深窓の令嬢も恋する乙女

主人公が目で追うのは深窓の令嬢

静かに本を開き物語の中で揺蕩う乙女

違う世界で 違う価値観でいたけれど

一歩踏み出す あなたと同じ図書委員へ
一歩踏み出す あなたと同じ本屋さん
一歩踏み出す 同じ物語の海へ

心を追いかけて行く主人公


気がつかない訳ではないのです。
私を見ている視線に戸惑って
無口な私を理解しようとしてくれるあなた

同じ本の海に居ることに気がついたら

深窓の令嬢
いいえ ただの恋する乙女です。