第14話:安易保育士 地予朶 登場

プロローグ

私の名は、士芭八麻 地予朶。

芝山千代田じゃないよ。

それじゃ、スタート。

チャプタ―1

ここは、保育園である。

「元気な子供って良いね。」

そこへ、同僚の刃仰 頂と戸田真 貼がやって来た。

「外での遊びは、任せて。」

「はりきりすぎんなよ。」

「はーい。」

「うんうん。よろしい。」

「子供達に、はーいと言わせて、どうする?」

「んな事、言わないで。」

チャプタ―2

ここは、朽ち果てた保育園である。

そこには、市腹異円 多異とティタニィーが居た。

「今度こそ。ティタニィー。調査して来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

私は、子供達に平仮名を教えていた。

「覚えるのが早いわね。」

「あ、か、さ、た、な。」

「横から覚えていく?」

「そういう方法も有りね。」

チャプタ―4

ここは、六本木である。

そこには、ティタニィーが居た。

「フフフッ。エトゼン獣を作るまでよ。材料は、ハサミね。」

ティタニィーは、ハサミを集めに行った。

チャプタ―5

ここは、保育園である。

「みんな、帰りました。」

「それじゃ、俺達も。」

「帰るとしましょう。」

チャプタ―6

ここは、元麻布である。

そこには、ティタニィーが居た。

「ここで、召喚。出でよ、エトゼン獣「エトゼンシェーレ」。」

ティタニィーは、エトゼン獣エトゼンシェーレを召喚した。

「何でございましょう?」

「この街を破壊しちゃって。」

「お任せを。」

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―7

私は、スクーターで、そこを通り掛った。

「何っ? 何なの。」

「貴様も斬り刻んでくれる。」

「ハサミの怪人?」

その時、私のスマホが変身ブレスに変化した。

「こんな形してたっけ?」

「おらおらおらーっ。」

「変身するしかない。でも、どうやって? そうだ、キンダーガルチェンジ。」

私は、試しにそう叫んでみた。

すると、私は、いつの間にか、変身していた。

チャプタ―8

「な、何者だ?」

「破壊をあやす保育士。安易保育士 地予朶。おはようございます。」

「朝じゃねえっての。乱撃ライカン兵。」

エトゼンシェーレは、十体もの乱撃ライカン兵を召喚した。

「アカーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、乱撃ライカン兵を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―9

「鋏幻衝。投幻衝。」

エトゼンシェーレは、幻衝力のハサミを投げ付けた。

「ウワーッ。ハサミ?」

「斬り刻んでくれる。」

「そうはいかない。雷幻衝。」

私は、雷を想像して術を放った。

「ウワーッ。し、しびれるーっ。」

「キンダーガルシックル。」

私は、キンダーガルシックルという名の鎌を右手に持って構えた。

「斬幻衝。キンダーガルクレセント。」

私は、エトゼンシェーレを横に一刀両断した。

「ギャーッ。」

エトゼンシェーレは、爆発して消え去った。

「さようなら。」

チャプタ―10

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「やるわね。でも、これは、どうかしら? 漆暗の冷気。」

ティタニィーは、幻衝力の吹雪を放って、

エトゼンシェーレを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

チャプタ―11

「危ないって。」

「斬り刻んでくれる。」

「そうだ、土をかけよう。こっちだよ。」

「待てーっ。」

「それそれそれーっ。」

私は、キンダーガルシックルで、土を掘りまくって、

エトゼンシェーレにかけまくった。

「や、止めろ。錆びてゆくーっ。」

「狙幻衝。キンダーガルブラスター。シュート。」

私は、錆びきったエトゼンシェーレを狙撃しまくった。

「ギャーッ。」

エトゼンシェーレは、爆発して消え去った。

チャプタ―12

ここは、朽ち果てた保育園である。

「園長。申し訳ございません。」

「ティタニィー。御苦労。心配するな。」

「で、ですが。」

「安易保育士か。クククッ。」

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