第2話 なぜ、人は誕生したのか。

宇宙の意思により、地球が誕生したならば、人類すらもその意思の元生まれてきたとなる。


さて、人類が誕生するにあたり絶対に持ち合わせて来たであろう要素。


それが、

内なる「闇」と「光」である。


この世界にいる限り、絶対にあるはずだ。


なぜなら、この世界が二元の世界

(闇と光)(陰と陽)だからである。


人間の内側には必ずこの二元があり、無い人などいない。


どんな人にもあるはずなのだ。


「私は心に闇など無い!」


と思いたいだろう。

だが、そうはいかない。

これこそが、宇宙からの狙いなのだから。


宇宙は、進化成長を求めるが故に、

その材料を私達に持たせているのだ。


「それを使い、進化せよ!」と・・・


正に宇宙の意思からは、そのような働きがなされるだろう。


いったいどういう事なのか?



それは、

「闇に心を支配されず、どれだけ光へと自分自身を傾けられるか。」


と言えるだろう。

これに向か合わせる過程こそ、

進化と成長があると考えるならば、

闇は、私達には必要な材料となるわけである。


では、人の進化、成長とは、なんなのか?


進化と言っても、何をもって

「進化」と言うのか?


「成長」とは。。。


まず、わかり易いやらば、進化は、文明だったり、人間の機能的な発達も含まれるのではないか。


脳が小さいと思考が限られる。ならば、脳を大きくする為には、何を食するのかなど。

人間の身体的機能の変化も必要であり、

そして、それに伴い必要なのが、内面性であり。精神である。


思考から感情や、感覚的な事など。

あらゆる事が進化していくのだ。


その精神の発展を考えるならば、やはり脳機能は、発達を遂げていかなければならない。


これらのように、ただ単に人間として進化を遂げる為にも必要な段階を踏んでいかなければならなかったのではないだろうか。


さて、

その精神、心と言うものに視点を当ててみよう。


人は集団で生活している。

誰もが、何かに属しているわけだ。


この集団すらも、進化を遂げてきた事によるのではないか。


初めから集団で生活、行動していたとは、考えにくいのだ。


なぜ、そう考えるのかは、未だに各々の中にある


「我」と言うものが存在するからだ。


この「我」と言われるもの。


私は、自分だと考えている。

ただ、ここで言う「自分」とは、

「陰陽」の「陰」にあたり、「闇」にあたる。


そして、「集団」ではなく「個」とも言える。


この「集団」と「個」は、対象的な位置にある。


「自分」とは「個」である。

こじつけかもしれないが、

かなり当てはまるのではないかと。

考えるのだ。


では次回、この「個」から「集団」へ

この視点から、精神、心を考えてみよう。

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