短編 中間

 短編を簡単に見ていきましょう。


サブカテゴリー ― 中間 (エントリー) ― 通過率

ファンタジー ― 145 (1687) ― 9%

恋愛・ラブコメ ― 200 (2302) ― 9%

現代ドラマ・ホラー ― 247 (2963) ― 8%

エンタメ総合 ― 236 (2408) ― 10%

令和の私小説 ― 113 (771) ― 15%


応募作品数の少ない「令和の私小説」以外では、概ね10%の作品が中間選考を通過しました。


 獲得☆数での通過ボーダーですが、短編部門の全体では、概ね☆200以上あれば100%の通過圏内です。ボーダーは概ね☆100ぐらい。


 部門別では、エンタメ部門は☆300以上で確実に通過、☆200で90%。☆100で87%。エントリーと通過作品数からみて、ボーダーは概ね☆100ぐらいでしょう。

おそらくサブカテゴリーに分けて集計しても、それほど大きな差はないものと思われます。


 私小説は作品のエントリー数の少なさもあり、☆100で通過確実。ただし☆99以下にほとんどの作品が集まっており、その通過率は19%ですが、例によって99以下を細かくみると、☆40がボーダーのようです。


 長編と同じく、ある一定ラインまでは上から順番ですが、ボーダー以下はなんらかの係数か条件で選ばれているのは間違いありません。1作品だけ☆0のものもありました。


 この中から何作品が選ばれて、非売品の単行本に纏められるのでしょうか。発表が楽しみですね。




 短編に関しては、長編にない条件が一つあります。

それは「文字数制限」。概要に明確に1万字以内と明記されていましたが、締切集計時には数作品の存在を確認していました。


 結論から言うと、今回の中間通過作品に規定文字数を超えた作品はありません。通過作品は全て規定文字数内です。



 連載と完結の比率も、どちらの部門も95%が完結作品でした。これは短編ならではだと思います。


 そして、最終更新が何年のものが通過したのか……

 これは長編と同じく、2022年から2023年が最終更新(完結または連載中)の作品ばかりです。ただし、私小説のほうで2021年最終更新作品が1作品あります。

 エントリー段階では古い作品で2016年のものもありましたが、結果を見ると短編も新しい作品が通過しています。

 

 回を重ねるごとに参加作品数が増えていくカクヨムコンですが、新作が優先されて古い作品は通過しにくくなっているのかもしれません。


 一人あたりの作品数の平均については、今回はデータの作り方をミスったため、集計はできませんでした。

 ただしデータ整形作業をしていて知ったのですが、多い方で100作品以上もしくはそれ近くの作品数を出されている方が何人かいらっしゃいました。多くは1作品から数作品が多いかなと感じました。



 簡単ですが、短編をまとめるとこんな感じです。


 

 以上で、カクヨムコン8中間まとめは終わりにしたいと思います。次は結果発表後に書ける内容があれば、書きたいと思います。

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カクヨムコン8 資料室 みつなはるね @sadaakira

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