2人の主人公と読者の3視点の間にある技術についての知識の差が、謎解きをさらに面白くさせています!発明の動機含め、全体的に明るく読みやすいストーリーでありながら、その裏で展開する陰謀に目が離せません!しかし、この作品の魅力は謎解きだけに留まりません。新技術にできること、できないことを日常の中で細かく描いており、リアル感あふれるSF設定から、現実世界での応用を想像するだけでもとても楽しめます!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(264文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(183文字)
近い将来実現しそうなアイテムを巡る物語。足の不自由な娘の為に開発したフルダイブ型ヒューマノイド。この開発に成功したことから物語が始まるのですが。かなり難解な設定を上手く表現し物語を展開している点が良き。SFものだとここがネックになることもあるのですが巧いです。更に序盤から敵役をちらついており今後の展開が楽しみです。果たしてどんな広がりを見せるのか?まだまだ序盤。読むなら今ですよ~是非是非~(第12話時点でのレビューです)
博士が少女のために作った新技術で歩く、という行為を擬似的にとは言え体験した際の表現がとても心にきます!ですが、やはりこれだけの新技術ということで、まだ序盤でありながらも不穏な気配が充満してきているのが、とても胸を締め付けてきます。弟子は弟子で常識人かと思っていたのですが、後を見ると、ついついおやっと思えるような展開となっており、色んな意味で先行きが不安でありつつも、どのような結末を迎えるか気になってしまう良作でした!
現実世界でHMD装着によるアンドロイド操作を行ったらどういう世界になるか、という物語です。ライトなタッチで読みやすいです。私の作品にもつながるテーマです。現実世界に主軸を置いたSFはカクヨムでは希少ですが、がんばりましょう!続きにも期待します!読めば読むほどさらに面白くなってきました。★3つにしました!