第30話 設定集 天職
天職の説明が断片的にしかなされないままここまで来てしまいました。
このままですと触れられなさそうなので、ここで一度まとめて解説します。
読まなくても本筋の話に影響はありません。
次回更新は二日後の24日です。
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天職
・五歳になると神殿で与えられる。
・ウォリアー系、ウィザード系、クラフター系の三系統に大別される。ウォリアー系とウィザード系を合わせて戦闘系と読んだりもする。
・これら三系統とは別に、『魔剣士』のようなハイブリッドタイプの天職もある。
・等級はノーマル・アーク・マスター・ロード・王の順に高くなる。
・天職が与える加護は三つ。
・戦闘系天職なら大抵、職種に対応した技術習熟補正の加護がある(『剣士』なら剣技習熟促進といった具合)。
・加護の技術習熟補正は闘気や魔力の操作技術には働かないが、対応する闘技や魔技には効果あり。
・これらの加護の内容は神殿で確認できる。
以下、天職とその加護の例です。
『ソードウォリアー』 種別:ウォリアー 階級:ノーマル
加護 剣士の肉体……主に剣を扱うのに必要な身体能力を強化する(効果小)。
剣技の才覚……剣技の習熟を促進する(効果小)。
剣識……刀剣の性能を直感的に感じ取れる。
『スピアウォリアー』 種別:ウォリアー 階級:ノーマル
加護 槍士の肉体……主に槍を扱うのに必要な身体能力を強化する(効果小)。
槍技の才覚……槍技の習熟を促進する(効果小)。
貫徹……精神系の状態異常を軽減する。
『ナイト』 種別:ウォリアー 階級:ノーマル
加護 騎士の肉体……主に剣や盾を扱うのに必要な身体能力を強化する(効果小)。
護技の才覚……剣技と盾技の習熟を促進する(効果小)。
滅私精神……守るべき対象が近くに居る時、身体能力を強化する。
備考 『ソードウォリアー』と『シールドウォリアー』の組み合わさった天職。効果が増えた分、剣と盾一つ一つに掛かる効果は弱まっている。
『ソードロード』 種別:ウォリアー 階級:ロード
加護 剣士の豪体……主に剣を扱うのに必要な身体能力を強化する(効果特大)。
剣技の天稟……剣技の習熟を促進する(効果特大)。
貴き剣識……刀剣の性能を直感的に知悉できる。剣によって受けるダメージを大きく軽減する。
『静粛の粛清者』 種別:ウォリアー 階級:マスター
加護 隠鎌士の肉体……主に鎌の扱いや隠密行動に必要な身体能力を強化する(効果大)。
隠鎌技の才覚……鎌技と隠密技術の習熟を促進する(効果大)。
音無き刎頸……自身の立てる音を抑制できる。自身の姿や魔力を認識されにくくできる。
『ウッドマスター』 種別:ウィザード 階級:マスター
加護 木術師の理知……最大魔力量を増加させ、木属性魔技の発動を補助する(効果大)。
木技の天資……木属性魔技の習熟を促進し、消費魔力を軽減する(効果大)。
大森林浴……木属性魔力を効率的に取り込める。木属性魔技の効力を強化する。
備考 ゼルバーの天職。設定だけはあったのですが、本編で出す機会を逃し続けたのでここで明かしておきます。
『アークエレメンタルウィザード』 種別:ウィザード 階級:アーク
加護 精霊術師の知恵……自身と契約精霊の最大魔力量を増加させ、契約精霊の魔技の発動を補助する(効果中)。また、精霊の気配に鋭くなる(効果中)。
精霊術師の資質……精霊系統の魔技の習熟を促進し、消費魔力を軽減する(効果中)。
精霊の友……契約精霊や、自身の生み出した疑似精霊の能力を強化する。
『テイムロ-ド』 種別:ウィザード 階級:ロード
加護 従術師の叡智……最大魔力量を増加させ、隷従系統の地属性魔技の発動を補助する(効果特大)。また、隷従させられる対象の数が増大する(効果特大)。
従技の天稟……隷従系統の地属性魔技の習熟を促進し、消費魔力を軽減する(効果特大)。
百獣率い……人間でない動物と意思を正確に伝達し合える。隷従系統の地属性魔技の効力を強化する。
『ファーマー』 種別:クラフター 階級:ノーマル
加護 大地の学び……農作業の習熟を促進し、農業に関する記憶力を強化する(効果小)。
豊作祈願……一定以上手を掛けた作物の実りが多くなりやすい。
害虫殺し……作物周辺の虫の存在を察知できる。
『スミス』 種別:クラフター 階級:ノーマル
加護 鉄の声……鍛冶術の習熟を促進し、鍛冶に関する記憶力を強化する(効果小)。
冴える技巧……自身の手がけた製品の品質が良くなりやすい。
素材は友達……素材の持つ能力を引き出しやすくなる。
『剣王』 種別:ウォリアー 階級:王
加護 剣士の王躯……主に剣を扱うのに必要な身体能力を強化する(効果絶大)。
剣技の王賦……剣技の習熟を促進する(効果絶大)。
剣の王権……刀剣の性能を直感的に知悉できる。剣によって受けるダメージを大きく軽減する。あらゆる刀剣を使用できる。
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