思わぬ発見

 主人公の今の境遇をどう判断すべきか。いや、どう接するべきか。読者が百人いたら百通りの意見がでるだろう。

 良くわからない老人は、主人公にとって客体であり(自分の人生における)客人でもある。

 主人公もまた、誰かにとっての客体であり客人となる日がくるのだろう。

 詳細本作。