第10話 マキズシ

南 「恵方巻きって、色々しきたりがあって面倒よね」


三田「確かに。毎年方角とか変わるし、南南東とか言われてもって感じはするかも」


南 「まあでも、あの儀式めいた感じがご利益ありそうでいいんだけどね。吉沢くんは恵方巻き食べたりするの?」


吉沢「いや、毎年のように行われるスーパーの宣伝文句に乗せられるつもりはないから」


 縁起物さえも人間のエゴに結びつけてしまう吉沢くんは、ハロウィン以外にもトラウマを抱えてそうなので温かいものを与えようと思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る