アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ５

第37話：ラクシュミモード

チャプタ―１

ここは、ビルの六階である。

「ティタニィーよ。どうだ、この姿？」

「素晴らしい姿でございます。」

「そうか。ならば、お前にも、この刀の力を与えて進ぜよう。はーっ。」

アンフェアルは、ティタニィーに恐魔丸の力を与えた。

「ありがたき幸せ。」

チャプタ―２

ここは、八重洲である。

私達は、地下鉄に乗っていた。

「何処へ向かうんですか？」

「練習場所だ。もうすぐで着く。」

「後何駅ですか？」

「もしかして、調べて。」

「無い。済まない。」

チャプタ―３

ここは、鍛冶町である。

そこには、ティタニィーが居た。

「ここで、見下しの力を集めるわ。」

ティタニィーは、見下しの力を吸収した。

すると、ティタニィーは、アォフドレ獣と化した。

「これなら、勝てそうね。」

チャプタ―４

その頃、私は、レテンＧに乗って、大手町辺りを走っていた。

「何か起きてない？」

「アォフドレ獣が街を破壊している。」

「何処ら辺かな？」

「この先だ。しっかり捕まっててくれ。」

レテンＧは、加速した。

チャプタ―５

ここは、神田須田町である。

ティタニィーは、アォフドレ獣「アォフドレクロッシング」と化して、街を破壊していた。

「クククッ。こんな感じで。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「何て無意味な見下しの力。フフフッ。」

そこへ、私は、辿り着いた。

「銛。気を付けて。」

「うん。レテンチェンジ。」

私は、偉観救助士　銛　ベストモードに変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ？」

「破壊から助ける救助士。偉観救助士　銛。任務遂行。」

「ヒトデナシ。」

アォフドレクロッシングは、十体ものヒトデナシを召喚した。

「アキ―ッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、ヒトデナシ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―６

「喰らえ。幻衝光線。」

アォフドレクロッシングは、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。レテンブラスター。連幻衝。乱幻衝。」

私は、アォフドレクロッシングを狙撃しまくったが、全く通じなかった。

「弱いわね。フフフッ。騒幻衝。」

アォフドレクロッシングは、騒音を想像して術を放った。

「ウワーッ。レテンライフル。」

「させないわよ。斬幻衝。」

アォフドレクロッシングは、私を斬り裂いた。

「ウワーッ。このままじゃ、負ける。」

「フフフッ。止めよ。」

チャプタ―７

その時、私の目の前に、ブレードギラーという名の武器が出現した。

私は、ブレードギラーを手に取った。

すると、私は、白い光に包まれて、ラクシュミモードになった。

「パワーアップしている。」

「何、その姿は？　えーい。」

私は、アォフドレクロッシングの竹竿を両手で挟んで防いだ。

「負けないって、決めたの。」

私は、へし折った。

「ば、バカな。こんなはずでは。」

「ブレードギラー。」

私は、ブレードギラーを構えた。

「そんな物が効くか。騒幻衝。」

アォフドレクロッシングは、騒音を想像して術を放ったが、私には、通じなかった。

「ブレードギラーエーアデフェニックス。」

私は、走って行き、不死鳥に姿を変えて、アォフドレクロッシングを貫通し突破した。

「ウワーッ。ば、バカな。」

「レテンライフル。」

私は、レテンライフルを構えた。

「聖幻衝。レテンエーアデエーアリヒ。」

私は、アォフドレクロッシングを浄化した。

「し、しまった。エーレン。」

アォフドレクロッシングは、ティタニィーに戻った。

「任務完了。」

チャプタ―８

「ティタニィー？」

「や、やるじゃないの。でも、私は、まだ、倒される訳には、

　いかない。私の幻覚を。破壊の砂。」

ティタニィーは、巨大なアォフドレクロッシングの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。レテンポディダエ。」

私は、召喚したレテンポディダエに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、レテンポディダエを人型に変形させた。

「レテンフリート。」

チャプタ―９

「幻衝光線。」

アォフドレクロッシングの幻覚は、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。幻覚なのに強い。」

「砲撃を喰らわせるぞ。」

「そんな事、出来るの？」

「ああ。レテンレイを使えばな。」

「レテンレイ。」

私がそう言うと、レテンフリートは、レテンレイという名の重火器を両手で持って構えた。

「騒幻衝。おりゃーっ。」

アォフドレクロッシングの幻覚は、騒音を想像して術を放った。

「ウワーッ。こらえられる。」

「銛。一気に行くぞ。」

「レテンエーアデシェイカー。」

レテンフリートは、アォフドレクロッシングの幻覚を狙撃した。

「カンカンカーン。」

アォフドレクロッシングは、爆発して消え去った。

チャプタ―１０

ここは、ビルの屋上である。

「クククッ。アンフェアルよ。」

「何でございますか？」

「銛に、銛の本性を伝えて来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―１１

ここは、山のふもとである。

「もう、夜の八時です。」

「もう、そんな時間か。」

「帰るぞーっ。」

「ピロシキ、ピロシキ。」

「らしくて、良いんだけど。」

「止めようがないって。」