第13話 町の食べ物

大都に着いてギルドを探していた。

大都はとても栄えていて沢山の人がいる。見た事のない物や、食べたことのない食べ物で溢れかえっている。


「凄く大きいですね」


「そうじゃな。大都にくるのは実は初めてなのじゃ」


「え、そうなの?」


「そうじゃよ、色々事情があるんじゃよ」

少しだよ、不都合な顔をしている


「ギルドに行く前に何か食べますか?」


「おいなりさん!!」


「え?何か食べた事のないものとかにしません?」


「おいなりさんが食べたいのじゃ」

可愛さに負けておいなりさんを探すことにした。


「全然売ってませんね。町の人に聞いてもおいなりさん知らないみたいですし」


「残念なのじゃ」


「今度作ってあげるので、何か別な物を食べませんか?」


「そうじゃな」


町の食堂ような場所に入った。

色々なメニューがある中で一つ気になる物が有った。

【キツネ丼】

メニューを見た後にコンの方を見てみた


「キツネ丼ですって。」


「私は丼ではないです(*´・ω・)」

少し怒られた。


「キツネ丼食べてみませんか?」


「よいぞ」

二人でキツネ丼を注文してみた。


おいなりさんの皮をご飯に乗っけた丼だった。

コンが嬉しそうに食べている


「結局これも、おいなりさんと変わらないね」

「満足じゃ!」


こうして町で初めての食事が終了した。

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