ストーキングナイト

奥田啓

ストーキングナイト


○ある夏の始まり

あたりではゼミが鳴いている

翔悟の心の声「今日これからバイトとかだるすぎる・・・」

コンビニが目に入り、喉の渇きに気付いた翔悟は店内に入る。

翔悟「あー涼しい・・・もう出たくねえ。」

飲み物コーナーに行きカフェオレを手に取りレジに並ぶ。

佳奈「いらっしゃいませー」

翔悟はふとレジの女性コンビニ店員を見る。

翔悟に強い衝撃が走る。

ふわりとした髪。

アイドルのような顔立ち。

翔悟「か、かわいい・・・・・・」

それが佳奈との出会いだった。


○1ヶ月後 スーパー前

翔悟はスーパーの中を眺めている。その視線の先には佳奈がいた。

翔悟「おっスーパーで何買うんだ・・・?ジャガイモとタマネギニンジン・・・・」

翔悟「おっカレーかな?いいなあ食べたいなあ。あっおいおい、それならルー買わなきゃダメだろ確かもうルーは無いはず」

翔悟「おっそうそうルー買わなきゃな・・うっかりさんだけど思い出して偉い。買い物姿かわいいなあ」

佳奈をニヤニヤしながら眺めている。通り過ぎた人は不審な目でみている。



○商店街

佳奈は重たそうにしながらスーパーを出る。

翔悟「あーもってあげたい。だけど俺の香奈さん見守りルールその①安易に近づいてはいけないというものがあるからな耐えろ見守れ俺・・・!」

香奈が歩く数十メートル離れてついていく。

翔悟「歩く姿もかわいいなあ。服装もすげえすき。10日前のゆったりした黒ワンピースも大人っぽくていいし3日前のパーカーも可愛かったけど大きめのTシャツ来てズボンでシンプルなのに可愛さを引き立ててるっていうか・・・かわいいから余計服装が可愛く見えるっていうか・・・たまらんわマジで」

佳奈は商店街のところ歩きながら目についたものを見ていき、なかなか家路にたどり着かない。

翔悟「いろんなもの見ちゃう子供みたいな佳奈さんクッソ天使だわ。ペットショップ覗きながらかわいいーって言ってる佳奈さんまじクソ可愛くて俺が死んだとき走馬灯にあれ長めに流してほしいわ。」

近くで電柱の影に隠れている男がいた。

メガネをしていて地味目な男で、湿った視線を佳奈に送ってるように見える。

佳奈が歩くのに合わせて動いているようだった。

翔悟「アイツストーカーか・・?気持ち悪いな。佳奈さんになんかしようとしてんじゃねえだろうな」

翔悟はその男に近づき声をかける

翔悟「おい佳奈さんになんか用か」

男はビクッとしながら翔悟の方を振り向いた

すぐさま逃げていく。

翔悟「なんだアイツ・・・・。」

男の背中を見つめる。

翔悟「佳奈さんかわいいからああいうやつ出てもおかしくねえ。俺が守らねえと。警備を強化しよう・・・」



○ファミレス バイト先

翔悟がロッカールームに入ってくる。

慶太「ういーお疲れ」

慶太は缶コーヒーを飲んでいる。

翔悟「お疲れーってか聞いてくれよ」

慶太「ん?」

翔悟「昨日佳奈さん見守りにいった一人変な男が佳奈さんつけまわしててさ」

慶太「変な男二人いんだろ」

翔悟「は?一人だって」

慶太「いやお前もだよ変な男また佳奈さんストーカーしてたのか」

翔悟「ストーカーじゃねえよ見守り通過警備だわ変なやつとかこないよう」

慶太「お前が変なやつだって・・・」

翔悟「そんなことねえって。俺は何もせず本当に佳奈さんが心配だし守ってんだよストーカーとかいうキモい奴らと一緒にすんなマジで怒るぞ」

慶太「捕まんなよホント・・・」

後輩の正樹がやってくる

正樹「ちわす。なにはなしてんすか?」

翔悟「ああ正樹。俺の天使みるか?」

正樹「まえにいってましたね見たことなかったです」

翔悟はスマホで撮った写真を見せようとすると

慶太「おい盗撮かよ」

翔悟「ちげーよ1枚だけだから。それ以外は撮ってない。ずっと守ってるんだぞ1枚くらい許してくれる」

慶太「盗撮には代わりないだろう・・・・」


正樹「・・・・う」

正樹は手を閉じたり開いたりする

翔悟「正樹が手をグーパーする時は興奮してる証拠だ」

正樹「べつに・・・」

翔悟「そうか、かわいいからそうだよなあ」

翔悟は笑いながら肩をたたく。そして急に真顔になる

翔悟「だけどおまえてをだそうとしたら殺すからな。地獄の果てまで追いかけるから」

慶太「色々やべえなおまえ。んでなんだっけそ変な男がいたんだっけ?」

翔悟「そうそう。なんかジトーっと見ててさ、なんか視線がねっとりしててさ。まじキモかった。アイツなんかしそうで怖いわ。」

慶太「まあ怖いっちゃあ怖いな。」

翔悟「やばい心配になってきた。今日バイトやっぱ休むは店長に言っといて」

翔悟は部屋から出ていく

慶太「あっおい!」

慶太と正樹はでていったドアを見る。

正樹「忙しいっすね」

慶太「はあ・・・マジで捕まんなよアイツ・・・・」





○佳奈の家の近く

翔悟「まだ佳奈さんは帰ってなさそうだな・・・」

前の電柱に怪しい男がいた。

翔悟「あいつまたいやがる・・・なんだ手に持ってるけど紙袋?」

男は佳奈の家のドアに近づく。

翔悟「へんなもんおいて嫌がらせする気はあいつゆるせねえ!」

ダッシュで男の方にかけより声をかける

翔悟「てめえ今もってるものはなんだ」

男「な、なんですか・・・」

翔悟「いやがらせしようとしてるんだろうおまえ」

男「いやぼくは・・・」

翔悟「ずっとつけてるの知ってるぞ中身みせてみろ」

男「いやです」

翔悟「いいからみせろ!」

男「いやだ!」

翔悟「このやろ」

翔悟は無理矢理に男がもっている紙袋を奪い取り

翔悟「どうせやべーもんを・・」

中身はリボンのついた箱だった

翔悟「おいおい、一方的にプレゼントか?」

男「・・・誕生日だったから・・・」

翔悟「おいおい気持ち悪いな。おまえみたいなストーカーのやつうけとるわけないだろ」

男「ストーカーじゃないですよ!佳奈の元彼です」

翔悟「はあ?こわいなおまえ妄想に取り憑かれて。というか佳奈さん呼び捨てしてんじゃねーよ」

男「ほんとです。つい最近振られて。でも誕生日祝いたくて」

翔悟「まじ?」

男「マジです」

翔悟「ストーカーより腹たつな。なんでおまえみたいな地味メンと佳奈さんが付き合えんだよ」

男「地味メンとかいわないでください。鈴木幹宏っていう名前があるんです」

翔悟「へー名前も地味だな」

幹宏「うるさいな。というかあなたこそなんですか

幹宏「・・・・・あなたこそなんなんですか」

翔悟「おれ?おれは佳奈さんを守ってる」

幹宏「・・!まさか彼氏?」

翔悟「いやちがうけど」

幹宏「えっじゃあなんですか佳奈の知り合い?」

翔悟「知り合いでもない。話したこともない。つーか呼び捨てすんなっつったろ」

幹宏「えっじゃあ何の関係もない?」

翔悟「まあそうだな」

幹宏「あなたが一番ストーカーじゃないですか」

翔悟「ちげーよまもってんだよ。あれだよ佳奈さんを守るナイトだナイト」

幹宏「きもちわる・・・」

翔悟「おめえ殴らせろ」

幹宏「暴力はやめてください」

翔悟「つーかおめえも元彼?なんだとしたらなんでつきまとってんだよやっぱストーカーだろ」

幹宏「ちがいますよ」

翔悟「じゃあなんだよ」

幹宏「いやまた戻りたいなって

翔悟「おまえにはできねーよ」

幹宏「なんでですか」

翔悟「一回別れたんだろ?それはだめってことじゃん。どうせきもがられたんだろ

幹宏「うるさいですよ純粋なストーカー」

翔悟「何だとこら・・・・あっ」

道路の向こうから佳奈がやってくる

翔悟「ちょ、いったんかくれろ」

遭遇する前にふたりは物陰に隠れる

テクテク歩いている佳奈を二人で見ている。

誰かと電話している。

幹宏「佳奈・・・あいかわらずかわいいな・・・」

翔悟「おいみてんじゃねーよ」

幹宏「なんなんですか。あなたに止める権利ないでしょ」

翔悟「あんだよ」

幹宏「ないでしょただのストーカーなんだから」

翔悟「はあ!?」

佳奈「それでさー最近ちょっと誰かにつけまわされるっていうかさ・・・」

佳奈が電話相手にこぼす。

翔悟「なに!ストーカー?ゆるせねえ」

幹宏「ゆるせませんね」

翔悟「おめえのことだろ」

幹宏「なにもやってませんよ」

翔悟「プレゼントわたそうとしてたじゃねーか日頃なんかやってんだろ」

幹宏「やってませんよばれるようなことはあれが初めてですだいたいあなたもでしょ」

翔悟「おれは佳奈さんを悲しませるようなことなんかしねえんだよボケ」

幹宏「悲しませたくないならついてまわるのやめたほうがいいですよ」

翔悟「うるせえっていうか話しきけねえだろだまってろ」

佳奈は悲しそうに話す

佳奈「ちょっと写真送ってくる人がいて・・・こわくて・・・・」

幹宏「盗撮?!許せません」

翔悟「おめえしてそうだな待ち受けにしてそう」

幹宏「してません!待ち受けは一緒に撮った時です」

翔悟「一緒の撮っただあ?!今すぐ消せ」

幹宏「なんでですかっていうかあなたこそ盗撮してそう」

翔悟「盗撮してねえ一回心の中ですいませんっていいながら1枚だけ撮っただけだ」

幹宏「アウトです警察呼びます」

翔悟「はあ?てめえも道連れじゃボケ」

幹宏「あっ佳奈いなくなった」

翔悟「まじかよ詳しくきけなかったじゃねえか

二人はため息をつく

翔悟「まじこれから佳奈さんつけまわすなよ俺が殴るからな」

幹宏「だからそんな権利ないでしょ。」

翔悟「あるし。じゃあもうつけまわすなよじゃあな」

幹宏「あなたこそ」

翔悟は帰ろうとした時ニヤッとした男とすれ違った

翔悟「何だあいつきめえな」

翔悟はそのまま気にすることなく帰っていく



○バイト先

だるそうに翔悟はバックヤードに入っていく。

翔悟「おつかれー」

慶太「おつかれーこないだたいへんだったんだからなー」

翔悟「すまんありがとう」

慶太「んでどうだった?」

翔悟「やっぱストーカーだったわ」

慶太「あそうなんだ」

翔悟「そいつ元彼らしくてさ」

慶太「まじか」

慶太は驚いた様子を見せる

翔悟「元彼がストーカーとかきもいよな」

慶太「いやおまえもひとのこといえないよ」

翔悟「なんでだよ」

慶太「はなしたことないのにつけまわしてるところとか」

翔悟「つけまわしてねえ守ってんだよ」

慶太「つか好きなら話しかけたりちかづけよ」

翔悟「ばかおまえしらんやつに話しかけたらキモいだろ」

慶太「もっとキモいことしてるじゃん。」

翔悟「きもくねーよ」

慶太「話したいとか付き合いたいとかないのか?」

翔悟「いやもう遠くから見て愛でてるだけでいいよ。俺みたいなやつ相手にされないし。いいよなおまえは見た目いいし。ずっと彼女途切れねえじゃん」

慶太「まあ」

翔悟「その『まあ』がクッソむかつくわ・・」


慶太「いやでもやらなきゃわかんなくね?そもそもどう思われるかの前に向こうはおまえをしらないんだし」

翔悟「わかってるよおれみたいな人相悪いやつだめだって。傷つくのがわかってるから無駄なことはやらない」

慶太「翔悟そもそも女の子にアプローチしたことねえじゃん。まるでできるけどやらないみたいな言い方だな」

翔悟「ほんとおまえズバズバ言うよな。普段女の子にはすげぇ優しくするのに。」

慶太「女の子は優しくしないとって教育受けてるから。ってかさようするにチキってるだけじゃねえか」

翔悟「うるせえ!あんな可愛い女の子むりだって。せめて俺はあの子が平和に暮らせればそれでいい。それが俺の幸せだ」

慶太「殊勝なこと言ってるけどストーカーなんだよなあ」

翔悟「うるさい。そろそろはじまんぞ」

慶太「はいはい」



佳奈の家の近くのスーパー

翔悟「おいてめぇなんでいるんだよ」

幹宏「きみこそなんでここにいるんですか」

翔悟「おれはパトロールだ」

幹宏「ストーカーですね通報します」

翔悟「おめえもだろうが仮に警察呼んだらてめえも道連れだ」

幹宏「僕は彼女と関係性がありますから。」

幹宏は得意げな顔をする

翔悟「じゃあいつ最近話したんだよ」

幹宏「ぐっ・・・・」

翔悟「いってみろや」

幹宏「半年前」

翔悟「半年はなしてねえのにつきまとってるとかもうアウトだろ。はい逮捕」

幹宏「うるさいですね。佳奈を見るのに集中してるので黙っててください」

翔悟「おめえみてんじゃねえおれがみんだよ」

幹宏「あなたがみると汚れます」

翔悟「んだとこら」

幹宏「あっ佳奈がネギで悩んでる!」

翔悟「なに!」

佳奈が野菜売り場でネギを見比べてなやんでいる

翔悟・幹宏「かわいい・・・・・」

二人は互いを見合う

翔悟「かわいいとかいうんじゃねえ」

幹宏「なんですか言葉狩りですか」

翔悟「お前が言うと腹たつ」

幹宏「意味がわかんないんですけど・・・・ん?」

佳奈の後ろに怪しい男が近づいており、その男はスマホを取り出すと佳奈の方に向けてなにかしている

幹宏「なんか写真とってませんか・・・?」

翔悟「なんだと」

佳奈の言っていたことを思い出す

翔悟は腹を立て舌打ちをした

翔悟「あいつだろ盗撮野郎は。いってくる」

幹宏「えっちょっと」

翔悟は男の背後に近づき声をかける

翔悟「おいこら」

男は帽子とメガネとますくをしているため顔が見えない

翔悟「今撮ってたな貸せよ今すぐ消してやる」

男は凄まじいスピードでその場を抜ける

翔悟「あっちょっとまて」

追いかけるが男は見失ってしまった。

幹宏「男はどうしましたか?」

背後から追いついてきた幹宏が尋ねる

翔悟「だめだどっかいった」


近所を回るがみつからなかった。

翔悟「だめだ・・・どこいった・・・」

幹宏「佳奈のところにいきましょう犯人は佳奈が目当てなのでいずれ現れるはず。写真それほど取れてなかったっぽいいですし」

翔悟「まあおれもかんがえてた。いくぞ」

幹宏「絶対考えてなかったでしょ・・・」



佳奈が買い物帰りに歩いている

そこを二人でついていく

しばらくすると近くに男が現れた

翔悟「よしやっぱりな。」

幹宏「さっきにげられたんでゆっくりいきましょう」

翔悟「わかってるようるさいな。ってかおまえはいかねえのかよ」

幹宏「僕は体力がないんで」

翔悟「ちっなさけねえ」

翔悟はゆっくりゆっくり男に近く

男は写真を撮っているのに夢中でこちらに気がつかない

翔悟「よっしゃもう少し・・・」

その時男は片手をグーパーした。

翔悟はハッとした。

翔悟「正樹」

男はハッとして振り返った

翔悟の顔を見てまずいというような顔をした

幹宏もちかづいてくる

翔悟「おめえか佳奈さん盗撮してるの」

正樹「・・・・・・」

幹宏「しりあいなんですか?」

翔悟「ああ・・・バイト先の後輩」

幹宏「えっ・・・」

翔悟「おい。俺の佳奈さんかなしませてんじゃねーよこらなんでこんなことしてんだ」

正樹は黙ったままでいる

翔悟「なんとかいえよおい」

正樹「い、いいじゃないですか俺も好きなんすよ・・・」

翔悟「はあ?」

正樹「遠くからみてるだけで近づけないからせめて手元に写真とかほしいじゃないですか」

正樹「翔悟さんならわかりますよね。ちかづけないの」

翔悟「・・・・・」

正樹「でも俺のこと知ってほしいって・・・・」

翔悟「ばかだな」

正樹「はあ?っていうか翔悟さんもストーカーしてるじゃないですか。俺のこといえないでしょ」

翔悟「全然ちげーよ。」

正樹「はあ?どこがちがうっていうんですか」

翔悟嫌な気持ちをさせずにその子のあらゆることをみさせてもらうそういう感謝と誠意がおまえにはねえ。そんな気持ちがなければストーカーなんてすんじゃねえよ!!」

正樹「なにいってるかわからないですよ」

翔悟「すきなきもちがあれば傷つけることなんてぜったいしねえ。おまえはおまえのきもちしかかんがえてねえ。好きな気持ちがあるなら彼女を不幸にするようなストーキングするんじゃねえよ。」

正樹「・・・・・・」

幹宏「これはくやしいですが賛成ですね。あなたはおもいやりのないストーカーだ。考えを改めたほうがいい。愛のあるストーキングをするんですね」

正樹「すいませんでした・・・・」

幹宏「さあ警察がくるので観念してくださいね」



バイト先 ホール

慶太「まさか正樹がなあ」

一報が入り、正樹はバイトを首になった。

翔悟「まあ好きになるのはしゃーねえわ。佳奈さん超可愛いもん」

慶太「まあやり方がなあ」

翔悟「そうだな、あいつは間違ってたんだよ」

慶太「いやおまえもまちがってるけどな」

翔悟「俺は大丈夫だ。佳奈さんを守ってんだもん現に俺は捕まってない」

慶太「俺が通報すればいけると思うが」

翔悟「そういうのやめようぜ友達を売るような」

慶太「正しい通報内容だろ」

翔悟「まあちょっと切ないけどな。正樹がいなくなっちまったのは」

慶太「まあそうだな・・・そんで新しいバイト雇うらしいぜ」

翔悟「まじか」

慶太「そういえば今日の16時にくるらしい」

翔悟「もうすぐじゃん」

ふいにドアが開くき、男が入ってくる

幹宏「すいません本日からバイトで入ります鈴木と申しますが・・・」

翔悟「うえっ!!」

幹宏「え!!」

慶太「あれっ知り合い?」

翔悟「いやこいつこないだいってた元彼ストーカー」

幹宏「ストーカーじゃない。あなたでしょストーカは」

翔悟「ちげーよばかおまえだけだよ」

慶太「いや二人だと思う」

幹宏「っていうかなんでここに?」

翔悟「いや俺のバイト先だし」

幹宏「お世話になりました」

幹宏が外に出ようとすると翔悟が止める。

翔悟は邪悪な顔をして笑う

翔悟「いやーこれからはいってくれるんだよろしくね」

翔悟「これからビシビシ鍛えていくから覚悟しろよ」

幹宏「いやだ・・・・助けて」

慶太「職場にストーカー二人か・・・・」


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ストーキングナイト 奥田啓 @iiniku70

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