第18話:ブリンクモード

チャプタ―1

ここは、朽ち果てた保育園である。

「リークとジョーク。」

「何でございますか?」

「安易保育士 地予朶を倒して来い。」

「急に言われましても。」

「心の準備が。」

「心配するな。エトゼン獣をパワーアップしておいたからな。」

「仰せのままに。」

リークとジョークは、街へ向かった。

チャプタ―2

ここは、保育園である。

私は、書類の整理を、頂と貼は、データをまとめていた。

「結構な量なんだけど?」

「これ以上は、増設しないと。」

「USBって、手もあるわよ。」

「忘れてとぅあーっ。」

チャプタ―3

ここは、東矢口である。

そこには、リークとジョークが居た。

「今回は、何にすっか?」

「バッタなんて、どう?」

「虫か。まあ、良いや。任せる。」

「群幻衝が見られるわよ。」

チャプタ―4

ここは、保育園である。

私達は、昼食を食べていた。

「肉じゃが、肉じゃが。ふーっ。」

「地予朶。お前って、いっつも、肉じゃがだよな。」

「よく、お腹、壊さないわね。」

「毎食だけど?」

「ま、毎食?」

「・・・・・。」

「どうかしたの?」

「い、いや、特に。」

「今の事は、忘れて。」

チャプタ―5

ここは、西蒲田である。

そこには、リークとジョークが居た。

「どんなエトゼン獣にする?」

「バッタなんて、どうだ?」

「良さそうね。フフフッ。」

チャプタ―6

ここは、保育園である。

私達は、子供達の体温を測っていた。

「みんな、平熱ですね。」

「元気なのが良いって。」

「後五人で終わりっと。」

チャプタ―7

ここは、朽ち果てた保育園である。

そこには、多異とティタニィーが居た。

「ティタニィー。恐魔丸の在り処は?」

「はい。ここら辺かと。」

「ほう。この山の頂上付近か。」

「はい。反応がありまして。」

「良かろう。しばらく休め。」

「仰せのままに。」

チャプタ―8

ここは、大森中である。

そこには、リークとジョークが居た。

「出でよ、エトゼン獣「エトゼンアクリディダエ。」

リークは、エトゼン獣エトゼンアクリディダエを召喚した。

「何でございましょう?」

「街を破壊しちゃって。」

「御安い御用です。」

エトゼンアクリディダエは、街を破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―9

私は、キンダーガルエフに乗って、走って行き、そこへ辿り着いた。

「あの二人。また居るぞ。」

「理解ってる。キンダーガルチェンジ。」

私は、安易保育士 地予朶に変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊をあやす保育士。安易保育士 地予朶。おはようございます。」

「乱撃ライカン兵。」

エトゼンアクリディダエは、十体もの乱撃ライカン兵を召喚した。

「アカーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、乱撃ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―10

「喰らえ。群幻衝。」

エトゼンアクリディダエは、虫の大群を想像して、術を放った。

「ウワーッ。何て速さなの。」

「へへへーん。壁幻衝。」

エトゼンアクリディダエは、結界を張った。

「あの結界を破らないと。」

「いっくぜーっ。カチカチッ。」

エトゼンアクリディダエは、私に拳や蹴りを決めた。

「ウワーッ。あの壁さえ。」

その時、私は、白い光に包まれて、パワーアップした。

「ブリンクモード。」

「何がブリンクモードだ。喰らえ。群幻衝。」

エトゼンアクリディダエは、虫の大群を想像して術を放ったが、私には、通じなかった。

「そ、そんなバカな。」

「キンダーガルスプラッシャー。」

私は、キンダーガルスプラッシャーという名の重火器を構えた。

「キンダーガルヴェサーウェイビング。」

私は、エトゼンアクリディダエを狙撃した。

「ギャーッ。」

エトゼンアクリディダエは、爆発して消え去った。

「さようなら。」

チャプタ―11

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「漆黒の吹雪。」

ティタニィーは、エトゼンアクリディダエを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。キンダーガルヒポポタムス。」

私は、召喚したキンダーガルヒポポタムスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、キンダーガルヒポポタムスを人型に変形させた。

「キンダーガルフリート。」

チャプタ―12

「喰らえ。カチカチッ。群幻衝。」

エトゼンアクリディダエは、虫の大群を想像して術を放った。

「ウワーッ。また、虫の大群?」

「地予朶。キンダーガルシミターだ。」

「理解った。剣幻衝。キンダーガルシミター。」

私がそう叫ぶと、キンダーガルフリートの目の前にキンダーガルシミターという名の剣が出現した。

キンダーガルフリートは、その剣を手に取って、構えた。

「斬幻衝。キンダーガルヴェサースライサー。」

キンダーガルフリートは、エトゼンアクリディダエを一刀両断した。

「ギャーッ。」

エトゼンアクリディダエは、爆発して消え去った。

チャプタ―13

ここは、朽ち果てた保育園である。

そこには、ティタニィーとリークとジョークが居た。

「園長は、只今、出張中です。」

「それまでに、あいつを何とかしねえと。」

「どうやって、倒すのよ?」

「エトゼン獣を使うのみね。」

「わ、理解った。俺達に任せろ。」

「見ててね。フフフッ。」

リークとジョークは、消えるように去って行った。

「あいつの本当の姿を。クククッ。」

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