方と懇意にしていて何の不思議もない。
「えっと、リトルバードです。アリス・リトルバード」
「アリス・リトルバード。うん、可愛らしい名前ね」
握手を交わしながら、今度は包み込むようにふわりと彼女は微笑んだ。
垂れ気味の目が細められ、口角が綺麗に上がる。あまりにも上手く作られ過ぎた笑顔は怪しささえ感じさせたが、不思議と彼女の言葉を疑う気にはなれなかった。直感、というやつかもしれない。
「どこかの労働者……っていう風じゃないわね。学生さん?」
「はい。王立の顕学院に通ってます」
「顕学院か。それじゃあ、顕学院の中でも優秀なエリートさんの方でしょ?」
「エリート、って言われてもピンとこないですけれど……」
「こう見ても伊達や酔狂でお仕事やってるわけじゃないからね。人を見る目はあるつもりよ。あなたはその辺のボンボン貴族のクソガキとか、ムカつく成金商人のドラ息子とは全然違うわ。身体からにおってくる雰囲気っていうのがね」
クスクスと笑いながら指先を回すミス・レディーコートに、私は苦笑いを浮かべた。
「ところで、ワトソンを入れてくれたのはあなたでいいのよね?」
「ワトソン?」
「あぁ、この子のこと」
彼女の視線を追うと、白ネコはしきりに首筋を机にすりつけていた。
「ええ。なんだか、下の扉のところで、開けてくれ、みたいな様子で鳴いたものだから、つい……。いけなかったでしょうか?」
「ううん、全然。普段は入れてもらうのにホームズを待ってるんだけど、今日は貴女を見染めたのね」
再びカップに口をつける彼女に倣って私も珈琲を口に含んだが、それはあまり肥えた舌をしていないだろう私でもかなり上質のものだとわかるくらいに美味しいものだった。これだけの品を取りそろえている店は、それこそ王宮御用達くらいなものじゃなかろうか?
「それにしてもあれね。私の勘もいよいよ怖いくらいだわ。たまには留守にしてるホームズに珈琲でも用意しておいて待っといてやろうかしら、と思って淹れてみたんだけど、そういう時に限ってお客様がいらっしゃるんだもの」
「え……それじゃあこの珈琲、私がいただいちゃいけなかったんじゃ……?」
「あぁ、気にしない気にしない。珈琲だってあんな仏頂面の無愛想男に飲まれるより、あなたみたいな可愛い小鳥ちゃんに飲まれた方が幸せっていうもんでしょ」
窓側に寄りかかりながら彼女は珈琲をすすった。
「ほら、噂をすれば影ってやつ」
言われて窓の外を見やると、黒い影がちらりと見えた。
その時点になってようやく私は重大なことを忘れていたことに気がついた。
ここにいたら、当たり前だけどミスタ・ホームズはここに上がってくるわけで……私も間もなく倫敦の中で名探偵の名前を欲しいままにしているその人と会うわけだ。おまけに、彼が飲むはずだった珈琲をその手に持って。
そう考えた瞬間、ドクンと大きく心臓が打って顔が熱くなるのがわかった。
何を隠そう、私は勝手に部屋に上がり込んだ招かれざる客人だ。
なんて言葉をかければ……そもそも、私がここにいるのは彼の了承なしなわけで……そういう意味では、私は不法侵入者に他ならない。
だが、そんな思考をしている間にも、力強くしっかりとした足音が階段を上がってくるのがわかる。
――あ、ああ、ああ、ど、どうしようっ!?
たぶん……って言うか絶対、私は今失礼なことをしている!
えっと、まずはその非礼を詫びなければいけない。
勝手に入って来たこと。
それから、勝手に珈琲をいただいてしまったこと。
ミスタ・ホームズの肖像画なんてものは当たり前だけど見たことがない。
でも、その活躍している年を考えると、きっと老紳士に違いない。
ミス・レディーコートは仏頂面の無愛想、と言ったけれど、それは言葉の方便というやつだ。
老年ながらも……精悍な顔つきで、ハンチング帽をかぶっている英国紳士。色の薄い茶色とか、そういう落ち着いた色のコートを身にまとった、この寵愛都市倫敦に相応しい、紳士然としている人に違いない。
……オーケー。ひとまず頭の中でミスタ・ホームズの想像図は出来た。これでいくらか気持ちに準備とゆとりが出来る。
後は、ミスタ・ホームズが入って来た時に、私の方から非礼を詫びれば良い。
元々、そんなに長居をするつもりでは……そう、考えてみればあの白ネコちゃん、ワトソンを入れたことを伝えに来ただけなのだ。それを伝え、感謝を述べておいとますれば良い。
そして、ギィ、と扉が開いて、ミスタ・ホームズがその姿を現し、
「………………ぇ?」
私は、言葉を失った。
黒。
もしくは、闇。
そういう名詞がそこには立っていた。
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