第21話 ちょっとした事
今日、ちょっと面白いことがありまして。
電車に乗ったんです。その時、入り口から、車両の中央部、つり革がある方へ移動しようとしました。ところが、何かが引っかかって、上手く動けない。ヘッと胸元を見ると、胸ポケットに日傘の持ち手が引っかかっている。入り口付近に立っていた女性のオシャレなザックの脇ポケットに入れてた日傘の持ち手が、丁度よく引っ掛かったという。正直、こんな事あるんだ、すご、とか思ったんです。
長年、電車に乗ってますが初めての出来事です。
まあ、相手の人が怒っちゃって睨みつけられました。お互いちょっと不幸な事故だったとは思いますが。
「もうっ」
とかいって、その女性はリュックを前背負にしたら、日傘が落ちたけど、私のせいなんですかね。ああ、身長が低くて丁度良く引っ掛かったから、私のせいなのでしょう。運が悪かったともいいますが。
こんなこと、初めてなんていう経験は、この頃そうそう無いです。
日常って、同じような事が繰り返して過ぎていくって思っています。
でも、本当は同じ事がいつも繰り返しているわけではないんだなと。同じように見えているだけで、同じように繰り返していると信じたいのかもしれないですね。
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