ポニーテールガール20232イベントバージョン

@ramia294

 

 私は、花のOL。

 キャリアウーマン。

 社命で私たち3人は、北の大地へ短期の出張。

 お仕事の途中、

 何故か戦争始まる。

 巻き込まれる、私と同僚のポッチャリの彼女。

 そして、スタイル抜群、この国の女性の方たちにも負けない美しい先輩の部長。

 困った私たち。

 攻め込んできた戦車に、囲まれる。

 

 どんな言葉でも使える特技の持つ私。

 ここは、私の語学と魅力で、無事脱出しましょう。

 攻め込んできた、兵隊の皆さんに、私たちは外国人。お仕事のために来ましたと、説明しました。

 しかし…。


 部長の美貌。

 この国の女性の方々を上回る美貌。

 兵隊さんの興味、強く引きました。

 もちろん、ポッチャリの彼女。

 この地でも人気者。

 何人ものヒゲモジャの大男に言い寄られています。

 怖がり、私にすがりつく彼女。

 私は、お友達のポッチャリ彼女の前に立ちはだかります。

 しかし、私の存在は無視。

 目の前を飛ぶ、おじゃまなハエを追い払うように押しのけられ、突き飛ばされる私。


 積もった雪に、頭から突き刺さる私。

 兵隊たち、地獄への片道切符。

 そんなに欲しいなら、

 イラっとした私の手に髪一束。


 その時、


「おまちなさい」


 部長の一言。

 美人の言葉に弱いのは、全国共通。

 男の、悲しいさが。

 おバカな兵士たち、フリーズ。

 北の大地だけに?


 申し訳ありません。

 (関西人失格の作者より)


 噂を聞いて、攻め込む国の偉いさん、来訪。

 偉いさんを命名。

 これからは、理不尽さんと呼ばしていただきます。


 元々同じ国なら、最後まで話し合えば?

 お願いすれば?

 仲の悪いあの国とこれ以上親しくしないでと泣きつけば、この美しい国は、考え直したと思うけど…。

 理不尽さんにそんな気は無く。

 部長の美貌に鼻の下を伸ばすだけ。


 部長、いきなり理不尽さんにさらわれる。

 ついでに、ポッチャリ彼女もさらわれる。

 追いすがる私。

 もう一度突き飛ばされ、そのまま存在を忘れられる。

 雪の中に、再び頭を突っ込んだ私。

 怒りで、雪を溶かす。


 これは、何に対する怒り?

 とにかく、仲良しのお二人助けねばと、立ち上がる。


 私の右手に持つ、 

 一束の髪を、

 ショートヘアの私の後頭部へ


「変身、ポニーテールガール!」


 本当は要らないかけ声と共に、

 まばゆい光に包まれ、

 変身する私。


 筋張った、ギスギスの手足は、

 白くて細いしなやかな手足に。

 くびれは、ウエストに。

 胸の

 豊かな膨らみ、

 私に戻る。


 赤い唇と愁いを含む怪しい光を放つ目。

 白い肌とポニーテールの揺れる髪。


 そして、

 そして…。


 白い私の肌を

 遠慮がちに包む。

 私のビキニアーマー。

 大人の魅力。

 溢れ出す。

 私のビキニアーマー。


 クシュン!

 やっぱり、寒い北の大地。

 プルプル。


 兵隊たち、

 その目が、私から目が離せません。

 その目ハートに。

 ポニーテールガールの魅力に、心奪われている間に、

 私のムチで、全員地獄へ、仲良し旅行。

 片道切符使われました。

 ついでに、戦車さんたち、

 ムチで、雪を舞い上げて、真っ白に埋めてあげました。

 雪どけまでその姿で、誰も殺さず、何も壊さず、いてください。

 行軍の疲れをお取りください。

 雪どけのその日には、汚れが流れて綺麗なお姿になるでしょう。

 これぞ戦車の洗車。

 お後がよろしいかしら?


 申し訳ありません。

 (関西人失格の作者より)


 私は、ミニスカサンタモードに変身。

 

 肌の露出減少。

 申し訳ありません。

 (作者より)


 トナカイの橇で、部長とポッチャリ彼女を追う私。

 すぐに追いつき、護衛の戦闘機をムチで真っ二つ。

 高価な飛行機は、なんのため?

 自国の土地を穢すため?

 お隣の友人を殺すため?


 理不尽さんの乗る飛行機は微塵切り。

 微塵切り?

 美味しいハンバーグ出来るかしら?

 料理に疎い、ポニーテールガール。


 部長とポッチャリ彼女は、橇で受け止め無事救出。

 あまりの事にお二人ともお休み中。

 気絶と言う地方も有るらしいです。

 良い夢、たくさん見てください。


 理不尽さん。

 何故かスキー場に無事着地。

 しかし、よく見ると気絶しながら、立っています。

 彼の身体からモヤモヤ。

 異世界からの訪問者、

 登場。


 その姿。

 それは、それは、巨大怪物ぬいぐるみ。

 その姿は、クマの〇ーさん。


 読者のために、お名前揃えていただきました?


 見上げる身体、10メートル。

 もちろん、許せぬその存在。

 理不尽さんは、操られていたかもしれません。


 巨大ぬぐるみの〇ーさん。

 炎のムチで焼きましょうか?

 ミニスカサンタモードの炎のムチ。

 〇ーさんの大きな手から雪だるまミサイル。

 姿は、可愛い雪だるまミサイル。

 ムチで叩き落すには、気が引けます。


 ここは、

 ここは、

 赤い帽子をクルリンパ。

 ポニーテールガール、ぬいぐるみバージョン。

 白くて可愛いウサギのぬいぐるみ姿に変身。

 モフモフのわたしは、可愛いウサギの戦士。


 肌の露出部分顔のみ。

 申し訳ありません。

(土下座する作者)


「いや、それは、着ぐるみの間違いでは?」


 巨大怪物の〇ーさんが、何か言っていますが、気にしない。

 

 ぬいぐるみバージョンのモフモフバリアーが、雪だるまミサイルから、私を守ります。


 モフモフウサギのぬいぐるみバージョンのムチは、ニンジン色。

 何度も巨大〇ーさんの身体にヒットします。

 平気な〇ーさん。


「そんな攻撃は、私には効かぬ」


 ニンジンのムチは、内部を盗む。

 そうです。

 ヒットごとに、巨大〇ーさんの身体の中綿を奪い続けます。

 チョットせこい攻撃のニンジン色のムチ。

 しかし、巨大〇ーさんの身体は、みるみるやせ細っていきます。

  

「〇ーさん、ご病気ですか?」


 私の問いかけに、答える余裕を既に無くした〇ーさん。

 ビキニアーマーモードに戻った私のムチ。


 肌の露出増大。

 ε-(´∀`*)ホッ(胸を撫でおろす作者)


 ぬいぐるみの怪物、巨大〇ーさんの身体を細切れにしてしまいました。


 空間が裂けて、

 異世界から、吹雪が。

 〇ーさんの身体を異世界へ運んでいきます。

 いけない、私は忘れていました。

 裂けた空間が閉じる寸前、中綿も慌てて放り込みました。


 理不尽さんは、ゲレンデの真ん中でお昼寝中。

 もしや、疲れていたかしら?

 毎日の激務ご苦労様。

 このままそっと寝かしましょう。

 優しい私。

 凍りつく理不尽さん。


 ミニスカサンタモードに戻った私。


      m( _ _ )m作者


 同僚の彼女と部長を連れて、そのまま日本へ。

 あまりの事に、彼女たちもお休みタイム中、続いています。


 しかし、たくましい彼女たち。

 日本に帰って二日もすると、

 怖かったことなんてすっかり忘れるポッチャリ彼女と部長。


 ポッチャリ彼女は、北の食べ物が、美味しかったので、

 部長は、めずらしく言い寄る男がいたので、

 早くお仕事再開にならないかしらと、今もお部屋で願っています。



           (⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)



 

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