ただの少年が、本物のヒーローになる瞬間

これはもう、タイトル通りの直球なヒーローものでございます。

破滅の日の予言を知らされた少年たちが、世界を守る約束をしてから六年後。
その予言の日、約束の場所へ自転車でひた走る、一人の少年から物語がはじまります。

タイムリミットはギリギリ、一刻も早く仲間のもとへ行かねばならないが、その道中、思わぬ事件に──。

そこで彼は「ヒーローとはいかにあるべきか」を問われる重大な選択を迫られ、自分の信念を問い直します。

何のために世界を救うのか、誰のためにそれをするのか。
ここでする決断こそが、ただの少年が本物のヒーローになった瞬間、となります。

そう、ヒーローの定義とはただ高い戦闘能力をもった英雄のことではない、心のありようである!

そんなドストレートなヒーローからしか摂取できない栄養をお求めの方に、とくにオススメな作品です。 

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