第5話

メニースターズ  私の旅団 第5話


「マリーさんよ私 ヤらせろっての いいじゃん変態なの知れてんだから 全く」

「諸事情で削った部分考えてないでしょ! 戦闘とか適当過ぎよねパンドラさん」

「はっは 9人分のセリフうまく振り分けないと、カオスになりますサーシャ君は」



翌朝からこれかよ オリジナルだって言ってんの 読者の皆様が主役ですからねー

基本は最初の3人ですがヒロインやヒーロー無双とは別路線ですので(ムリだろ)

宿屋で休息を終えたメンバーは呆れ顔をしながら身支度を整える(画像はないの)

今日は街のギルドに向かう予定なのだー だいじょうぶ 大丈夫よ 適当だから☆



                 

      ※ギルドの扉 ドンドンッ・・・出てこいや!(入れよな)


「おや、アンタら見ない顔だねぇ ヒッヒ しわ皺で悪かったねこの小僧共が!」

「婆さんだな・・・この方がギルドの主人なのか」怪訝な表情のレオと他の面子

「受付に決まってるだろう 青二才が あーアレかいお宅等、おーい客人だよ!」


「そんなにでかい声出さないで下さいアバさん 劣化不可避ですね、ふう 全く

え 私の名前ですかオックスですよ ギルマスの代理です 斡旋状の件ですね?」

「もう話は通ってるのか、成程 確かに適当だな」しんみりと頷くハイマ達だった


「あれ、団体客が来た うちのギルドに登録するのかな・・・見た事ない人達だ」

「へえ斡旋状だって? 軍部の関係者か 気の毒にな まあ俺等には関係ねーな」

「おいマジかー9人だぜ この後別室に通されるんだぜw 表に出ない案件でな」


何かの推薦と誤解したのか 小走りで一人の狩人らしき姿・・・手には書類らしき


                  

                 壁ドンッ

「ちょっと待った! 先週の感想をまだ皆に聞いてないわよ ゴブリン退治とか

ないっしょ~ 何時の流行よそれって伯爵の義兄で婚約破棄の裏工作、それね?」

「はぁ? いやいやw サーシャ君に凄まれても~ 新参に対するこの仕打ちで」

「やだぁ 別のグルメの予感だったりね~♪ オリーブさんの興味ソッチかもよ」


このギルドには魔物の討伐とは別の窓口がある様だ・・・尺を稼がなくてはな~

読者の皆様に語っていただける好機ではないだろうか 建物内の描写よろしくー

 外装は他の小道具屋に比べれば大きい方か、冒険者用の受付やクエストボード

基本のポーション類や登山にも使えそうなアイテム ギルドの受付、他には――

広さは結構ある方では 正面の奥側にも部屋は複数あるみたい 先にそちらで?

今は空腹ではない お決まりのエールをあおる場所も取り敢えずはあるんだろう

常連の言い分を聞かされそう 少し憂鬱な気分だ・・・大人しく奥へと通される



                ガチャリ(扉)

「ふっふっ 何よあなた方 投稿なんてしないんじゃ無かったの 遂に折れたか」


のっけから先制口撃 くっ 時代は常に進化している 焦るな 少し様子を伺うか


「先ずは文章の読みやすさからでしょ これが作品の流れに影響する要点の1つね

何も考えないで尻切れ文 汚ねーのなw 読者の事を意識していない 媒体による

しかしながらメジャーなサイトを考慮した場合その規格に合わせるのがベターなの

見なさい私の文面を、大体揃ってるハズよ 次に数字と漢字の使い分けはWEB版で

横なら今のままで左程違和感はないかしら これ、濁点の使い過ぎはNGでーすw

アクセント程度にしておかないと ウザくてイラついてくるから、な、な、なー?

お、わ、か、り、か、な 新参諸君~♪ 短編ばかりUPも避けられる罠かもよ~

ショート数話よりも熱の籠った中編、内容が優秀なら読み切りでも全然可能です」


「今ってアレがブームじゃん? 丁度ギルドの暇人達に試し読みさせてるのよ私は

・・・ちょっと! 先輩がアドバイスしてるんだからお茶でも淹れなさいって全く

全年齢ですって 青いわねーホント 書くか、遠慮してるかの違いよ 選ぶのでね

色々とオープンな時代でしょ 昔みたいにコソコソして楽しめるかってのー(w)

逆にそれで人気獲得した強者もかなりいますから 官能の先生は実力派なのよ実は

枯れないパッション、どのジャンルでも最も重要じゃないかしらこの辺 でしょ?

ランキングは上層が強いだけで中間部は入れ替わりよ 何処のサイトでも同じかな

小細工無しで流行の異世界恋愛でしょ この先暫くは 君はなれないだろうが~」



ちっ コイツ思ったより強敵の予感がする・・・先輩にお茶を淹れろだとよ 全く

画像使えないんですよ、この辺ですねやはり 臨場感の不足 漫画ならいい流れか

 へ? 続きを読ませろって はいはい分かりましたよ 同志が主役ですからマジ



   ※お茶をお持ちしましたお嬢様、ではごゆっくりと皆様方・・・チッ😠



「ずず ねえ君達さ 情報交換しない? 元々その為にギルド登録でしょ(えw

人気ある作者の内容眺めてるんだけど 意外と昼ドラ方式を参考にしてるのかな

登場人物はファンタジーでも中身が身内のごたごたとか、金の絡み、嫉妬心とか

普通に困難を乗り越えて純愛 または策略がバレてざまぁかな基本はー でしょ

これって異世界要素いらなくね? 魔法とかおまけ程度で済むよ実際 不戦なら

どっかんどっかんのバトルだと常連達に受けないみたいね最近は 舞台の脚本系

君等テキスト出身だから、小説は見えない部分を楽しむ系 苦戦必至だな貴様~」


 おのれ! 痛い部分をついてくるのは得意といった感じか 更に戦いは続く


「あーまだ短編しか出来ない勢がいるのね結構、今がチャンスじゃないかしら?

内容が良ければ評価取れるわよマジで 逆に超大作用意してます勢 ヤバいわね

現状は執筆にかけた時間に比例はしてない感 投稿数か月でコミカライズって何

やっぱり黎明期のベテランが一番強いのよね 経験 ノウハウ 作品の多様性

お薬読まなきゃダメかーw 古参ですよね確か ジャンル被らないから一強だろ

他にも太刀打ち出来ない先生おりますねえ おっと新参には重圧だったかな~?」


くっ 耐えろ・・・今はまだその時ではない 他に作品が用意出来てないのだ。


「ずずず まああれよ 某チートの様にはなるなと 自己責任ですからこの業界

1話で打ち切りは無いわ どんだけ敵意かったのか 濁す程度なら洒落で済むが

商業誌で喧嘩売るスタイルよ クルってるのかなー おっとうちら漫画とは別か

怖いわね事実、元ネタもろバレでこき下ろしはヤバい 炎上目的だったのかなと

これ笑えないから 他にも盗作されたとか言ってる人 裁判沙汰で負けたとか」


「だってさー似た様な設定はたくさんあるわけで、これパクられたとか 本当か

作中のセリフが全部被るハズないけど・・・被害妄想かなそれ 知らんけどね♪

車のデザインとかも スマホ、お菓子やラーメン 類似品の世の中ですから今は

大御所が言うなら分かるけどさー お前がそういうのならそうなんだろ? 的な

あー反撃とかせんでいいから、スルーイヤーね で、純愛は無理ですね君達!」


 するか~い 性格的にムリなんじゃい! 何で分かんねえだよ私のロマンが


「まあ今回は私の勝ちでしょ 常連を甘く見たら火傷するからマジ 甘くない」

「いやー貴重な意見でしたね 知らんけど」どこまでもニヒルなライオネル談。




                 ガチャリ

「ヤバいわあの女 粘着系だから関わんない方が無難でしょ」とヒロインの魔女

 「HEY 何文字稼げたの今の漫談で(違うと思うが2800だとさこの辺で)」

「あいつメジャーデビューしてないのに偉そうよね~ オリーブさん嫌いよ」

「俺達何しに来たんだ、ネタにされると不味いから端にいたが」流石の3人衆。



                  

「おや、今回の投稿は済んだのかい ヒッヒ 原稿持ってるなら見てやろうか?」


結構です!!! 


「手続きが終わりましたらちょっと別室の方へお越し頂けますか」とオックス氏だ


 マリー達一行は地雷原を回避してギルマスの待つ別室へと案内されるのだった


「どうも皆様、ギルド代表のイライザと申します 代理は私の叔父に当りますが」

「これは語例寧にマドモアゼル 私共はつまらぬ旅団でありますが」レオったら♡

「やー王道の挨拶か こういうのならイイ♪ 逃避行とか?」違うよオリーブさん

「こちらの別室では表に出てない案件だよ 予想通りね」代理のオックスだった。


 「悪いがオックスさん俺はこの辺で失礼するよ 特別依頼の件は忘れてくれ」


先に案内されていたと思われる長剣を腰に掛けた冒険者が部屋から出ていく所だが

どうやらマリー達は特別に優遇されているのとは別の様である(お仕事ですから)


「そうか、了解した 強制は出来んさ また今度別件でお願いしようか では」

「・・・斡旋状を受け取っております 拒否権を行使されてはと大変危険かと」


 「待った、マスターのピジョン忘れてないだろうね君等はー(ジト眼)w」

                 

 いやーキャラ見えないのは痛恨だわ 有志諸君はご理解いただけると思うが

マリー達は関所を強引に破っている、依頼を断った場合は牢獄行きが濃厚だとさ

                 

「成程、一般の冒険者は受けてくれぬ任務だと 極秘かな」ハイマと仲間達だが

「HEYユー 内容の方を伺ったら どうもオリジナル臭なのよね(当然ですよ)」

「皆様はネクロス皇国の内情をご存じでしょうか 私が説明で文字を稼げと・・・

失礼しました、先代の皇帝は既に退居しております 今現在はご子息のルドン様

国民にはこれが定説の現状です、ですが・・・宜しいでしょうか 噂なのですが

実はルドン様は正式な王位継承をお持ちかは疑わしいと 既に戴冠は終えてますが

父上のジェラール前王の奥方様とは別の女性 この先は言わずとも良いですね?」


「ちょっとー ドロドロ展開に巻き込む気でしょアナタ」苦笑のマリー大魔導士だ

「ありゃ これサーシャ君が想像したのと違うみたいですね 正式じゃないと?」


※諸先輩の意見を取り入れた方がいいとの回答 基本はハイファンタジーですので

マリー達は、アドラ団と名乗る関所の警備兵は破っている 皇国の領土は広いのだ


「実はね・・・オックスですよ 顔グラが欲しいですね残念です、続きは私からと

戴冠式は国民全てが祝福したのではありません 表向きはジェラール様の後継です

最大派閥のルドン様ですから、大奥様は数年前にご病気で急逝されているのです」

急に小声になるオックス「・・・盛られた可能性があると 他言は無用で 憶測で

本来なら継承権は本家のレッツィ様の予定だったとね 失脚したという事ですかな

両名とも血筋は引いております 結果は分家が皇国を発展させていく 宜しいか」


「ちょっと待ってくれ 本家の子息はご存命なんだろ 父も高齢だが健在だ」レオ

「大奥と周りが絡んでいたと 憶測と言ったかな、成程」大河ドラマかな 義信。

「最大派閥がルドンだと 私兵はどちらだったのか関所の」理解の早いハイマさん

「皆様は皇国の領土外からやって来た、お強いとの書面内容 ベラ様はレッツィ派

これも噂に過ぎないのですが お若い頃に恋沙汰の関係が囁かれていた、お2人は

身分差がございます、通常なら認めないでしょうね 実は私、イライザは王族です

遠縁なのです 旧家の家系ですが権力はございません(知人がその流れで行けと)



※構想的にこれが今読者が求めているシチュエーションだってさ、暫くこの流れか

私の原案とは少し違いますがより楽しめるならこの方向で プロット変更ですかね

他の有志もこの辺はご理解ください、アドリブが求められます 次世代の物語では



「大まかな内情はこれぐらいで、ギルドの依頼は現皇帝ルドン派の戦力を削ぐ事、

獣兵団の編成を目論見中なのですよ・・・この街から東の小島でね」オックス氏。

「獣類は気性が荒く一般には懐かない 表向きは街への被害対策 私兵はまずいと

領土拡大の汚れ仕事をレッツィ様の部隊が担当されられている理不尽」イライザが

「断れば牢獄行きかな 成程、部外者ならば使えるとさ」軽くため息のレオだった

「我々は元々皇国の内情とは無縁だ 派閥争いとはな」屈伸しながら一瞥のハイマ

「私は和風を期待したのだが、意見を取るならこうなる訳かな」式札に一筆の義信


「小島側に陣取る警備隊はアドラ団ではありません 皇帝ルドンの配下になります

正規の皇国部隊は{バロン}これで納得されるかと、先に準備金をお支払いします

皆様の出方次第で情勢が動くかも知れませんね 私からは以上です」とイライザだ



「マリーさん絶対脇役だわこれー ヒロインでしょ 私が」既に疲労の大魔導士だ

「HEYユー 泥沼劇予定してないでしょうね 街の治安部隊かしら、パンドラさん」

「あらーオリーブさんはこの路線でイイと思います!」やる気の出た一番槍だった


   一行は宿に戻り出撃の準備に入る 東の小島で待ち受ける展開は――

            第5話 4815文字 某日 (続)


          

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