第4章 デート 第1節 第一関門突破

6


 「じゃあ、上カルビ。

美味しかったよね、この間。

3人前ぐらい頼んじゃう?」


 「いいよ。

今日はナムルも頼んでいい?」


 「いいよ。遠慮しないで、

食べたいものは、

どんどん注文しちゃおう!」


 「ああ、レバ刺しはちょっと。

肝臓はよく火を通してから食べないとね。」


 「わかりました、先生。」


 沙恵さえ二郎じろうも、

始終しじゅう笑顔で会話しながら、

仲良く焼肉を食べた。



 「あのさ、

もし良かったらでいいんだけど、

LINE交換しない?」


 「ああ、いいよ。

だけど俺、LINEってやったことないし。」


 沙恵は二郎のスマホを取ると、

LINEアプリをインストールして、

LINE交換の手続きをして、

使い方を説明した。


 「これからはこれで、

何かあったら連絡してね。

あと連絡先も交換しよう。」


 電話番号も交換した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る