.11 十八年への応援コメント
高校生の頃に「ヒーロー・チェーン」を知ってから18年、人生の半分以上をヒーロー・チェーンが現れるまで費やしたのは凄い執念ですね。
兄に含むものがあったのは分かっていましたが、表面上は淡々と生きつつ激情を隠していたとは。
場合によっては小鳥遊さんも危険なことを分かっているのに、前半の小鳥遊さんへの冷淡な感情も切ないような。
悲願の前では小鳥遊さんももはやどうでもよかったのでしょうね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
この話全体において最後のバラしに主を置いてまして、主役となる彼は本当にただその十八年抱えていた感情のみで生きてきたので、それ以外のものに対しての思いっていうのは上辺も上辺、本当の為の嘘なんですよね。
だから、小鳥遊さん含め全てが「どうでもよかった」であり、そんな感覚で生きているから兄への劣等感やら父に認められてないなど抱いてしまったんでしょうね。
.7 アイデンティティへの応援コメント
独特の設定で、あらすじから面白そうな雰囲気がありましたが、やっぱり面白いです。
このエピソードでは学生時代から固有名詞ではなかった男が、それぞれの代名詞に相応しい振る舞いをして生きてきたけど、結局自分が何なのか分からなかった苦しみのようなものを感じさせられますね。
もしかしたら、愛深さんの方を選んでいれば名前を獲得できたのかもしれないと思いますが、愛深さんからも「パパ」と呼ばれていましたし、どちらにしろ彼にはこのような結末しかなかったのかもしれません。
色々考えさせられる面白さがあります。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そうなんですよね、このエピソードの主人公の選択は結局自分が何者なのか分からないという虚無感から来るもので、そこに自己犠牲は選べなかったんですよね。
だから、自分が何者であるか何者であるべきかを理解出来た時、別の選択肢を選べていたのかもしれません。
そういうifも用意してますので、お楽しみ頂ければ幸いです。
編集済
Ep.4.12 皆の笑顔の為に Ex.変身への応援コメント
ああ、そういうオプションがあったんですかー!
なるほどです!いや、あまりに救いが無さすぎるなと思ってたんですよ。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
あくまでイレギュラーな抜け穴ということで、いつまでヒーローとして戦い続ければヒーロー・チェーンが終焉を迎えるかまではわからないのですがね。
Ep.4.12 皆の笑顔の為に Ex.変身への応援コメント
そだいー!!!!!!!
(´・ω・`)シュン
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そだいーは、ヒーローになっても死なないのですが、いつ終わりが来るかも戦いに巻き込まれた形になりました。
ヒーロー・チェーンを終焉させれるとしたら彼のようなイレギュラーだけです。
皆の笑顔の為にその無間地獄みたいな戦いをしてますので、笑顔でいてあげてください。
編集済
Ep.2.9 虚ろに揺らぐ Ex.希望への応援コメント
こちらのほうが個人的には好きですが救いようのなさは……ありますね
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
翔と滴、どちらを選ぶのか難しいところだなと自分で書いといて悩むところでした。
というのも、昔書いた際は本筋ルートみたいなものかあったのですが、この小説版にした際に見事にそこを外れてしまいまして(笑)
昔の本筋ルートだと、翔を選んで翔がヒーローになってました。
編集済
.12 皆の笑顔の為にへの応援コメント
うげー、そうなるんですかー。
因果な話ですよねー。
病院の女子高生は次のエピソードのお膳立てですかね。愛深には痣なかったはずなんですが。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
そうなるんですよねー、理不尽極まる話ですよねー。
愛深の痣の有無、覚えていて頂けてましたか。
次のエピソードというか後ほど書く予定の別分岐のExエピソードとして明かす予定なんですが、実は心結と同じ、ある行動を取っていたんですよね、愛深も。
Ep.4.12 皆の笑顔の為に Ex.変身への応援コメント
そだい……!
面白かったです。本編の救われなさも悲痛ですが、EX版もそれ以上に救われなかったり救いがあったりと色んな物語を楽しむことができました。
個人的には「Ep.2 恋人」のEX版が印象的です。
同じ死という選択でもそのタイミングによって、満ち足りて死ぬか恋人に見放されて絶望して死ぬかの結末の違いがでるのは残酷ですね。
逆に「Ep.1 家族」のパパはEX版で死の瞬間に何者かになれた気もします。
興味深い設定と重いテーマが両立していて楽しめました。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
Ex含め最後まで読んで頂き嬉しく思います。
この作品が、小説として始めて途中で止まり、ノベルゲームとして生まれ変わり、そしてまた小説として書き直した、というややこしい経歴がありましてそういうわけでExなんて別ルートが生まれました。
なので、単純に本ルートの救いであるとか逆パターンという位置づけでは無く”別”というものであると楽しんでいただけたなら幸いです。