第19話 引っ越し

 このところ、何が気ぜわしいって引っ越しをしているから。現在進行形。

引越の前後って、色々とやることがあるんですね。


 詰め込みパックでお願いして、4日かけての引っ越しになった。荷物、正確には本が多くて本の殆どはトランクルームにとりあえず預けることに。


 で、某A引越社さんにお願いしてたんだけど、どうしてそこになったかと言うと、見積もりの人の話で決めた。2社で相見積もりしたんだけど、もう一社のほうが実は安かった。


で、何が違ったのかと言うと

「荷物、部屋には入りませんよ」

見積もりに来た人の一言。引越し先の間取りと広さを聞いてきて判断だった。

それと廃品回収業者の正式な登録をしていて、廃品回収もしてくれるとの話も大きかった。だから、トランクルームを手配することになったのだ。これも引っ越し屋さんのツテで手配して貰った。


トランクルーム ! ああ、これが自分のスキルだったならば、なんて考えても仕方の無いことがちょっと頭を過った。現実逃避です。でも、マジで思った。


それに今回、廃品回収で出すものが多かった。

本棚7、小型の温室1、机1、その他諸々。

で、某A引越社に。


 そして当日を迎えた。

正直言って、この部屋引っ越せるのかなという不安がめっちゃ大きかった。いや、自分でパッキングしたのは仕事関連だけで他はそのまんまだったから。


で、2日目

「部屋に荷物が入り切りません。処分を増やしてください」

となりました。

ゴジラの時に書きましたが、選択です。もう待ったなしです。

かなり大量にものを捨てました。


そして三日目を迎えました。まだ、新居に居を移さずにいます。

なんと、昨日までは使えたパソコンが、全く使えません。

何故かパソコンのキーボードとマウスだけが先に送られてしまったようで。何故に ? な状況です。ダンボールに囲まれています。


四日目。トランクルームに本達が運ばれました。最終的な荷物の移動、家具の設置場所の確定。

そして、漸く荷物の搬入が全て終わりました。引っ越し屋さんが去って行きます。

ありがとうございました。


その晩。

料理はできません。台所用品はまだダンボールの中。だって、鍋もフライパンも包丁も、箸も茶碗も皿も、無いのよ。お弁当を買ってきました。箸を貰えるのって、素晴らしい。


お風呂。シャンプーを含め小物はどこでしょうか。お風呂はお湯につかるだけではありませんがな。バスタオル、見つけた。


色んな物が未発掘のままで新居の生活がスタートです !

ちょっと、ヤケクソ気味。


書いときますが、引っ越し屋さんが悪いわけでは無いんですよ。パッキングのみのお任せで、新しい家での荷物の整理は自分でするコースだから。

家具の設置はちゃんとしてもらったので、寝るのは困らなかったんですよ。

あと、仕事関連の荷物はちゃんと判るようにして貰っていたのでそれは大丈夫。


日常生活の準備を怠っていたのは自分自身が気がついていなかったから。そういった荷物はちゃんと先に言って手配しておけば、多分問題は無かったのでは無いかと思う。うん。

最低限のものを一緒にして貰って、すぐに出せばすんだ話だよなあ。



まあ、数日は友人に言わせると文化的な生活というのとは、ちょっと違った生活をする羽目に。

荷物が徐々に発掘され(ダンボールには、どの部屋の何が入っているか丁寧に書いてあります)、台所と洋服関連がなんとかなってきて、日常生活が少しずつ戻ってきているけど。


キッチン用品のダンボール箱は、ちゃんとキッチンに置いてあったんですよ。ただ、一部、別の部屋にあってそれを発掘するのに手間取っただけで。


電子レンジは偉大だと思った。最初の頃は、電子レンジがなかったらと思うとゾッとする。そういう意味では、文化的な生活の恩恵はあったのかな。

最初に見つかった調理道具はヤカンです。お湯が沸かせるって大事。コーヒーが美味い。


まだダンボールの山は山のままだったりする。

こう言う場合は、やはり引っ越しは継続中なのだろうか ?



因みに、引越は2月下旬。友人に

「3月は引越するのは、かなり大変らしい。時期は良かったね」

と言われた。

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