第17話

今日も今日とて、本探しだ。


ダンジョンについての本を見つける。

ダンジョンとは、空気中の魔力含有量が多い土地にたまに発生するらしく、そのダンジョンに初めて入ったものが、ダンジョンマスターとなる。ダンジョンマスターになると、生物として格が上がり、力を手にするらしい。


力というのは、入った生物に会わせてて手に入るらしい。俺は何も変わっていないんだけどな。


例えると、ゴブリンが入れば体が大きくなり、力や知力が増し、同族の統率がとれるようになるようだった。


ダンジョンについて他に知れたのは、階層ごとに魔物が生まれるということだ。後は、新しくできた階層は既存の階層の上に生成されるということだ。

今、俺のダンジョンには広間のみしか無いのだが新しい階層を作ると、洞窟に繋がっているのは新階層部分になり、広間はその下に位置することになる。

また、不思議なことに階層が地下深くになるほど魔物が強くなるらしい。

新階層を作った瞬間に魔物は一斉に、移動されるらしい。

簡単にいえば、一階層にスライムがわいていたとする、新しく階層を作ると一階層は二階層になり、もともと一階層にいたスライムは新一階層に移動して、新二階層には新しい魔物がわくらしい。

ここら辺はダンジョンの不思議だ。



そして勘違いする人が多いらしいが、魔王はダンジョンマスターではなく、一国の王のようなものらしい。

そもそもダンジョンは洞窟に繋がる、迷宮のような物の名称であるということだ。

ようするに魔王城のような地上にあるものはダンジョンではないらしい。


ダンジョンについてはこのくらいだ。結構情報が集まったなと思いつつ、ダンジョン運営のしかたがあまり分からなかった。そりゃあそうか、みた感じダンジョンマスターは魔物がなるもので、今回みた本では人間がなった記録はなかった。


そろそろ次の物について調べる。


国や種族についてだ。

まずは種族からだ。分けられるのは5種類で、まずは、人間族だ。総数が多く、個々の武力は小さいが、団体戦が得意で多種族との争いが会っても他国に、引けを取らないらしい。


次にドワーフ族だ。鍛冶や製作スキルを持つものが多く、最先端技術を用いた武具の製造がとても盛んである。総数は3番目だが、武具が優れているため、武力は豊富だ。


続いてエルフ族だ。テンプレ通り長寿であり、容姿は男女問わず、秀麗らしい。数は下から2番目で、魔法に特化しており魔法技術を用いた、魔法具マジックアイテムの製作や、大魔術の使用、エルフの数名にしか扱えない秘術というものもあるらしい。


次に獣人族だ。獣人は、大雑把に決められていて、獣人族内に種類というものが設けられている。例えば、狼類ワーウルフ猫族ワーキャットそれにリザードマンなどだ。

力は人間より強いが、魔法や工夫した戦術が苦手であるため、武力はあるが戦争となると勝ち星が上げれないことが多かったみたいだ。


最後に魔族だ。魔族は身体能力も魔法も桁違いに強い。が、数は少ない。その魔族のほとんどをまとめ上げ、統治するのが魔王らしい。人間にたいしては、年に何度か、殺りくを繰り返すなど読んだ限りではいいやつではないっぽい。


獣人のように種族内での区別はエルフや、魔族にもあるようだった。特に魔族と獣人はおおいらしい。


種族については驚きがあった。エルフとドワーフの仲が悪くないということだった、マンガだと殺しあいに発展するくらいになか悪かったのにね。まぁ、フィクションはフィクションか。







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