JKハーレムサークル

奥田啓

JKハーレムサークル


大学内のベンチ

東堂悟「あーだりぃ」

佐渡庸平「そうだなあ」

二人は大学2年生でいつも授業さぼり仲間として校内だらだらしている

東堂「あ」

佐渡「どうした?」

東堂「JKに囲まれたい」

佐渡「は?」

東堂「俺男子校だったから女子高生と触れ合う機会がなかったしさ」

佐渡「はあ」

東堂「女子といういろんな年代があるけど女子高生が一番好きなんだよね。」

佐渡「ああそう・・・」

東堂「JKに囲まれるって男の夢じゃん。そんでいろんなことしてもらいたい」

佐渡「授業サボってそんなこといってたらいよいよやばいよおまえ」

東堂「とりあえずJKハーレムつくりたいんだけどどうしたらいい?」

佐渡「いやしらんわ」

東堂「つめたいこというなよ」

佐渡「つめたいとかじゃなくてまじでしらんというきもちだわ」

東堂「そうかー。うーん。」

東堂は考えるそぶりをする

東堂「あっわかった」

佐渡「え?」

東堂「サークル作ればいいんだ。ちょっと申請書もらってくるわ」

佐渡「えっちょっと」

東堂「なに?急いでるんだが」

佐渡「急ぐな。そんなサークル申請して通るわけないだろ」

東堂「なんで通らないんだよ」

佐渡「そんな不純な目的を持ったサークル学校が認めるか」

東堂「不純じゃないだろ。女子高生に囲まれたい、それは純粋な気持ちだよ」

佐渡「まっすぐな気持ちであればいいと思ってるだろ。どうみえるかだろ」

東堂「じゃあ考えてくれ。どうしたらJKハーレムサークルの申請を通せるか」

佐渡「あくまでも通したいのか・・・カモフラージュさせるとかしろよ」

東堂「というと?」

佐渡「表向きはなんか普通のやつで、実は目的がそれでとか。まあばれたらおわるけど。あとそもそもまずは同好会で、実績をあげたらサークルになるとかだから急には無理よ」

東堂「わかった。とりあえず女子高生女体同好会にする」

佐渡「はなしきいてたか?どストレートになってるぞ。さっきのほうがまだかわいかったよ。」

話のいる二人の後ろから声が聞こえる

原野舞美「なにやってるの?」

東堂「おまえには関係ないぞしっしっ」

舞美「えーなにそれひどい」

佐渡「いやでもろくなことないからかかわらんほうがいいぞマジで」

舞美「まあ東堂はいつもへんだからね・・・・・」

佐渡「だろ」

東堂「なんだおまえら俺を変な奴扱いして」

舞美「へんでしょいつも」

東堂「うるさいなほら次の授業のチャイム鳴ってるぞはよいけ」

舞美「いやあんたも次一緒でしょ」

東堂「ちょっと忙しいからプリントとっといてくれ頼む」

舞美「もーしょうがないな・・・・」

舞美は去っていく

東堂「ふーうるさいやつやっとどっかいった」

佐渡「あいつも変人だよなあこんなやつを・・・」

東堂「なんかいったか?」

佐渡「いやべつに」

東堂「とりあえず申請しにいくわ。おれはとめられないよ」

佐渡「もうとめねえよちゃんと表向きのやつでつくれよ。俺も授業いくわ」




後日

東堂「佐渡ーおーいできたぞ」

佐渡「ああできたんだ。なに同好会にしたの?」

東堂「現代服飾」

佐渡「なんだそれ」

東堂「俺JKの制服好きだから制服を研究したいと思い申請した」

佐渡「もうきもちわるいよおまえ」

東堂「いいじゃん通ったんだから。さあいくぞ」

佐渡「どこに?」

東堂「部室棟」

佐渡「いや場所ってまだもらえなくね?」

東堂「つかってない空き部屋があるんだよ」

佐渡「怒られないのか?」

東堂「全然かつどうしてない委員会にはいってそこで使ってる部屋を拝借することにした」

佐渡「いやもっとおこられそうだけど。つかそれのために委員会入ったのかよ。

東堂「大丈夫まじでばれないから」

佐渡「いいのかよちなみに何委員会?」

東堂「卒業アルバム制作委員会。」

佐渡「えっいいのか?」

東堂「卒業アルバム委員会は2ヶ月くらいしか活動しないそれ以外はだれもはいってこないからそれ以外は使えるぞ」」

佐渡「まじかよ・・・・・」

東堂「さあいくぞ」

佐渡「つか俺はいってんのか?」

東堂「当たり前だろ一人じゃ無理だったし」

佐渡「はあ・・・・」





部室棟

3階の1番奥の部屋にいく

番号キーがありそれを東堂は入力していき扉がガチャという音をたてると

扉が開く

佐渡「わりとちゃんとしたとこだな」

東堂「だろ。ここつかえるとかまじで幸先良すぎるこれはJKハーレムを築くのも時間の問題だな」

佐渡「それだけどどうやってJKを連れてくるんだよ」

東堂「考えてくれ一緒に」

佐渡「いやむりだろ・・・JKつれてこれたとしても犯罪だろ・・・」

東堂「なんとか合法的なのないのか」

佐渡「JKを囲む合法的な方法ってなんだよ」

東堂「まあもうすぐくるからあいつにもきこう」

佐渡「え?だれかくんの?」

ドアからノックの音が聞こえる

東堂「はいはいっと」

東堂はドアを開ける

舞美がはいってくる

佐渡「おまえか・・・・」

舞美「ここなに?後用って・・・」

東堂「ちょっとおれら同好会作っておまえも頭数にいれさせてもらった」

舞美「へ?何勝手にやってんの?」

東堂「すまんゆるせ」

舞美「いやっていうかなんの同好会?」

東堂「現代服飾」

舞美「え?服飾に興味あるの東堂って」

東堂「それは仮の姿だわけあって本来の目的ではつくれなかった」

舞美「どうせへんなやつでしょまた。本来の目的って?」

東堂「JKハーレム」

舞美「は?」

東堂「JKハーレム」

舞美「東堂あたまおかしくなったの?」

佐渡「まあおれもそうおもうというかまえから」

東堂「おかしくねえ俺は正常」

舞美「なにをするとこなの?」

東堂「俺がJKに囲まれるハーレムを作りたい」

舞美「ばかなの?」

東堂「なんでだよ男の夢だろ。なあ佐渡」

佐渡「俺に振るな」

舞美「佐渡も?きっしょ」

佐渡「おれはちげーよ・・・」

舞美「さっきこそこそやってたのはこれか・・・そんで呼んだ理由は?」

東堂「頭数にいれただけだけどアイデアが必要でな。JKハーレムを作るにはどうしたらいいか、女子目線の意見が欲しい」

舞美「JKハーレムに女子目線いらないでしょ男のアホな願望なんだから」

東堂「そんなかたいこというなよ人助けだと思って」

舞美「その人助けにだけは加担したくない」

東堂「ちょっとまってくれJKをつれてきたいんだけど合法的で起死回生の方法ない?」

舞美「あるわけないでしょばかじゃないの」

東堂「そこをなんとか」

舞美「だいたいなんでJKなの?」

東堂「女子高生という女体が本当に好きで」

舞美「ほんときもちわるい」

佐渡「もうかえったほうがいいぞ」

舞美「そうだね。かえる」

東堂「まってくれよー」

舞美「そんなに女子高生好きなら誰かにコスプレでもしてもらえばいいんじゃない。それじゃ」

東堂「・・・・・おい」

東堂は帰ろうとする舞美の方に向かい手を掴む

舞美「えっなに・・・?」

東堂「いまなんていった?」

佐渡「おい東堂どうした・・・・」

舞美「いやあの・・・コスプレさせればって」

東堂は険しい表情をする

舞美「怒らせたなら謝る・・・」

東堂「それだ!!!!」

舞美「ん?」

佐渡「え?」

東堂「女子高生呼べないなら女子高生のコスプレさせればいいんだよ」

佐渡「えっそんなアホな・・・というか現役がいいんじゃ?」

東堂「見た目がJKであればなんでもいいよ。」

佐渡「まじかよこだわりないんだな」

東堂「っつか舞美おまえスタイルよくねえか?」

舞美「え、何急に」

舞美は急に照れ出す。

東堂「ちょっとJK似合いそうだな顔可愛いしおまえ」

舞美「やだちょっと・・・」

東堂「頼むJKになってくれねえか!おまえぜったい似合うスタイルいいし」

佐渡「いやなものはいやっていったほうがいいぞ」

舞美「まあ・・・・そういうならいいけど・・・」

佐渡「おいおまえものっかるなよ」

舞美「まあ私もまだ通用すると思うし」

佐渡「だめだこいつもそっち側へ・・・」

東堂「よっしゃそうときまればちょっとまってろ!!!」

東堂はドアをあけて勢いよく出ていく

そしてしばらくするともどってくる

東堂「よっしゃこれきてくれ!」

東堂の手にはセーラー服とブレザーを持っている

佐渡「おいどこからもってきたんだよ」

東堂「演劇部からとあと俺の妹の部屋からぱくってきた」

佐渡「まじかよ・・・つか頬どうした赤いけど」

東堂「そこらへん通りかかった女子高生に今着てる制服貸してっていったらビンタされた」

佐渡「合法にするために女子高生コスプレするのに女子高生に制服追い剥ぎしようとしたら犯罪だろ・・・」

東堂「ちょっと勢い余ってしまって」

舞美「生JKのは負けた感じがするので着たくないからよかった」

佐渡「お前はお前でなんなんだよ」

東堂「さあどっちがいい?」

舞美「セーラー!ブレザーは中高着てたからきたことないやつがいいセーラーあこがれてたんだよねー」

佐渡「もうノリノリだなおまえ」

舞美「まあ人助けだし」

佐渡「自分が着たいだけだろ」

東堂「それじゃあ着てくれ」

舞美「わかった」

東堂「・・・・・」

舞美「・・・・・」

東堂「・・・・・・」

舞美「いやでてってよ」

東堂「あっ着替えるのみちゃだめなのか」

舞美「ばかなの?」

東堂「見れると思ったハーレムだし」

舞美「いみわかんない。はやくでていって佐渡もなんでいるの」

佐渡「もしかしたらみられるのかとおもって」

舞美「でてけ」




廊下に出る東堂と佐渡

佐渡「おいだされちまったな

東堂「まだあきらめるな佐渡よ」

佐渡「え?」

東堂「このドアは少し隙間があってなそこから覗けるんだよ」

佐渡「なんだと?」

東堂「ほらみろこれおっ舞美が脱いでるぞ」

隙間から舞美が服を脱いで下着姿になっている。心なしか嬉しそうにしている

東堂「あいつでっけーな服からじゃわかんなかったけど」

佐渡「まじかおれもみたい」

佐渡「ほんとだでっけーまじで。女って胸の収縮技術持ってるよな」

東堂「わかる。おおきくみえないのに脱ぐとお化け屋敷みたいにびっくりでっかいおっぱいくりだすやついるな。結構テンション上がるわそのサプライズ」

佐渡「だな」

ドアが開く

舞美「正拳おみまいサプライズしてあげようか?」

東堂・佐渡「あっすいませんでした」



ドアからもういいよという声が聞こえる

ドアを開け中に入る

セーラー服をまとい得意げな舞美がいた

舞美「じゃーんどうよ」

舞美は紺色のセーラー服をたなびかせ

髪をポニーテールにして一回転する

東堂「・・・・・」

舞美「なんかいってよ」

東堂の頬に一筋の涙が流れる。

舞美「えっなんでないてんの?」

佐渡「どうした」

東堂「こんな可愛い子が俺を囲ってあんあことやこんなこともしてくれるのかと思うと涙が・・・」

舞美「ふ、ふーん泣くとかおおげさだなあ」

舞美はすましつつニヤニヤしている

佐渡「いや、やばいこといってるぞこいつ。かわいいってワードだけ拾ってほか聞こえてないだろ」

東堂「まじで最高・・・・JKハーレムの第一歩が・・・・」

佐渡「すげえ泣いてるじゃん。もうダメかこいつ」

舞美「そんでこれでどうするの?」

東堂「そうだな色々おれのいうこときいたり誘惑したりして欲しい」

佐渡「なんかきいてらんねえな」

東堂「そうだちょっと汗掻いたからあおいでくれ」

舞美「ん?あおげばいいの?はいはい」

近くにあったうちわをとってあおぐ

舞美「涼しいー?」

東堂「おー最高・・・」

佐渡「なんなんだよこいつら

舞美「ねえみて」

東堂「ん?」

舞美「ほらJKの生ブラ」

舞美は前かがみになり谷間を見せる

東堂「ちょっ・・・・あのもっとあせかくんですけど」

舞美「えー?誘惑しろって言ったじゃん」

東堂に舞美は体を密着させる

舞美は東堂の耳にもとでつぶやく

舞美「私のJKどう?」

東堂「さ、最高・・・です・・・」

舞美は得意げに笑う

佐渡「おいおいおーい!!」

東堂「え?」

佐渡「AVとってんのかこれ。俺ほったらかしでやめろ」




東堂「お、おうすまんな!」

東堂は舞美にから離れる。

東堂「よし!この調子でもっと増やそう!!明日からJK候補者を集めて欲しい部長命令だ」

舞美「え?わたしも?」

東堂「頼む。舞美の友達とかJKになってくれそうなやついない?」

佐渡「やばい日本語しゃべってるな」

舞美「あたしだけじゃだめなの?他の女の子なんかやだな」

佐渡「こいつはこいつでなんなんだよ」

東堂「俺、ハーレムつくりたいんだ本気で。たのむよおまえだけが頼りだ」

舞美の手を強く握り熱のこもった視線を送る

舞美「まあ・・・一応頑張ってみるけど」

佐渡「ちょろいなこいつ」

東堂「よっしゃJKハーレム同好会本格始動だ!」

佐渡「始動してはいけないものがうごきだしてしまう・・・」







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JKハーレムサークル 奥田啓 @iiniku70

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