それは密かに受け継がれてきた、共生の物語

本の虫干し、と聞いて思い付く方法とは一風違う、不思議な虫干し。
何が何だか分からないままにおじいに呼ばれ、その虫干しを手伝わされた「僕」は、そこでとても神秘的な光景を目にすることになる。

短い物語の中に、古くからの習わしの面白さや、目には見えない世界の循環など、ちょっと考えさせられる部分があったりします。

続かないと書かれていても続きが読みたくなる、そんなお話。おすすめです!