27話

店員「ふふふ、冒険者さん大分酔ってますね〜」


カイ「そうなんですよ〜、今日相談してもらおうと思ってたのに全然話進まなくて…………って、あれ?お姉さん?」


気づいたらすぐ横にあのグレーさんのお気に入り?のお姉さんが微笑んで立っていた


グレー「あ!おねーさん!ちょうどいい所にエールおかわりお願い!」


グレーさんは空になったジョッキ持ちながら言った


――このペース早すぎじゃなかろうか?確かにね料理とお酒が美味しいのはわかる……

え?なに?お前はどうかって?

えぇまぁ勿論僕もおかわりお願いするんですけども


カイ「お姉さん僕のもお願いしますボソッ」


しれっとグレーさんに便乗しておかわりをお願いした


店員「はいはい〜い、ありがとうございます〜!!」


グレー「いや〜、この店の酒と飯はいつでも美味しいな〜」


店員「ふふっ、ありがとうございます!そう言ってくれると店長も喜ぶと思います〜」


グレー「嘘じゃないよ〜僕は本音しか言わないからね〜」


店員「ふふっ、相方さんが相談あるみたいですし、そちらにも目を向けた方がいいんじゃないですか〜?」


グレー「ん?あぁなんかそんなことあったけな〜ポリポリ」

そんなこと言いながら額をポリポリとかいた


――勘違いしないでほしい、僕もいい大人だからね〜こんなことでキレたりしない。ただ、これからこの人のギルドでの対応はとことん悪くしてやろうとしてるだけさ……


店員「なら〜ちょうどちょっと休憩したいと思ったからお姉さんが聞いてあげようか〜?」


――へ?そんなのことあります?それってなんのオプション?


カイ「エット~イイデスカ?」


店員「えぇ、もちろん」


――おぉ!青天せいてん霹靂へきれきとはまさにこのこと!!


カイ「是非是非!聞いてください!アドバイスください!」


店員「はーい、その代わり沢山の注文してね〜」


モチロン!お姉さんの頼みなら幾らでも( ー`дー´)キリッ

お金ならたんまり持ってます!隣の酔っ払いが!


グレー「なんか変なこと考えてない〜?」


チョットナニイッテルノカワカラナイ

酔っ払いは無視してGOだ!


カイ「実は〜カクカクシカジカでして〜」


続く


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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