第29話
2階層に進むが、敵はドードーの色ちがい?のような魔物が出てきた。
どんどん斬っていくが、先程より斬り応えがあった。やはり下の階層に行くほど強くなっていくのだろう。
さらにしたの階層へと進んでいったが似たような敵しか出てこなかったが、10階層を超えた辺りから空気が変わり、索敵に反応する魔物の魔力が高くなっていった。
そこからは、ドードーのような小型の鳥でなく翼竜のような中型の魔物が出てくるようになった。
攻撃は単調だったので、避けることは簡単だが、如何せん敵が多くてめんどい。
敵を倒しつつ速めに下の階層への階段を探していった。
40階層にたどり着き驚いたのは、翼竜が魔法?のようなものを使ってきた。40階層は土属性、41階層は風属性、42階層は水属性、43階層は火属性、44階層は無属性?みたいな感じの身体を強化する魔法を使っていた。
こいつらに関しては目立った苦戦はなかった。竜たちの属性に対抗できる属性魔法をこちらも使い、相殺しつつ剣で攻撃をしかけ倒した来た。
そして今、対面してる相手はそう簡単に突破できないかもな。
【種族名】
【レベル】240
久しぶりに格上が相手だ。スキルも体力も未知数。
劣等などと名前がついているが、見た目は青黒く大きさは大型のバスの2、3倍くらいあった。
とりあえず牽制がてら、魔法を放つが鱗に当たってはじかれてしまった。
低位威力の攻撃は効かないっぽい。
相手はこちらに今気付いたかのように、目を細めこちらを見下ろしている。
その巨体からは想像できないような素早さでこちらに突進してきた。
「何っ!!」
思わず声が出るほどで、体を反らしたが巨体が俺の体をかすめていった。
少しかすっただけなのに、ダンジョンの壁に叩きつけられ、血反吐を吐く。
意識を手放さないように、からだを起こす。視界はぼやけていて、体がフラフラする。
ポーションを飲もうとアイテムボックスから取り出した瞬間にパリンっと、ポーションが割れてしまった。
竜がポーションのみを狙って魔法を放ってきた。厄介すぎる、今までの魔物と違い知能を有してるっぽい。
多分だがこいつがダンジョンマスターなのだろう。あまりに他のダンジョンの魔物と格が違いすぎる。
隙を作ろうと魔法で攻撃をするが、相手は気にしない。本当にコイツを倒せるのかと思ったが、希望を捨てず相手を伺う。
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