第3話 この世界

本を読めるようになって分かったが、この世界は

あの記憶のすみにある神様が言っていたとおり

様々人種がいる世界であることが分かった


ああ、獣人族に有ってみたいな

尻尾をつかんだら怒られるかな?


他にもおもしろいことがわかった

ほぼ伝説の存在になっているがドラゴンとかもいるようだ


他にもこの世界の勢力図などもある程度理解できた。

ただまだ子供のぼくには関係ない


ある程度ぼくの1日の流れが決まった

 朝起きたらまずは読書する。

 次に朝食

 朝食後に父と剣術の稽古

 昼食を食べた後は基本的にフリーだが魔法の練習をしている

こんな流れで1日が過ぎていく


毎日新しい魔法を習得しているが、あまり両親には見つからないようにしている。

変な奴だと怪しまれてしまう可能性があるからだ。


大人になると時間の流れが早くなると言うがあれは多分ウソだ

正確には子供の時のようにあたらしいものがなくなると時間がすぎるのが

早くなるが正解だ


今のところこの世界は平和そのものである

今のところぼくの生活で平和でないのは

剣術の稽古である。


ぼくの剣術がまだ甘いのは間違いないが

父ハールの剣の腕前が明らかに強すぎる

子供相手で手加減をしてくれているのはわかるが

それでも一切はが立たない。

特に母が見守っているときには気合いが入り

一層しんどくなる。

正直引くほど強いんだと思う。


魔法は順調に覚えていく事ができた。

一つ気になったのがうちにある本によると

人にはそれぞれ魔法属性の適正が有り

向き不向きがあるとのこと。

ぼくはどの属性でも特に問題がないが

比較対象がいないため、そもそも全ての属性が弱い可能性もある

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